BIN山本の『映画にも程がある』

好きな古本との出会いと別れのエピソード、映画やテレビ、社会一般への痛烈なかくかくしかじか・・・

早春賦

2019年05月10日 | 写真集
ダチから提供された写真集を2冊棚から選んで2階に上がった。
札幌静修高等学校写真クラブ作品集「早春賦」、いわば写真クラブの作品集で1990年の出版だ。
1965年からのもあるが主に1980年代に撮られた写真が多い。全国規模のコンクールで選ばれ
た写真はどれも傑作なものばかりで、若い感性にはかなわない。もしその頃「写真甲子園」があれば、
そして顧問の先生がそのままだったら出場の常連校になっただろう。写真甲子園は94年が第1回だ
からどうなのだろう。
で、奥図けにある名前を発見し、アタシはしばし思い出にふけった。レイアウト/桜井 雅章とある。
もう大分前に亡くなったが、仕事や酒飲み友達だった。これは長生き出来ないだろうくらいな酒飲み
で、酔うとナベなんかをひっくり返し、それがいつもの癖で大体お開きの時間となった。実に愛すべき
ヨッパライだった。
2000年代になると仕事の接点も減ってきたが、病気などのことも聞いてなく、訃報に呆然とした。
そんな付き合いだがお互いのプライベートなことは何も知らない。娘さんが一人いると後から知った。
彼は上川町の出、アタシも一時期居たのである飲み屋の話が話題に。アタシらは仕事の(正業時代)
仲間とそこの親父にブラックジャックを教え、親父さんからは花札を習った。それ以後親父さんは
ブラックジャックにはまり身上をつぶしたと聞いたのは桜井さんからだった。
それにしても撮影仲間のU氏はなぜこのような写真集をもっていたのか不思議だ。
 「早春賦」 札幌静修高等学校写真クラブ 発行所 札幌静修学園 定価1800円
  ( 1990年3月10日 発行 )

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