情報感度の格差問題

2012-02-14 19:51:39 | 司法試験関連
以前,未修1年生の人が,マーキング講義やフレーム講義を受講しているのを知りその意識の高さに驚いた事があるが,最近は,ロー進学前から,論文突破基礎力完成講義を全科目受講したり,短答マスターを受講している人がいるのを知り更に驚いた。もちろん良い意味での驚きであり,ナイスジャッジだと思う。危機管理ができているし問題意識も高い。「合格する」,というミッションを遂行しているという自覚が高い証拠である。

司法試験は情報戦である,と言うのは,今に始まったことではないが,益々激化しているのは事実である。そして,それに比例して,個人差も恐ろしく拡大してきている。同じ未修の人でも意識の高い人は,ロー進学前のこの時期から受験指導校を利用する人もいれば,2振した夏以降に漸く重い腰を上げ,受験指導校に来始める人もいる。同じ未修という属性でも,約5年のタイムラグが生じているということになる。5年である!オリンピックが1巡してしまう年数だ。

このような情報感度の格差が生じる理由は,正直イマイチ分からないし,理解できない。厳しいことを言うようだが,もし自分が合格率の低いロースクールに通っていたら,少しは焦るべきではなかろうか。自分の人生を大事にすべきだと思うのである。何故平気でいられるのか,という話である。何となく,合格者の再現答案を読んで,「まぁ,この程度なら大丈夫だろう」,とタカをくくってしまうのだろうか。

まずは具体的に「ゴール」を知り,「現在の自分の身の丈」を確認することから始めるべきである。今自分はどういう状況にあるのか。これが具体的に把握できていなければ,「正しい受験対策」を取りようが無い。
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弥生遠征は3日と4日

2012-02-14 13:46:15 | 司法試験関連
今週末の18日が名古屋,19日が京都,大阪でオープンスクールをやりますが,3月3日・4日も京都,名古屋,大阪の順番で別のオープンスクールをやりに行きます。この時は個別カウンセリングの時間も確保しています。

毎春,名京阪には遠征に出ているので,遠征の話が出てくると「うーん,春だなぁ」,というのを感じます。ま,今年の3月遠征はお雛様の時期で,ちょいと早いですけど。3月14日には東京で講座説明会ですし,説明会が続く季節です。講師業を営む者としては,「新シーズンが始まったな」と感じる季節でもあります。
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