二言瓦版

「復讐は神に所属する。」 「旧約聖書」


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世代交代のように、してほしい。

2015年12月16日 06時52分10秒 | ニ言瓦版
寂しいことだ。

終わるのは。


「2011年に人間国宝となった歌舞伎俳優の中村吉右衛門(71)が、フジテレビ系時代劇『鬼平犯科帳』をあと2作品の放送をもって終了することがわかった。18日放送の『鬼平犯科帳スペシャル 浅草・御厩河岸』(シリーズ149本目)、そして来年夏に撮影予定、同年末から17年初頭に放送予定の『鬼平犯科帳スペシャル』(前後編2本/シリーズ150本目)が最後となる。吉右衛門は「有終の美を迎えられるよう、これからも精進して参ります。ありがとうございました」とコメントを寄せている。

12月18日放送、149作目『鬼平犯科帳スペシャル 浅草・御厩河岸』

 吉右衛門といえば、歌舞伎ファンはもちろん、この『鬼平犯科帳』の長谷川平蔵役でお茶の間に知られる。

 江戸時代後期、盗賊・凶賊たちから「鬼の平蔵」と恐れられた火付盗賊改方(ひつけとうぞくあらためかた)長官・長谷川平蔵の活躍を描いた作家・池波正太郎氏の時代小説が原作。元号が昭和から平成に変わった1989年7月にスタート。2001年5月まで連続ドラマとして全137本、05年2月放送の『鬼平犯科帳スペシャル 山吹屋お勝』から今年1月放送の『鬼平犯科帳スペシャル 密告』まで単発のスペシャルドラマとして11本、計148本が放送されてきた。

 終了の理由はいくつかあるようだが、原作が尽きた、というのが大きい。ドラマの制作にあたって、これまで「原作にないものはやってくれるな」という原作者・池波氏の遺言を守り、映像化可能と思われる作品を全て使用した後は、複数の原作を組み合わせたり、過去に1時間ドラマとして放送した内容にアレンジを加え、2時間のスペシャルドラマとして放送したりという工夫を重ねてきたものの、近年ではその作業も限界に達していたという。

 吉右衛門の思いもある。「思えば、物語の長谷川平蔵の年齢と同じ45歳で原作者の池波正太郎先生から作品をお預かりして四半世紀、大変魅力的な“鬼の長谷川平蔵”という役に、真摯(しんし)に、そして一所懸命に向き合って参りました。私が常に意識しておりましたのは、原作で描かれる平蔵自身の行動力、生き生きと切れのある立ち回り、市中を駆けめぐる軽やかさ、そして静かな中に見せる人情味でございます。それこそが、“鬼平犯科帳の真髄”との考えだからこそでございます。鬼平を溌剌(はつらつ)と演じられるうちにフィナーレを迎えるのが最善と思い、来年の撮影で記念の150作となるのを期に決断致した次第です」。

 シリーズ150本目という大きな節目で、テレビドラマの歴史に金字塔を打ち立て、有終の美を飾ることが、吉右衛門主演の『鬼平犯科帳』にとって理想的と考えられた。この発表のタイミングに関しても、キャスト、スタッフをはじめ、『鬼平犯科帳』に携わる全ての関係者が、1989年から連綿と続いてきた『鬼平犯科帳』の歴史・伝統を背負い、気持ちを一つにしてシリーズ最終作の撮影に臨みたいという思いから、シリーズ149本目の放送を間近に控えたきょうの発表となった。

 これまで、吉右衛門をはじめ、多岐川裕美、梶芽衣子ら、レギュラー出演者たちやゲスト陣の熱演によって、江戸に生きる市井の人々の義理人情を丁寧に描いてきた本作。あと2本で大団円を迎える。」


新しい、役者がするのがいい。
内容は、原作の継続。
役者と、脚本が、変われば、変わる。

問題は、いるか、役者に。
それが問題かもしれない。

吉右衛門氏の娘の婿(五代目尾上菊之助)が、すれば、いいかもしれない。
いい鬼平、演じるかもしれない。
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