競馬・2倍の複勝

「2倍の複勝」にもどした。

トラックバイアス

2022-04-20 15:15:41 | 競馬

これは皐月賞当日の中山芝コースのトラックバイアスを調べたものです。この表をボクは皐月賞までの4、8、9Rの結果をつけることで先行有利か内枠有利かを予想しています。

皐月賞と最終の12レースは、あまり意味はないと言ってしまうとヘンな感じですが、いちおう馬場差の説明の補完になるので出してみました。

話は本題から逸れますが、本題が何かわからないのでそのまま続けます。この表を見ると改めて当日の中山の芝コースが外伸び馬場だったことや枠番の外を買っていればよかったことになります。

8Rに1、2着馬が内から来ていますが勝った武豊マウンテンムスメも直線までは馬場の中ほどを走って、直線も最内から1頭分開けている。2着のラストリージョもやはり1頭分開けている。内ぴったり走った逃げ馬ルミナスラインは10着と大敗している。

9Rの野島崎特別は勝った田辺パープルレディーが大外で2着の三浦ヒューマンコメディが最内で着差がクビ差。内外が逆だったら着順が代わっていたのではと思わされた。

それから、この日武豊は中山芝は5レースのうち3レースに騎乗して2勝と3着1回の馬券圏内パーフェクトだった。ただ、その3着が皐月賞の1番人気ドウデュースだったのは残念。

この日の中山芝は上の表にある通り先行、差しばかりで唯一の追い込みがドウデュースの武豊だったのは、外枠のルメール、福永が先行したことからもう少し前につけたらと悔やまれる。武豊のコメントでは、もう少し流れると考えての待機策だったようだ。その読みが外れたことで勝ちはなくなっていた。

それと最内の1番枠川田ダノンベルーガだが、外伸び馬場だと分かっていたのだからなんとか外にコースを取ることができなかったのか。コメントによると、この枠で出来る最大限の走りをしてくれたとあるがボクのようなド素人には、外に持ち出す乗り方が最大限の方策だったように思うが。

それとも、ここはダービー前のひと叩きで無事に回ってきたことでよしとするのか。2着イクイノックスにも同様の感想を持った。それだけにこの2頭はダービーでは怖い存在と同時に人気を集めそうだが。

キラーアビリティもトラックバイアスから考えれば、コース取りは良くなかった。出遅れたことで仕方がなかったのか、目標が次のダービーなので敢えてムリをしなかったか?

最終レース1枠1番の1番ルメールのパラダイスリーフは、さすがルメールというコース取りだった。1番枠でも直線はしっかり外に出してきっちり勝った。皐月賞ワンツーの木村厩舎の馬でもあり木村師通算300勝をプレゼントした。

トラックバイアス、桜花賞の阪神芝コースがほとんど一桁馬番の馬で決着したことから、開催場所や中間の降雨の状況でももちろん変わるのは当然と言いながらも真逆のバイアスだった。難しいと思うのか、だから面白いと思うのか。

ボクですか? だから競馬は面白いと思います。とりわけダービーが楽しみになって来ました。
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