阿智胡地亭のShot日乗

日乗は日記。日々の生活と世間の事象記録や写真や書き物などなんでも。
1942年生まれが江戸川区から。

東日本大震災が起こった翌年の [ 2012年07月01日(日)の阿智胡地亭の非日乗ブログ ] 再掲載

2024年08月01日 | 東日本大震災ブログ
2012年07月01日(日)
 
福島原発4号機プール冷却再開
 
福島4号機プール冷却再開 一時42・9度まで上昇
2012年7月1日 17時09分 東京新聞(共同通信)

 東京電力福島第1原発4号機の使用済み燃料プールの冷却装置が故障、停止した問題で、東電は1日、応急的な復旧作業を行い、午後3時すぎに冷却を再開したと発表した。冷却再開時点で、水温は42・9度まで上がった。

 冷却装置は6月30日午前6時25分ごろに自動停止。停止時の水温は33・3度で、10度近く上昇したことになる。4号機プールでは6月4~6日にも循環水ポンプの故障で冷却が停止、水温が42度まで上がるトラブルがあったばかり。
 
欠陥軍用機の正式契約を決めた野田政権
 

 欠陥品に巨費投入の愚
MSN産経ニュース
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/120701/plc12070103290006-n1.htm

消費税増税を柱とした社会保障・税一体改革関連法を舞台回しとした民主党の分裂騒動に国民の目が奪われている間に、野田政権は最新鋭ステルス戦闘機F35という、

2019年まで空を飛べない巨額の欠陥品の調達契約を決断した。

米軍と英、カナダ、オーストラリア、イタリアなど同盟国は、調達計画の中止や見直しを決めている。

「機体に多数の亀裂で調達延期は不可避」(デンプシー米統合参謀本部議長)、「(実戦配備できる)量産計画は未定」(シュワルツ空軍参謀総長)、

「トラブル続きで価格高騰は必至」(カーター国防副長官)、「開発完了前の生産着手は失敗」(ケンダル国防次官代行)、「開発計画に深刻な懸念」(ギルモア国防総省局長)。

⇒ざっと挙げただけでも、この1年あまりで、これだけ多くの米軍首脳が警鐘を乱打してきた。

米国の関係者が次々と上記のような疑問を呈し、かつ、各国も計画の修正を行っている中、開発、実戦配備に暗雲が立ち込めているF35を、

首相が増税にに政治生命をかけるほど金がないのに、なぜ漫然と導入しようとするのか、まったく理解できないですね。

税金は取れるところから取れるだけ取り立てつつ、放漫な支出は批判されても見直さないのは、正に「悪政」そのもので、許されないことだと思います。

日本の航空戦力がいかに充実したものになるかという、重要な問題であり、国民の関心を更に高め、F35導入計画の白紙化、選定の見直しを、今後、実現する必要性を強く感じます。

引用元

☆「主権在官」の戦後日本。政権が自民党であろうが民主党であろうが時の政権を巧妙に洗脳して、官僚の掌の上で踊りの振り付けをするのは、アメリカスクールの日本の各省の官僚たち。

学校の授業では日本は戦争に負けて、「主権在民」の民主主義国家になったと習ったが、なんのなんの実態は官僚に主権を握られた主権在官の国家になったということだ。

その官僚が守りたい国家機構をそのまま維持するには、財務省も外務省も防衛省も、アメリカさんの言うことを唯々諾々と聞くのが一番だ。

「臥薪嘗胆、捲土重来、次は勝つ」の思いは戦後の日本の官僚には全くない。日本を独立国家として維持する為に、

第二次世界大戦で亡くなった310万人の日本人は今のままなら浮かばれない。

戦前の官僚は「天皇陛下の官僚」だった。戦後は官僚の主人は天皇陛下ではなく、勿論国民でもなく『官僚の主人は官僚』になった。

 
 
陸山会事件の検察虚偽報告書について ヤメケン弁護士落合洋司のブログから
 
■[刑事事件]元特捜検事を減給処分=当時の特捜部長も懲戒―陸山会事件の虚偽報告書で・法務省 16:21
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120627-00000090-jij-soci

「陸山会事件の虚偽捜査報告書作成問題で、法務省は27日、報告書を作成した元東京地検特捜部の田代政弘検事(45)=現法務総合研究所=を減給処分とした。
報告書の作成を指示した佐久間達哉元特捜部長(55)についても、監督責任を問い、戒告の懲戒処分とした。」

⇒私は、報告書を作成した検事は戒告、上司は厳重注意程度と予想していたのですが、あまりにも軽すぎると法務省は考えたのか、それぞれ、1ランク重い処分に「格上げ」されましたね。

 とは言え、あれだけのことをやらかしておきながら、この程度の処分で、しかも、刑事事件については不起訴で誰にも何の処分もない、ということですから、良識のある国民の多くにとっては、到底納得できるものではないでしょう。


そもそも、小沢氏やその秘書を、何年にもわたり追いかけまわすという、異常な捜査が行われた上、小沢氏の刑事責任は問えないという検察庁としての最終結論が出た後も、検察審査会で起訴相当議決が出たことを、現場では千載一遇、起死回生の大チャンスと見たのか(おそらくそうでしょう)、虚偽捜査報告書は作成する、特捜部長自らが筆をとり(実際は、筆、じゃなくてPCを操作して、ですが)小沢氏の怪しさ、嫌疑を強調する捜査報告書まで作成するなど、検察審査会の2度目の起訴相当議決を強力に推進する動きを、特捜部という組織をあげて行なっていたもので、そこには、真実の前に謙虚でなければならない、公益を代表する立場にある検察官として検察審査会をミスリードせず検察庁という組織が下した判断を正しく、正確に伝えなければならないという姿勢はまったく認められません。

虚偽捜査報告書の作成経緯は、録音内容も含めかなり明らかになっていますが、裁判官、検察官も経験した弁護士でもある前法務大臣ですら、意図した上での虚偽報告書作成という心証を持つほどのもので、それにもかかわらず、不起訴、懲戒処分もこの程度のお茶濁しでは、正義はいずこに、という虚しさしか残りません。

こういった、いい加減で中途半端な処分は、当然、厳しく批判される必要がありますし、今後、不起訴処分については、検察審査会で審査され、かなり高い確率で、起訴相当という議決が出ることが予想されます。最近、良いところのない、ぱっとせず冴えない検察審査会ですが、たまには良い仕事をしてもらいましょう。

引用元
 
 
 
増える一方の個人デモ参加者  永田町
 
【官邸前ドキュメント】永田町を揺さぶる市民の抗議
オルタナ 6月30日(土)11時32分配信

「人々の声を聴け」首相官邸前で抗議する参加者=29日夜、首相官邸前で




首相官邸前での関西電力大飯原発の運転再稼働に対する抗議行動が、ついに主催者発表で約20万人(警察発表で2万人弱)に達した。政党などに組織されない雑多な市民の直接行動が、永田町を大きく揺さぶっている。

同行動は市民らで作る「首都圏反原発連合」が、ツイッターなどを通じて毎週金曜日に呼びかけているもので、野田首相の8日の再稼働宣言以後、参加者数が急増。今回は開始時刻の午後6時以降、4万5千人が集まったとされる先週22日を上回る速さで、参加者が官邸前を目指して歩道に長い列を作った。

列の最後尾は霞が関付近に及び、みるみる伸びていく。「フェイスブックで今日の行動を知った。ずっと来たかった」と話すのは、都内の会社からの仕事帰りという男女ペア。ワイシャツ姿の男性2人は、何と勤務中にもかかわらず職場を抜け出してきたという。

国会議員も無関心ではいられない。抗議の現場にはおなじみの野党党首はもとより、民主党の川内博史衆院議員、三宅雪子衆院議員、みんなの党の川田龍平参院議員らも次々と姿を見せた。

増え続ける参加者は午後7時半頃、ついに計6車線ある車道いっぱいにあふれ、官邸前を埋め尽くした。現場は一時騒然とした空気に包まれたが、同40分頃に主催者が「今日ここに10万人が集まっても原発を止められないが、これだけの人々が集まったのは事実。さらに多く集まるため、今日は解散しましょう」と呼びかけると、参加者は30分ほどで整然と歩道に引き上げた。警備にあたる警視庁が強圧的な規制を行わなかったことも奏功し、けが人や逮捕者はゼロだった。

川崎市在住の68才の男性は、末期がんをおして杖を突きながらの参加。「原発事故が起きたことに痛恨の念があるが、指揮系統もないのにこれだけ人々が集まった。若い人も多い。この運動は本物だ」と感慨深げに語った。(オルタナ編集委員=斉藤円華)
 
 
141人の尿からセシウム 福島の乳幼児2千人測定 

2012/06/30 18:19 共同通信

福島県内に住む0~7歳の乳幼児2022人の尿を民間の分析機関「同位体研究所」(横浜市)が測定した結果、141人から放射性セシウムが検出されたことが30日、分かった。

うち3人が尿1キログラム当たり10ベクレルを超え、最高は4歳男児の17・5ベクレル。残る138人は10ベクレル以下で最低は0・1ベクレルだった。

専門家は、東京電力福島第1原発事故の影響で体内に取り込まれた可能性があると指摘した上で「人体に影響があるレベルではないが、どのような経路で取り込まれたのか調べる必要がある」と話している。10ベクレルを超えた3人はいずれも自家栽培の野菜を食べていたという。
 
 
世界も心配している福島4号機の燃料プール 冷却装置動かず水温上昇
 
予備の冷却装置起動できず 福島4号機の燃料プール
2012/06/30 19:07 【共同通信】

 東京電力福島第1原発4号機の使用済み燃料プールの冷却装置が停止した問題で、東電は30日、予備として設置されている別系統の冷却装置も起動できない状況にあると発表した。プールの温度は急上昇していない。東電は原因を調べている。

 冷却装置は同日午前6時25分ごろ、システムの異常を知らせる警報が鳴って自動停止した。本来なら予備の装置を使って冷却を再開させるが、何らかの原因で起動できなかった。

 30日午後4時現在のプールの温度は35・8度で、1時間当たり約0・26度上昇している。

☆消費税問題も吹っ飛ぶような、破局の前触れでなければいいと心底思う。
 
 
使用済み核燃料のトイレはいまだにないまま
 
中間貯蔵施設 基本設計めど立たず
6月30日 12時1分 NHKニュース

原発事故で広がった放射性物質の除染で出る土を保管する中間貯蔵施設について、国が来月から予定していた基本設計を始めるめどが立っていないことが分かりました。設置場所の選定を巡る国と福島県の自治体の協議が難航しているためで、国の工程表に遅れが出る可能性が高くなっています。

除染で出る土などを保管する中間貯蔵施設について、環境省の工程表では、今年度中に設置場所を選定し、平成27年1月以降に土などの搬入を始めることになっています。

環境省はことし3月、福島県の大熊町、双葉町、楢葉町の3つの町に施設を建設する考えを示し、理解を求めてきました。

しかし、協議は難航し、いずれの町の同意も得られていません。
このため、国の工程表で来月から予定していた施設の構造や規模、それに工事の費用を算定する基本設計を始めるめどが立っていないことが分かりました。

事前に必要な候補地の地質などを調べる現地調査も、地元の了承が得られておらず、工程表に遅れが出る可能性が高くなっています。同意が得られない状態が続けば、用地の取得や施設の建設など計画全体が遅れるおそれもあります。

これについて、環境省は「中間貯蔵施設ができなければ除染が進まない。施設の必要性に理解が得られるよう繰り返し説明に努めるしかない」と話しています。

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