酷い高校野球だった。
見るに堪えない。
なぜ、コールド負けしない。
酷い試合は、体にも、害、見ている人の害。
「夏の全国高校野球大会9日目の第3試合は、大阪桐蔭高校が埼玉の聖望学園に19対0で勝って3回戦に進みました。
聖望学園は、前の試合を2失点で完投したエースの岡部大輝投手が先発しました。
強打の大阪桐蔭打線を相手に序盤から失点しながらも、キレのあるストレートとスライダーを軸に、2回には2アウト満塁のピンチを空振り三振で切り抜けるなど粘りのピッチングを見せました。
ただ、大阪桐蔭の強力打線は4点リードで迎えた4回に4連打を含むヒット5本を集めるなど、打者一巡の攻撃で一挙5点を挙げ、その後も先発全員の25安打で19得点を積み重ねました。
投げては先発の前田悠伍投手が、140キロ台のキレのあるストレートと、110キロ台中盤のチェンジアップやスライダーで、緩急を使ったピッチングを見せ、5回76球を投げて1安打無失点、9つの三振を奪う好投でした。
その後も投手リレーで、聖望学園に得点を許さなかった大阪桐蔭が19対0で勝って、3回戦に進出しました。
大阪桐蔭 西谷監督「初戦のあと貪欲に練習した成果出た」
大阪桐蔭高校の西谷浩一監督は、甲子園の初戦で思いどおりの試合ができなかったとしたうえで「きょうは、守備も攻撃も粘り強くできるかというテーマで戦いました。初戦に思いどおりにできなかった悔しさは選手のほうが大きかったと思うので、きょうの試合は初戦のあと、貪欲に練習に取り組んでくれた成果が出たと思います」と試合を振り返りました。
5回を投げて無失点の先発、前田悠伍投手については、「バッターを見ながら、力任せに投げるのではなく、勝てるピッチングをしてくれて試合を作ってくれました」と評価していました。
そのうえで「残っているのはいいチームばかりですが、粘り抜く大阪桐蔭の野球をやりたいと思います」と意気込みを話していました。
大阪桐蔭 松尾選手「春夏連覇目標にするも一戦必勝で戦う」
2打席連続のホームランを打った大阪桐蔭の松尾汐恩選手は、8回にレフトに打った1本目のホームランについて、「狙い球をストレートに絞って、しっかりとバットを出す意識で打席に入りました。少しつまりましたが入ってくれてよかったです」と振り返りました。
また9回の2本目については、「追い込まれていたのでどんなボールが来てもしっかり対応しようと思っていました。インコース低めのチェンジアップをうまくスタンドまで運ぶことができてよかったです」と話していました。
3回戦に向けては「春夏連覇を目標にはしていますが、自分たちに力がないことも自覚しているので、一戦必勝で戦いたいです」と意気込みを話しました。
大阪桐蔭 前田投手「どんな相手でも自分たちの野球をやる」
今大会初めての登板で5回無失点と好投した大阪桐蔭高校の前田悠伍投手は「ストレートで押すだけでなく、緩急や奥行きを使って投げられたのがよかったと思います」と、みずからのピッチングを振り返りました。
また、決勝で敗れた春の近畿大会からの成長について、「それまで公式戦で負けがなかったので、初めて負けを知って今のままではだめだと思ってずっとやってきたことが力になったと思います」と話していました。
そのうえで次に向けては、「先を見据えると一戦一戦がおろそかになると思うので、どんな相手でも自分たちの野球をやっていきたいです」と気を引き締めていました。
聖望学園 岡本監督「相手チームのレベルがすべて上だった」
聖望学園の岡本幹成監督は、「大量点を取れる相手ではないと考えていたので、失点を少なくして接戦に持ち込みたかったが、点差がついてしまいました。相手チームのレベルがすべてにおいて上でした」と試合を振り返りました。
先発したエースの岡部大輝投手については、「調子はふだんどおりだと見ていましたが、前半、ボールが高くなったところを打たれてしまいました」と話していました。
そのうえで、3年生に対しては、「甲子園で大阪桐蔭高校と試合ができたことは大きな財産だと思うので、この経験をいかしていってほしい」と話していました。
聖望学園 岡部投手「最高の夏を過ごせた」
聖望学園のエース岡部大輝投手は、「全体的にボールが、ばらついてしまい、甘くなったところを打たれてしまいました。自分の力が出せず、相手が上だったと思います」とみずからのピッチングを振り返りました。
相手打線については、「ミスショットが少なくて、甘く入ると見逃してもらえなかったです。特に3番の松尾汐恩選手は初球から思い切り振ってくるし、追い込まれても粘ってきて、抑えられませんでした」と話していました。
そして最後に、「自分の持っている力とチームの力がうまくかみ合って最高の夏を過ごせました。きょうの試合を振り返って、何が必要なのかを確認して、今後もやっていきたいです」と前を向いていました。
甘いスライダーを攻略 序盤で大量得点の大阪桐蔭
大阪桐蔭高校は、相手のエースを打ち崩すために意思統一を図って打席に入り、序盤でそのエースを攻略したことが大量得点につながりました。
聖望学園のエース岡部大輝投手はストレートを見せ球に、低めのスライダーでバッターの重心を前がかりにすることで、打たせて取るピッチングが持ち味です。
1回戦の秋田、能代松陽高校との試合では、相手に満足なスイングをさせず、27個のアウトのうち、13個をゴロで奪いました。
そこで大阪桐蔭の打線は、低めのボールゾーンに逃げるスライダーは捨てて、高めに甘く入ってくるスライダーだけを捉えるように意思統一を図って打席に入っていました。
試合後、キャプテンの星子天真選手は、「岡部投手の1回戦を見て、高めにゾーンを上げてスライダーを打っていけば、苦戦することはないとみんなで話していた」と戦略をチームで共有していたことを明かしました。
その結果、1回にタイムリーを打った4番の丸山一喜選手や、5番の海老根優大選手が捉えたのは、いずれも岡部投手がカウントを取りに来た甘いスライダーでした。
また、厳しいコースへのスライダーに手を出さなかったことで、岡部投手が4回までに投げた32球のスライダーのうち、空振りは1球しかありませんでした。
これについて岡部投手は、「スライダーを見極められ、甘く入ると捉えられてしまいました。相手が上回っていて、力を出せませんでした」と振り返りました。
意思統一して打席に立つことで、序盤で相手エースを攻略したことが大量得点につながりました。
ただ、西谷浩一監督は、「1回戦よりも修正をすることはできたが、手応えは感じていない。今後も粘り強く、大阪桐蔭の野球をやっていきたい」と、3回目の春夏連覇に向けて、あくまで気を引き締めていました。」
この試合みると、人生見たいだ。
一度、失態すると、ドツボにはまる。
しかし、負けたチームは、情けない。
地方の予選、決勝で、負けたチームが、悔やんでいる。
なぜ、負けたのか。と。
しかし、大阪桐蔭は、強い、強すぎる。いや、特待生の廃止がいい。地元の選手だけの高校野球の制度が必要。
それに、大阪は、あの高校も、野球酷いから、大阪には、この高校に行く人が多いのか。
高校野球は、一軍が、二軍、三軍の闘いかと、思う。試合なのかもしれない。
一つ、言えるのは、戦いの知恵のある監督、投手ならば、大阪桐蔭の倒する策、つくるものだ。
先発と、中継ぎ、抑え。という、対策すれば、できことだ。
9人、めいめい、投手するとか。
外野手の遠投のできる外野手が、投手と、速い球の訓令すれば、二回くらい、抑えることだろう。