明日で,論文突破基礎力完成講義の民法まで終わります。ここいらで,自分の反省も踏まえつつ,復習方法の確認を。
まず,論証パターンの確認時期を商法以降は,もっとばらかしたいと思います。自分でもこりゃいかんな,とは思っていたのですが,結局まとめてチェック,になりがちでしたので,これは改善したいと思います。反省点です。特に民法は基礎マスターテキストの分量が他科目に比べ多いので,まずこれを先に進める,に捉われ過ぎた感がありました。もっと論パの復習もしやすいように,区切りの良いところでバラけて確認していきます。
因みに,手形小切手法は,テキストやって論証パターン確認してだと,完全に二度手間になり効率が非常に悪いので,論証パターンベースで授業を進めて,逆に網羅的に論点を潰そうと思っています!
復習のポイントですが,講義でも触れているように,まずはテキストベースでがっちり復習してください。レジュメの方は,本当にアドバンス的要素が強いので,講義で強調した部分(試験のこういう場面でこう使うとか,類型的に問題を分析するときの視点にするとか,処理手順的な部分)と,あとは自分で使えそうだなとか,ここは攻めてみようとか,と言う部分をマスターしていけば良いかと思います。全部マスターしなければいけないようなレベルではないので,ここは気負いすぎないことも重要です。まずは使いこなせる範囲から徐々に広げていく感じで十分です。
民法では,憲法・行政法と異なり,テキスト上で判例のマーキングをあまりしていませんが,これは科目の性質上,論文対策における判例の位置づけが公法系とは異なるからです。あと,テキストの博士君マークなどのところで,内容そのものは扱っているというのもあります(同じことの確認をするだけになるので)。この点については講義で説明しておけばよかったな,と思ってます。気になるならば一読すれば良い,くらいの位置づけで大丈夫です(もしくは民事事件の文章になれる,という目的で読むとか)。必要な点は触れております。
夏場の厳しい時期ですが,民法,商法,民訴という重たい連中を得意にしていきましょう。