BIN山本の『映画にも程がある』

好きな古本との出会いと別れのエピソード、映画やテレビ、社会一般への痛烈なかくかくしかじか・・・

鬼 六

2013年03月12日 | 新 刊
 あんまりにも古本列伝は収穫不足。そこで大型新刊書店へ。すると当然のように読
みたい本がわんさか。一度に3冊も買ってしまった。均一本なら50冊以上は買える
金額だが、いたしかたないのだ。目の前にある読みたい本を我慢するほど、アタシは
人間ができていない。

 新聞記事で出ていたが、沢木 耕太郎さんに「檀」があるのだから、これも「団」に
しょうと思ったという大崎さんの冗談は良かった。それがもしダメなら「鬼六」は
どうだったのだろう。「赦す人」は漢字にもタイトルとしてもどうも馴染めない。
 ともかく大崎さんの4作目のノンフィクション、いい。文豪 団 鬼六さんの生涯。
終章は泣けるさ。

 「赦す人」 著者 大崎 善生  新潮社 定価1900円+税
  ( 2012年11月30日 発行 )

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