疲れが2~3日後に出る年齢に
高齢になると、庭仕事や片付けものなど、その場ではそれほど苦労を感じないでやれたのに、2~3日あるいは数日してから体がひどい状態になって苦しみます。
この体験談が新聞に載っていました。筆者の年齢は分かりませんが、私は76歳。まったく同感です。
若いころは、どんなに疲れても一晩寝れば直ったものですが、今ではとてもそうはいきません。
70歳を過ぎたころからだと思いますが、何かで疲れた時に、その疲れが2日後まで残ることに気が付きました。
ところが76歳になると、3日、4日、さらには1週間も「疲れ」が残ります。
ところで「年寄りの冷や水」とは、「老人に不相応な、危ないことや差し出た振る舞いをすること」。「老いの木登り」とも言うそうです。
年寄りが冷水を浴びるような、危ないことを指しています。
外国旅行の疲れが1週間残る状態に
6月上旬にフランスを個人旅行しましたが、この疲れが5日から1週間残りました。以前は、せいぜい2~3日もすれば元に戻ったのですが、今回は妻(64歳)も、“どういうわけか5日経っても体が辛い”と言います。
妻と私の場合は、旅行から帰ってもすぐに自分の仕事をしようとするので、余計に「疲れ」が負担になります。
とは言っても、何もしないでいても疲れは取れないと思いますが・・・。
「疲れが後から出てきてひどいことになる」という新聞の記事。まったく同感です。
2~3日後の「疲れ後遺症」になられないように、冷や水を避ける生活が大事になりました。
10年程前頚椎症になり、5年前には腰の椎間板ヘルニア、これらはいまだに苦しんでおりますが、更には前立腺癌の疑い、とどめは昨年、冠動脈狭窄が数箇所見つかりました。
中小企業ゆえ超低空飛行を続けており、これでは疲れが取れないのも無理ないなぁと自分に言い聞かせております。
若い頃は、それなりに安楽な老後を夢想したこともありましたが、It's Impossible Dream!
お体もすっかり快癒され、フランス旅行も楽しめる。それは幸せな疲れですね。