阿智胡地亭のShot日乗

日乗は日記。日々の生活と世間の事象記録や写真や書き物などなんでも。
  1942年生まれが東京都江戸川区から。

ブラームス 交響曲第一番ハ短調  芸文センター大ホール

2010年06月17日 | 音楽・絵画・映画・文芸
定期演奏会には必ず行くという友人に誘われて、交響楽を聴きに行きました。はじめは小柄で華奢な学生の演奏だなあと思っていましたが、休憩後の三番目の演奏曲目「ブラームス 交響曲第一番ハ短調」が始まるとそんなことは関係なくなり、演奏にひたりきりました。学生が演奏していることはどこかに吹き飛びました。客演の指揮者のもと渾然一体になった演奏家たちは、自分たちも楽しみ、会場の聴衆を楽しませてくれました。終わったとき自分も自然に大きな拍手を続けていましたが、会場の拍手も長く鳴り止みませんでした。初めて通しで聞いた「ブラームスの交響曲第一番ハ短調」は、帰りの道でも頭の中で響いていました。

いつものワンコインコンサートの聴衆はマチネということもあって60歳以上の女性が80%、男性が20%ですが、今回は老若男女全年齢ゾーンをカバーしていました。楽団員の家族友人知人が来場しているのかなと思いました。それにしても大学の交響楽団が定期演奏会を187回も継続しているとは驚きました。年2回の公演としてほぼ90年!先人が作ってきたこのような路線に乗れる学生は幸せだなと思いました。
Tさん、誘っていただいてありがとうございました。おわったあと飲んだ西宮北口の居酒屋「ふじや本店」は活気があって良かったですね。
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