阿智胡地亭のShot日乗

日乗は日記。日々の生活と世間の事象記録や写真や書き物などなんでも。
1942年生まれが江戸川区から。

特集ワイド:この国はどこへ コロナの時代に 評論家・佐高信さん 「信じる」より疑え - 毎日新聞

2020年04月25日 | SNS・既存メディアからの引用記事
一部引用・・・ 今から30年ほど前、宮本氏は役所内で後輩から「今週はすしを食べに行かない方がいいですよ」とささやかれた。なぜかと聞けば、「生エビにコレラ菌が発見され、もう市場に出回った」と後輩は答えた。「なぜ公表して、警戒を呼びかけないのか」と重ねて尋ねると、「上層部」が発表しないと決めたからだという。幸いにして患者は出なかったが、上司に「対応がおかしいではないか」と抗議したところ、逆にたしなめられた。
 「考えてもみろ、1カ月ほどすし業界や料亭にお客が来なくなれば、経済的なロスは計り知れない。40~50人のコレラ患者なら、入院させて治療しても経済的な負担はたかが知れている。もうちょっと大人の発想をしなければ役人として生きていけないよ」
 佐高さんは「まるで今回の状況と同じじゃないですか」と激しい口調で言う。「パニックや混乱を起こしたくない。経済は悪くしたくない。そして自分の出世を邪魔されたくない。そんな官僚や彼らに乗っかる愚かな政治家たちにとって、『国民の命』は二の次なんですよ。危機の中では、その正体が露骨に表れる。今回だって、まずは東京オリンピックの開催が最優先だったから、感染防止の対応が遅れたのではないでしょうか」
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