いろいろ、あるが。
渡る世間は、残るたろうな。
死んでも、残る作品だが。
「TBS系ドラマ「渡る世間は鬼ばかり」の本間長子役で知られる女優、藤田朋子(55)が29日、同ドラマの終了について初めて肉声で語った。 この日、日露合作の出演映画「ハチとパルマの物語」(アレクサンドル・ドモガロフJr.監督)の公開イベントがさいたま市内で行われ、本紙の取材に対応した。
〝渡鬼〟の脚本家、橋田壽賀子さん(享年95)が先月4日に死去し、昨年のスペシャルドラマを最後に終了することが決定。 1990年から30年続いた国民的ホームドラマに初回から出演してきた藤田は「改めて大きな方だったと感じています」と橋田さんを追悼。続けて「先生のご性格から考えると、皆に心配をかけないできれいな感じでお亡くなりになられた気がします。
もっと書いてほしかったけど、仕方ないと諦めるしかない」とポツリ。 同作で娘の日向子を演じる女優、大谷玲凪(25)と交流があり、「もう(撮影現場で)会えないなんて噓みたいって言っているんです。終わるのが不思議な感じ」と寂しそうにほほえんだ。
「ハチとパルマの物語」のイベントには元気な笑顔で登壇。モスクワの空港で2年間飼い主を待ち続けた犬の実話にちなみ、「公開にこぎつけられて感謝、感動しています」とコロナ禍で封切りを〝待たず〟に済んでしみじみ喜んでいた。
◆石井ふく子さん継続を断念「橋田さんに恥をかかせられない」 〝渡鬼〟のプロデューサー、石井ふく子さん(94)も本紙の電話取材に対応。「完全にでき上っていないものを出すわけにはいかない。橋田さんに恥をかかせられない」と改めて断念した理由を説明した。
60年以上コンビを組んだ橋田さんが「テレビドラマを大事にしてほしい」を常々口にしていたことを振り返り、「橋田さんの気持ちと一緒にこれからもいい作品を作りたい」と前向きに誓った。」
弟子か、いないのだろうな。
渡る世間は鬼ばかり、書く、人材は、育成していれば、サザエさんのようり、相棒のように、できるかもしれない。
感染の話、渡る世間は鬼ばかり、見たいものだ。
作家より、作品が、継続が問われる。