あびこ雅浩の日記

仙台市議会議員あびこ雅浩の活動日記。

決算審査委員会8日目

2014-10-02 | 国際・政治

11【土木費】続き3日目
・杜の都防災力向上マンション認定制度について
ハード面、ソフト面の2面あり、決算年度は6件今年度はまだ3件のみ。

分譲マンションの防災マニュアル策定状況、地域版避難所運営マニュアルは8月末で指定避難所191カ所のうち93ヵ所作成済み

・市営住宅の募集と入居状況について
応募倍率は優先入居と一般入居で異なるが8倍からも12倍となっている。
現在入居可の市営住宅は8424戸あり入居率は91%であり728戸の空室あり。
中層住宅へのエレベーターの設置は課題もあるが他都市も参考にして検討する。市営住宅の入居者意見交換会を実施するとともに点検パトロールも全住宅に実施して必要な修繕を行っている。

・道路の維持整備について
小さな交差点の安全確保において「止まれ」等の路面表示は?
29ヵ所に道路管理者として公安委員会との協議のもと設置した。

・自転車の安全確保について
事故件数は856件であり4割は幅員5.5mの狭い道路で発生している
ハード面もさることながら地域における声かけや注意喚起、啓発活動などの地域のソフト面も事故防止には有効である。

・区画整理事業の事業完了前の路面表示や交通標識の設置について
移管前であっても住民の交通安全確保に必要な標識表示等の設置を求む

・防災力向上マンション認定マンションのマーク表示について

・市営住宅の供給戸数について
復興公営住宅を市営住宅供給戸数に加えずに、新たに市営住宅として供給戸数を増やすべき。

・蒲生北部土地区画整理事業について
文化財の調査状況、蒲生の松は樹齢400年で残っており保存を、地蔵尊2体の保存を、日和山を河川堤防で埋めないで(県で堤防設置位置を見直し日和山は残すことに)

・貞山運河を残すよう県に申し入れを(可能な限り干潟の自然体系を残す方向で協議中、一方産業集積地区として再整備して行く方向)

・バス路線の再編について
市民にとっては利便性が向上するものでなく不便になるもの、無理に市民にバスや地下鉄に乗ってもらおうとする暗い公共交通プランでないか、コミュニテイバスは民間任せにせず市がやるべき、29もの住民団体から反対要望出ている再編案であり市に方針の転換を求める

Aed01次に【消防費】に3名

・救急救命への取り組み
心停止への対処としての救命措置講習の実績?
これまで延べ約35万人が受講しており年間2万人が受講している。

胸骨圧迫の手法も見直されるなど5年単位での講習が必要でないか?
電子媒体も使った様々な手法による情報の周知を行っている。

AED除細動器の整備状況?
指定避難所を始め市内361の主要施設に配備し、今年度は市民センターへの配備を進めている。

AEDの利用浸透により生存率は26%から41%に向上している消防庁の報告あり市内での実例は?
スポーツ観戦時に成年男性が心肺停止となったが施設設置のAED利用により救急車の到着前に心肺機能が回復した事例あり。

わかりやすい設置場所と「杜の都ハートエイド」の登録促進を、
有料運動公園施設の中で常駐していない施設では指定管理者が巡回パトロールを行っている。

非常駐施設を利用するスポーツ団体へのAED無料貸し出しをできないか?
提案に基づいて貸し出しを検討していきたい(副市長答弁)

学校施設のAEDは基本的に学校の児童生徒用であり、閉校後における施設開放時については、開放委員会と学校との協議により利用の可否をそれぞれ決めている。

・防災情報の発令のあり方について
危機管理室に気象庁からの出向職員を受け、気象庁からの気象情報を分析して市としての発令を判断している。
具体的な勧告基準を今般定めたところであり基準に則って今後発令していきたい。

・ソーシャルメディアの活用について
アラート機能があるツィーターを活用して12月から情報提供を始動させる予定。

以上、消防費の途中で4時22分散会
なお、詳しくは市議会ホームページの議会中継を御覧ください。