BIN山本の『映画にも程がある』

好きな古本との出会いと別れのエピソード、映画やテレビ、社会一般への痛烈なかくかくしかじか・・・

樺戸集治監

2014年08月09日 | その他
 ちょいと月形町に用事で行った。用事は小1時間ほどで済んだ。ならばかねてより観たか
った「月形樺戸博物館」に寄らない手はない。アタシは博物館オタクなのだ。
 館内には映像シアターなどもあり、3タイトルを全てみた。昔はこういうビデオをいたる
ところで制作したものだが、最近はどうなのだろう。入場料の300円の元はたっぷり時間
をかけてとらせてもらいました。
 場内は写真撮影は禁止だが、入り口はOKだという。昔のままの入り口の石段中央が、か
なり磨り減って激しく凹んでいる。多くの囚人が粗末な履物で出入りした。重りの付いた足
の鎖なども擦れたのだろうか。
 北海道の主な幹線道路は、各地に在った監獄の囚人たちが切り拓いた。そうした歴史は
しっかりと記録し保存するべきだ。館は赤字だろうに、月形町はエライ(笑)
 ちなみに月形には町はずれに現行の大きな刑務所がある。そこに入りたいとは思わんが。