与謝野晶子(1878~1942・大阪生まれ) ――旅順口包囲軍の中に在る弟を嘆きて あゝをとうとよ、君を泣く、 君死にたまふことなかれ、 末に生れし君なれば 親のなさけはまさりしも、 親は刃をにぎらせて 人を殺せとをしえしや、 人を殺して死ねよとて 二十四までををそだてしや。 堺の街のあきびとの 旧家をほこるあるじにて 親の名を継ぐ君なれば、 君死にたまふうことなかれ、 旅順の城はほろぶとも、 ほろびずとても、何事ぞ、 君は知らじな、あきびとの 家のおきてに無かりけり。 君死にたまふことなかれ、 すめらみことは、戦ひに おほみづからは出でまさね、 かたみに人の血を流し、 獣の道に死ねよとは、 死ぬるを人のほまれとは、 大みこゝろの深ければ もとよりいかで思(おぼ)されむ。 あゝをとうとよ、戦ひに 君死にたまふことなかれ、 すぎにし秋を父ぎみに おくれたまへる母ぎみは、 なげきの中に、いたましく わが子を召され、家を守(も)り、 安しと聞ける大御代も 母のしら髪はまさりぬる。 暖簾のかげに伏して泣く あえかにわかき新妻を、 君忘するるや、思へるや、 十月も添はでわかれたる 少女ごころを思ひみよ、 この世ひとりの君ならで あゝまた誰をたのむべき、 君死にたまふことなかれ。 ――『明星・1904年9月号初出』―― |
2012-11-17 たまたま私がシンガポールへ来る、ということで、夕方、マリーナベイサンズの近くのカフェで会って話しました。 、一種の裁判官的に振る舞い慎重に起訴をするというやり方でやってきて有罪率も高く、裁判所も、そうした捜査の結果に大きく依存して判断してきたこと (それ故に有罪率も極めて高く推移してきたこと)や、うした在り方が、最近になって、裁判員制度の導入や警察、検察不祥事の続発、 冤罪事件の発覚などで国民の捜査不信が高まり、証拠収集(特に供述証拠獲得)がますます困難になる中、捜査による真相解明機能が低下し 、裁判所も捜査機関に対して厳しい目を向けるようになって無罪事件も徐々に増加しつつあることなどを話しました。 厳しい批判が巻き起こっているのだろうという見方も示しました。 大胆に進める必要があるが、ただ単に、取調べを罪悪視するのではなく、かつての吉展ちゃん事件(身代金目的の誘拐事件)で 、迷宮入り寸前のぎりぎりのところで被疑者の自白から事件が一気に解決したように、良質の供述、自白の証拠としての重要性は今後も変わらず、 いかに良質で信用性のある供述、自白を、人権保障とも両立させながら図って行くかが真剣に検討されなければならない、といったことも話しました。 日本の刑事司法が直面する問題をリアルに理解してもらうことにつながることを願っています。 |
記者の目:震災・原発事故と科学=永山悦子 日本には自然科学、人文科学の科学者が約80万人いる。だが「3・11」後、彼らの存在感は薄かった。 科学者が行動し、知見が危機時に生かされるための改革が必要だ。 徳島大講師として放射線防護を研究していた佐瀬さんは、原発事故直後の昨年3月末から福島県に入り、 住民の被ばく状況を調べるスクリーニング活動に携わった。 全国の研究機関は教員を派遣したくてもできない状態。佐瀬さんは独自に福島県に掛け合って支援要請を取り付け、現地入りした。 被災地のために変えた科学者も多くはない。そんな中、徳島大は今春、佐瀬さんらの活動が縁となり、福島県白河市と支援協定を結んだ。 「今働かなくてどうする、という気持ちだ」と話す。 |
白書は、原因として「リスクへの事前対応が不十分だった」、さらに緊急時に専門家が知見を的確に提供できなかった点を挙げた。
一方、科学者ら専門家への調査では、「国民は専門家の発言を信頼している」と思う割合(44%)が、
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被ばく防止対策を学ぶ 福島市民のベラルーシ視察団 11/23 11:18 【福島民報】 こちら アドバイザー1月にも意見交換 放射線や医療 11/23 11:17 【福島民報】 こちら 郡山市が東電に賠償を請求へ 11/23 11:17 【福島民報】 こちら 喜多方市が東電に賠償請求へ 11/23 11:16 【福島民報】 こちら 県内放射線量の指標、目標値を明確に示さず 11/23 11:16 【福島民報】 こちら |
2012年11月23日 09時50分 名護市辺野古への移設を決めたことは記憶に新しい 鳩山政権は県民を混乱、失望させ、怒らせただけのようにもみえるが、この国の根っこの部分をつまびらかにしたと思う 「県外移設」に対し与野党、官僚そして大手メディアが示した拒否反応に憤りを通り越し、情けなくなった 実際、政党代表が「核兵器の研究」を公言しても大きな問題にはならない。国全体の空気が変わろうとしている 、独特の感性で国の現状に危機感を抱いていたのかもしれない。(平良武) |
「フクシマの嘘」を作成したヨハネス・ハーノ氏のドキュメント番組 翻訳文: http://kingo999.blog.fc2.com/blog-entry-991.html 翻訳者:無限遠点 http://donpuchi.blogspot.jp/ |
<公明>山口代表は否定的 自民の公約「国防軍」へ改憲 「今の憲法を基本的に尊重したい。専守防衛に徹する限り自衛隊の存在は合憲だと考えており、 長年定着した自衛隊の名称をことさら変える必要性は今はない」と否定的な考えを示した。 必ずしも改正が必要とは考えていない」と反論。 |
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