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使いこなせなかったフランスのカーナビ

2008-06-21 07:18:02 | 旅行のヒント

分からないことだらけで絶望的になる

 フランスのレンタカーは今回(6月上旬)で2回目、イタリアでは車を10回借りましたが、未だに分からないことだらけで道に迷い、絶望的になる瞬間が何回もありました。

 アメリカでカー・レンタルして運転するのはまったく楽で、何の問題もありません。

ところがヨーロッパでは、番地構成がわかりにくく、ナビゲーシヨンの操作(所番地の入力がうまくできない)が複雑で分かりません。

 おまけに、パリ・シャルルドゴール空港の返却場所が異常に分かりにくい場所(空港駐車ビル内)で、失敗のぐるぐるまわりを何回やっても到達できず、絶望的にさえなりました。

 これも、前回(昨年7月)に続いて2回目。呆れ返った妻は、“行く方向に「Hertz」と画いて矢印を付ければ何でもないことなのに、どうして画かないのだろう?”と不思議がります。まったく同感ですが、こんなに簡単にできる改善を、しかも皆が大迷惑しているのに、当局はなぜ放置しているのか、本当にまったく理解できません。

レンタカー・スタッフに入力してもらったのに誤誘導

 ドライブの初日。ユニクロがフランスに出店した1号店を見ようと思い、ラ・デファンスのモール、レ・クワトル・タンをナビに入力しましたが、うまくできません。ナビの操作は車を借りた際に教わってはきたのですが、とてもむずかしいのです。

 さんざん迷って、ようやく辿り着きました。「こんなことではこれからの1週間は迷う日々になってしまう」と考え、面倒なことですがもう一度空港のハーツ返却場所に戻り(これも一度では到達できず)、スタッフに入力を頼みました。

 これから宿泊する3箇所のホテル住所の入力です。その入力を見ながら教わろうとしたのですが、フランス語が話せず意思が伝わらず、一方、彼は入力に必死で教える余裕はありません。

 それでも3つのホテルをどうにか入力してくれました。

 こんな余分な道程と時間を費やし、しかも彼の入力はいい加減だったので、宿泊地のオーセール(Auxerre)のホテルに着いたのは夜の9時ごろ。

 まったく、苦難の一日でした。

 レンタカー会社の係員でさえ、ホテルの入力がきちんとできません。この結果、次のリヨン(Lyon)のホテルには「奇跡的に」到達できましたが、その次のオルレアン(Orleans)ではまた絶望。ようやく、とても親切な薬局で教わって救われました。

観光パックツアーほど楽な旅行はないけれど

 イタリアでもフランスでも、レンタカーで動くのは「もうやめた!」と言いたいほど難儀です。

 これに比べれば、観光パックツアーほど楽な旅行はありません。しかし、知らない町や村を自分で好きなように訪ねたい私たちには、やはりドライブ旅行しかありません。

 パリ空港から列車で地方都市へ行き、そこから、たとえばリヨンの地下鉄網であちこちへ行く方法もあります。しかしこれでも、知らない町や村を自由に訪ね回ったり、見かけた店やモールに入ったりはできません。

 こんなわけで、カーナビの住所入力の難儀をどう克服するかが、次回旅行の大きな課題です。

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 今回借りたのはベンツ。「オートマチック車」で予約しておいたプリウスがマニュアル車で、結局、ベンツになってしましました。

 「フランスの村々」の一つ、人口80人というシャトーヌフに入った所で、ベンツを撮影しました。


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