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二言瓦版

「復讐は神に所属する。」 「旧約聖書」


暇つぶしの記事、名言、珍言、コラムの批判。
株式の名言など。

撤退で、負債が、減るかもしれない。残ると負債が増える。

2022年08月29日 05時06分20秒 | ニ言瓦版
 面白い。撤退。




「米デル・テクノロジーズは27日、ロシア事業をすべて停止したと発表した。8月中旬にロシア国内のオフィスを閉鎖していた。 
ロシアにおける主要なサーバー供給企業であったデルも、
ウクライナ侵攻を受けてロシアから撤退する。 
デルはロシアがウクライナに侵攻した2月に両国で製品販売を停止し、状況を注視してその後の対応を決定するとしていた。 
ロシア産業貿易省は26日、デルの完全撤退に関する報道を受け、国内のデルに勤務していた研究者や技術者の多くが既にロシア企業から新たな職を提示されていると明らかにした。」




日本は、撤退しないて、負債が増える。

マックの撤退、日、サハリー2撤退しないと、国の負債が、問われるか。


資源のある国と、投資するか、契約する。カナダとか、原油・天然ガスの国。

今後は、速く、負債だして、回収から負債の処分。
投資。

デルの職員は、逃亡か、海外に逃亡して、生きることかもしれない。
ロシアにいれば、兵役で、戦場で、死ぬ。

7万の彼の世に行った、ロシア兵は、彼の世で、待っているかもしれない。
ロシア兵よ、速く、彼の世へ。

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売れたろう。あの雑誌。それは、毎月、読みたいは。

2022年08月29日 02時12分31秒 | ニ言瓦版
それは、オール讀物は、当時、売れたろう。
買う人、多い。




調べた、あの小説。

『赤ひげ診療譚』(あかひげしんりょうたん)は、山本周五郎の連作短編時代小説集。1958年(昭和33年)に『オール讀物』3月号から12月号に連載、1959年(昭和34年)に文藝春秋新社より刊行された。短編8篇収録。江戸時代中期の小石川養生所を舞台に、長崎で修行した医師・保本登と、実在した江戸の町医者・小川笙船(おがわ しょうせん)をモデルとする「赤ひげ」こと新出去定を主人公として、患者との葛藤を描いたヒューマンストーリー。
『赤ひげ』と題して1965年(昭和40年)に黒澤明監督、三船敏郎主演で映画化されたほか、たびたび映像・舞台化されている。
現在は新潮文庫版が出版されている。新潮文庫版の累計部数は100万部を超える[1]。
収録作品[編集]
  • 狂女の話(初出:『オール讀物』1958年〈昭和33年〉3月号)
  • 駆込み訴え(初出:『オール讀物』1958年〈昭和33年〉4月号)
  • むじな長屋(初出:『オール讀物』1958年〈昭和33年〉5月号・6月号)
  • 三度目の正直(初出:『オール讀物』1958年〈昭和33年〉8月号)
  • 徒労に賭ける(初出:『オール讀物』1958年〈昭和33年〉9月号)
  • 鶯ばか(初出:『オール讀物』1958年〈昭和33年〉10月号)
  • おくめ殺し(初出:『オール讀物』1958年〈昭和33年〉11月号)
  • 氷の下の芽(初出:『オール讀物』1958年〈昭和33年〉12月号)

あらすじ[編集]
狂女の話
長崎から江戸へ帰ったばかりの青年医師保本登は、
小石川養生所へ呼び出され、そのまま養生所で働くことになる。
しかし登は、許嫁の天野ちぐさに裏切られたこと、御目見医師に任じられる約束を反故にされたこと、長崎で得た最新の医学知識を医長の新出去定に全て無条件で差し出すことなど、全てが不満だった。ささやかな抵抗として登は、養生所の規則やそれを決めた新出に逆らい続ける。それでも飽き足らず、登は養生所で働く娘・お杉に愚痴をこぼし、次第に彼女と親しくなっていく。
お杉は養生所の一角に監禁された狂女・おゆみを世話する女中だった。登は医師としておゆみに興味を持つが、殺人癖があり情事の最中に相手の男を殺すおゆみは、新出以外の者が診察できる状況ではなかった。そんなある晩、お杉は「新出先生の見立ては間違っている」と、おゆみの身の上を語りだす。

駆込み訴え
養生所に入所していた六助と言う老人が死んだ。身寄りを探すため登が六助の定宿に赴くと、そこには六助の孫を称する子供たちが押しかけていた。
母親が奉行所に捕まったため、六助に子供たちを引き取って欲しいと言うのだ。登は新出と共に奉行所へ赴き、診察と称して六助の娘・おくにと話をする。彼女が牢に入れられたのは「罪人とは言え、情けを交わした夫を恩賞金欲しさに訴えた」罪だと言う。しかし彼女が夫を訴えたのには、恩賞金以外にも理由があった。

むじな長
屋養生所に来ない病人を診療に行く「通い療治」を始めた登は、むじな長屋に住む佐八を診ることになる。佐八は自身が生きる最低限の金品を除き、残りは全て長屋の住人に分け与え、長屋の者たちからは生き仏のように思われていた。しかし、登が処方した薬すら長屋の者たちに与える佐八の態度に、登は何か隠された理由を感じる。やがて臨終のときが迫ってきた佐八は、かつて大火で生き別れた女房・おなかについて語り始める。

三度目の正直
新出と登は、神田佐久間町に住む大工の藤吉に頼まれ、居候で弟分の大工・猪之を診察することになった。猪之は腕のいい大工で、幼い頃から女に好かれる性質だが女を寄せ付けず、藤吉が所帯を持ったこの半年の間に奇妙な行動を繰り返すようになったと言う。藤吉から猪之の事情を聞いた新出は、猪之が藤吉の気を惹くため無意識にやっていると判断し、藤吉と引き離すため診療所へ置くことにする。しばらくの間は何の変化も見られなかった猪之だが、ある日女嫌いになった理由を登に話し始める。


徒労に賭ける
新出は定期的に、みくみ町の岡場所へかよい療治に出向き、強制的に娼婦たちを診療していた。貧しさゆえに望まず身売りされ客を取らされ、病を患っても養生できずに死んでいく娼婦たちが後を絶たないためだ。しかし新出は「お上の息のかかった養生所の医師」であるため、そうした場所には彼を快く思わない者も少なくなかった。登を供にみくみ町へ出向いたある日、瘡毒にかかった少女のおとよを診療した新出は、道すがら登に向かってその心情を吐露する。


鶯ばか
登は足を痛めた母を見舞いに久々に実家を訪ね、ちぐさの妹天野まさをと再会する。少女だった頃に会ったきりのまさをだったが、清廉で思慮深い女性へ成長していた彼女に、登は心惹かれるものを感じていた。「千両で売れる鶯を手に入れた」と思い込んだ男を診ることになった登は、同じ長屋に住む長次と言う少年と知り合う。長次は一家の貧しい生活を助けるため、あちこちで様々なものを拾い集めていた。しかし同じ長屋に住む元遊女・おきぬは、長次をはじめ長屋中の者たちの陰口を叩き、登や男たちに色目を使い、長屋中から煙たがられていた。そんなある日、長次の一家が心中を図ったと言う知らせが飛び込んで来る……

おくめ殺し
去定と登はかよい療治の帰り道、怪我人の角三と言う男を拾った。聞けば、角三の住む長屋は先代の大家から「息子の代まで無料で店子に貸す」と約束されていたが、先代の後を継いだ息子・松次郎は「約束は自分には関係ない」として長屋を取り壊す予定だと言う。約束が交わされた19年前の事情を唯一知る老人は既に呆け始めており、当時のことで唯一思い出せたのは「おくめ殺し」と言う言葉だけだった。


氷の下の芽
登はまさをと内祝言を挙げ、久々にちぐさと顔を合わせる。登は彼女に許しの言葉をかけ、ようやくちぐさと天野家のわだかまりは解けることとなった。その夜、登はまさをにお目見医の話を断り養生所へ残る決意を明かす。同じ頃、養生所に白痴の妊婦おえいが母親のおかねに連れられてきた。おかねは子堕ろしを強く望むが、おえいは子を産み育てたいと言う。渋る母親を帰し、登が詳しい事情を聞くと、おえいは「自分の白痴は、子供を食い物に道楽を繰り返す両親から逃れるための演技」だと言う…… 」



凄いものだ。この作家。この続編、生きていれば、書いたか。
誰か、調べて、赤ひげ診療譚の続編。明治前まで。

今のテレビドラマより、いい。
今の時代と、合う。

医者と、患者と、庶民の生活。
金持ちの人も、本当に寄付の意味と。

公的医療は、医者は、ベンケーシーか、赤ひげだろう。

ドラマでも、面白いのは、青年医師保本登の長崎で学んで、資料、赤ひげが、取り、見て、学ぶ姿、面白い。



今は、日本より、医学は、アメリカか、医薬の薬は、日本の医薬の会社、
武田薬品か、日本に研究より、アメリカで、研究する企業が、大切だ。

ワクチン見て知る。
日本の医療、医薬、なんとかせい。と言いたい。
金ばかり、高い薬、作りやがって。
二束三文の原料なのに。

ーーーーー

映画[編集]
  • 赤ひげ(1965年) 東宝・黒澤プロダクション制作、監督:黒澤明、主演:三船敏郎
テレビドラマ[編集]
  • 赤ひげ診療譚(1960年) フジテレビ、主演:フランキー堺
  • 鶯ばか(1961年) TBS、主演:河津清三郎

  • 赤ひげ(1989年) TBS、主演:萬屋錦之介
  • 赤ひげ(1997年) テレビ朝日、主演:藤田まこと
  • 赤ひげ(2002年) フジテレビ、主演:江口洋介 黒澤版のリメイク
  • 赤ひげ(2017年) NHK BSプレミアム、(2018年) NHK総合[2]、(2020年) NHK BSプレミアム・BS4K[3]、主演:船越英一郎」

映画と、テレビドラマ。
それは、映画は、加山雄三の出た、赤ひげ、三船敏郎の赤ひげ、いい。


テレビドラマは、
それは、
「赤ひげ(1972年) NHK、主演:小林桂樹」映像ないのだろうな。

脚本がいい。
脚本
倉本聰
石堂淑朗
横光晃
杉山義法


大河ドラマではないが。金曜に放送した、面白かった。
赤ひげ、大河ドラマ、作らないのか。
目安箱と、吉宗と、赤ひげ。



赤ひげ -心が病んでいる-

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はやく、衆議院解散が必要、不正の議員と、そして、変な統一の手下の議員、配所するは。衆議院解散

2022年08月29日 01時48分10秒 | ニ言瓦版
こんな内閣、依存するのは、統一と、内閣の大臣の失態ではなく、総理の失態。

はやく、衆議院解散することだ。



「朝日新聞社は27、28の両日、全国世論調査(電話)を実施した。岸田文雄内閣の支持率は47%(前回7月調査は57%)と大幅に下落。
不支持率は39%(同25%)に跳ね上がり、昨年10月の内閣発足以来最高だった2月の30%を大きく上回った。
政治家と宗教団体の「世界平和統一家庭連合(旧統一教会)」を巡る問題への岸田首相の対応について聞いたところ、
「評価する」は21%で、「評価しない」は65%にのぼった。」




解散して、庶民の支持があるか、ないか。国葬より、衆議院解散だろう。

党の問題になるかもしれない。
党の内部は、投票数の確保の依存。

庶民、バカにしている政治は、感染対策も、経済も、酷い。
やること、すへて、悪魔のように、所業。


支持率は47%は、金の入る、党の支持するものだけ。
金の問われる。庶民は。地獄知る。

ワクチン、給付金も、不正と、それで儲かる組織、がある。
五輪のがいいれ。


あんな、建物、誰か、使う。


「政治家と宗教団体の「世界平和統一家庭連合(旧統一教会)」」関係した議員は、辞職だろう。


江戸時代ならば、成敗。

また、みるかな。暴れん坊将軍。
あれ見れば、不正と、悪党、幕府に蔓延る。

悪人の商人が、幕府のように、不正を持ち掛ける。

そう、将軍も、処分されるのだ。
いや、大老が、暗殺される。

松の廊下の暗殺事件が、多い。
そのたび、正しい、ことしない、将軍は、
あかずの間のような、噂の将軍暗殺がある。

江戸、東京は、暗殺の事件が多いものだ。
東京駅、江戸城、が。


普通の暮らしは、普通の政治を望む。
支持率の没落の内閣は、総辞職。

普通だろうな。



ゴールデンタイムに、CMのマツケンサンバは、見れるが。
本当に庶民に教えるのは、
ゴールデンタイムに、「暴れん坊将軍」成敗の物語が大切だ。
今の若い人、吉宗知らないだろう。
隅田川の桜、見ると。
医者の原点は、赤ひげ、診療所。

山本周五郎の『赤ひげ診療譚』 

小石川後楽園でない。

「原作は山本周五郎の『赤ひげ診療譚』(新潮社ほか)で、
江戸時代後期の享保の改革で徳川幕府が設立した小石川養生所を舞台に、そこに集まった貧しく病む者とそこで懸命に治療する医者との交流を描く。
決して社会に対する怒りを忘れない老医師の赤ひげと、長崎帰りの蘭学医である若い医師・保本登との師弟の物語を通して、成長していく若い医師と貧しい暮らしの中で生きる人々の温かい人間愛を謳いあげた映画である。」

医者は、金儲けか、赤ひげ診療譚か。

医者が多すぎる、町医者が。
保健所に、赤ひげ診療譚が、必要だ。


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経験から。

2022年08月29日 00時30分43秒 | 名言、珍言。
名言、珍言。


「生きるということは、
死ぬ日まで自分の可能性をあきらめず、
与えられた才能や日々の仕事に
努力しつづけることです。」




瀬戸内寂聴



勝手な解釈
生きているは、過ちが続く。
それで、対処しているから、生かされる。
女は、経験のあるのが、強いのかもしれない。
恋愛、不倫、そして、男運のない、女。
それでも、自分のできるものを見出す。
尼になるも、生き残る意味、知る。

経験とは、失態かもしれない。
選び方で、あの世も、この世も、存在の意味を悟る。
よく出会いではなく。良き出会いかもしれない。
災難の中にその後、欲の出会いから、良き出会い知る。
女は、悪女に、聖女になるも、経験からなのかもしれない。

日本の三大悪女、女は、知るべきだ。

ーーー
名言、珍言。


『「お酒は?」
「飲みません。現実から逃避する必要がないので……」
「私も現実には満足してますが、うまい酒は現実の一部ですよ」』



ピンクパンサー


勝手な解釈
知るは、酒の味。知らないは、酒の後遺症。
飲酒と、依存。
最後は、飲酒しないと、震える体。

知るは、酒の味より、ほど良い酒、
いい相手・友人の飲むから、美味い。


ーーーーーー

名言、珍言。


「喜んで行い、そして
行ったことを喜べる人は幸福である」



 ゲーテ

勝手な解釈
与えられた、ことに、どうする。
死出の旅も、三途の川まで、そして、
地獄に落ちるも、閻魔大王に裁かれるも。

今のこの世、あの世と、寿命が尽きるまで、歩くしかない。
それが、事故死の道か、暗殺される道でも。

時は、一つの人の犯罪が、後世に残り、影響する。
どんな事件で、物事が変わり、庶民の生活が変わり。
人の見方も変わる。

悪党の党と、悪党の宗教と、政治の悪党が、見えてると、後世に、
庶民は、語られる。

国葬みると、あの酷い、党と、統一が、残る。


国民の不信任、庶民の不信任で、生き残る、党首、政治は、ロシアくらいだ。




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あの本、読むと、違ったか。

2022年08月28日 02時31分16秒 | ニ言瓦版
昨日のおはよう日本で見た。

残念なこと。投資の騙し。
大学まで、生き、経済を知るのか知らないのか。
金勘定の勉強しないからか。


親は、育てて、、大学に行かせて、騙される。
投資の悪徳。

何か、暗号資産か。




「遺影には、ほのかの大学の卒業式の写真を使いました。
社会人になったばかりの22歳。
150万円を借りてまで暗号資産の運用をうたう投資に手を出したのは、同級生からのSNSがきっかけでした。
遺書の最後は、こう締めくくられていました。
「服とかは売ってね。多少のお金にしかならんかもやけど」
グループの一部は摘発され、有罪判決を受けました。
娘のようにつらい思いをする人が1人でも減ってほしいと、被害救済の団体設立に協力した母親が思いを語ってくれました。
(社会部記者 倉岡洋平)

社会人1年目の娘に異変
亡くなる直前に友人と旅行に

ほのかの様子がおかしいことに気づいたのは、2020年の9月に入ってからでした。
元気がなく、「どうしたん?」と聞いても返事はありません。
15日を過ぎたころ、ようやく意を決したように打ち明けてくれました。
「×××というグループに150万円を投資したけどお金が返ってこない。だまされた」
詳しく話を聞くと、投資トラブルに巻き込まれていたことがわかりました。
・大学の同級生を通じて投資に勧誘され、消費者金融に借金をして150万円を渡してしまった。
・返金を求めたが断られ、消費生活センターに相談したけどだめだった。
その後、部屋でずっとうつむいて過ごすようになったほのかは、9月下旬に心療内科を受診し、「うつ病」と診断されます。

既読にならなかったLINE
夫と離婚し、1人でほのかを育ててきた私にとって150万円は、簡単に返せるお金ではありませんでした。
金策のために親族を頼ったり、銀行に相談したりしていましたが、ほのかの状況はよくありません。
これ以上思い悩ませては危険だと感じ、会社を休んで友だちと旅行に行くように伝えました。
そして九州に旅行に行き、帰ってきた翌日の10月1日でした。
仕事を終えて帰宅すると、ほのかの姿がありません。

母親が送ったメッセージ
「今帰ってきたわ」 「どこ行ってるん?」
LINEでメッセージを送っても、既読にならないまま。
友人たちに聞いても、誰も居場所を知りません。
最悪の想像が頭をよぎり、警察に届け出ました。
そして午前0時すぎ、警察から連絡が入りました。
「娘さんが見つかりました。ホテルの部屋で亡くなっています」

遺書につづられた言葉
母親に宛てた遺書
ほのかは私や友人、勤務先などに宛てて、5通の遺書を残していました。
まじめな性格を示すようにそれぞれしっかりと書かれています。
感謝の言葉から始まった私宛ての遺書には、投資トラブルの件がつづられていました。

お母さんへ
22年間、ずっと私を育ててくれてありがとう。
この22年間、生きていて大変なことが沢山あったけどとても楽しかったです。
今回の投資詐欺の件で沢山迷惑をかけ、心配をかけてしまって本当にごめんなさい。
昔から人一倍考え込みやすい性格だったので、「そんなことで悩む?」というようなことでもよく悩んで心配させていたと思います。
こんなくよくよした娘のことを大切に想ってくれて本当にありがとう。
奨学金は保証人になってもらっているのに、その支払いも終わっていないままこんなことになってごめんね。
最後まで迷惑をかけ続けていなくなってしまう親不孝な娘でごめんね。


そして、最後はこう結ばれていました。
「服とかは売ってね。多少のお金にしかならんかもやけど」

消えない後悔
ほのかさんの母親
時折涙ぐみながら、亡くなったときの状況を語ってくれたほのかさんの母親。
当時のことを後悔し続けているといいます。

ほのかさんの母親
「娘が亡くなる前にもっと早く警察に相談すればよかったとか、相手に返金を求めるときに自分も一緒に行ってたらこんなことにはならなかったのかなとか、できたことがたくさんあったのにとすごく後悔しています」


ほのかさんが2歳のときに両親は離婚。
父親から養育費がほとんど払われないなかで、母親は女手一つでほのかさんを育ててきました。
しかし体調を崩して仕事を休むことも多く、月収が7万円だったことも。
ほのかさんはそんな母の苦労を見て育ったといいます。
社会人となり、まもなく自身の奨学金400万円の返済も始まる予定でした。
母親は投資が自己責任である以上、借金までして出資した娘にも責任はあると考えています。
ただ決して裕福ではなかった家庭環境のなかで少しでもお金を得たいという気持ちがあり、そこにつけ込まれたのかもしれないと話しました。

ほのかさんの母親
「皆さんからしたら『150万円くらい』って思われるかもしれませんが、うちにとっては大金です。奨学金の返済を抱えて、私からは『結婚資金も貯めなさい』と言われてプレッシャーも感じていたのかもしれません」

きっかけは友人のSNS
「娘はなぜ死ななければならなかったのか」
母親は手がかりを求めて、ほのかさんのスマートフォンやノートを調べました。


のちに弁護士にも協力を依頼し、それらを分析したり友人に話を聞いたりするなかで、投資案件の内容や経緯がわかってきたといいます。
ほのかさんが出資するきっかけになったのは、大学の同級生だった友人のインスタグラムを見たことでした。
それは「投資に興味がある人?」というアンケートで、ほのかさんが興味を示すとその同級生から“高校の同級生”だという男を紹介されます。
投資先とされたのは、海外に拠点を置いているという会社で、「AIを駆使して暗号資産を運用するので、投資すれば多額の配当が出る」とうたっていた事業です。
ほのかさんのノートには、市場で安く買った暗号資産をほかの市場で高く売って利益を出す「アービトラージ(裁定取引)」など、専門的な用語が書かれていて、言葉巧みに引き込まれていった様子がうかがえます。


ほのかさんは「マルチ(商法)ですか?」と疑っていましたが、男はそれを否定したうえ、考える時間を与えないかのように現金を早く用意するよう迫っていました。
貯金のなかったほのかさんは、「引っ越しの代金という理由にすれば消費者金融で借りられる」と指示され、1日で3社から50万ずつ借りて男に渡してしまったのです。
同級生に男を紹介されてわずか4日後でした。

ほのかさんの母親
「娘は完全な情報弱者で投資のこともまったくわからなかったと思いますが、会社を経営されている方なども同じ被害を訴えています。自己責任だけで片づけられる問題ではないとも感じるので、勧誘した側にはきちんと責任をとってほしい」

ほのかさんが亡くなってからおよそ1年後。
警視庁がグループの強制捜査に乗り出しました。
国に無登録で投資を募ったとして金融商品取引法違反の疑いで50代のメンバーらを逮捕。
調べによりますと、各地でセミナーを開くなどしてさまざまな世代を勧誘していたものの、途中で配当が滞るようになったということです。
その後、このメンバーは執行猶予付きの有罪判決を受けました。
出資を募り、グループが集めた金額は全国で650億円にのぼるとみられています。
一方、ほのかさんを勧誘した20代の男も刑事告発され、金融商品取引法違反の罪で略式起訴されました。

若者からの相談急増 背景に何が
暗号資産に合法的に投資をすること自体は問題ありません。
一方で、国民生活センターによりますと、暗号資産や情報商材など具体的な商品のない儲け話を「人に紹介すればさらに儲かる」などとうたう「モノなしマルチ商法」に関する被害相談は、2021年度は4700件余り寄せられています。
このうち29歳以下は2723件と全体のおよそ58%を占め、4年前に比べておよそ25ポイント増加しているのです。
なぜ若者からの相談が相次いでいるのか。
若者の行動や金融リテラシーに詳しい専門家は、社会で経済的な不安感が広がるなか、値動きの激しい暗号資産の運用をアピールすることで関心を持つ人が増えているのではないかと指摘しています。

成蹊大学 高橋暁子客員教授
「年収は頭打ち状態で、多くの人が将来に対し経済的な不安を抱いているなかで、暗号資産に投資して儲かったとか、億単位の資産を築いた“億り人”が出たという話を聞く機会は多くあります。『暗号資産なら値動きの大きさから一獲千金も可能かもしれない』と潜在的に刷り込まれ、悪質なグループにつけ込まれているのではないでしょうか」

高橋暁子 客員教授
そしてSNSもその状況に拍車をかけていると警鐘を鳴らします。

成蹊大学 高橋暁子客員教授
「SNSの投稿で『儲かっている』とか『いい生活をしている』といった内容を写真付きで投稿している人もいる。同じような投稿ばかりに囲まれると、それが当たり前だと思い込んでしまう『エコーチェンバー現象』が利用されている可能性がある。若者はSNSのやりとりに抵抗感がないため、投資を持ちかける側からすればターゲットにしやすいという側面はあると思います」

被害救済へ団体立ち上げ ほのかさんの母親も協力
どうすれば被害を防げるのか。
投資グループの中には“自転車操業”の状態に陥り、検挙されたときには被害者に返す資金が残っていないケースも少なくありません。
そこでことし7月、ほのかさんの母親も協力して弁護士などが新たな団体を発足させました。
団体では、違法性が疑われるケースについては検挙前の段階でグループの財産を差し押さえたり、資産の凍結を命じたりできる新たな制度の創設などを国に求めることにしています。

団体の顧問 杉山雅浩 弁護士
杉山雅浩弁護士
「お金をとられた人たちのほとんどが泣き寝入りの状態になっている。今の制度では出資したお金を回収する方法が限られている。詐欺などの犯罪行為で得た収益をはきださせるため、口座などを調べてすべて差し押さえ、出資者に分配するなどの制度を設けるべきです」

取材後記
記者(左)とほのかさんの母親(右)
「自分も知識がなかったので娘に教えたくても教えてあげられなかった」
ほのかさんの母親は何度も“悔しい”と繰り返していました。
私(記者)が暗号資産を含む様々な投資トラブルの取材を始めて3年。
この間に成人年齢が18歳に引き下げられ、個人の金融資産については「貯蓄から投資へ」と呼びかけられています。
投資にはリスクが伴い、自己責任が生ずることには疑いはありません。
ほのかさんの死が社会に問いかけたものは何だったのか考え、これからも取材を続けていきたいと思います。

消費者トラブルの相談窓口
消費者トラブルに巻き込まれたり、契約に関して困ったりしたことがあれば、「消費者ホットライン」の「188」(いやや)にかけると最寄りの消費生活センターなどを案内してもらえます。
また、法律に関する問い合わせは「日本司法支援センター=法テラス」でも受け付けています。
連絡先は0570-078374(おなやみなし)です。」



    
金勘定の勉強、仕事の勉強、教えることか。

あの本でも、読むのがいいかもしれない。
論語と算盤。


【10分でわかる】渋沢栄一「論語と算盤」【第一人者が解説】

【論語と算盤①】中田敦彦史上No.1書籍!渋沢栄一の名著






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