Subtle Sound/Joe Burton
(Jody LP-1000)
(Jody LP-1000)
ピアノトリオも定番のものを聞いて行くと、ゲテモノではないがマイナーレーベルの知名度の低いピアニストまで触手をのばしてしまうのが、アナログ天国日本のジャズコレクターの面目躍如ともいうべきものですね。Eddie Thompson. Yugene Smithもそう言ったピアニストですが、このジョー・バートンもかなりマイナーな名手ですよね。ジャズでバートンといえば、思い浮かぶのは歌手ではアン・バートン、インストではゲイリー・バートンというのが定番ですよね。ここにアップしたジョーは昭和63年発刊のSJ誌の「新・世界ジャズ人名辞典」にすら載っていません。しかしながらジャズ批評平成5年刊の別冊「ピアノトリオ1600」にはそのリーダーアルバム5枚がきちんと記載されています。さらに、我が国ではRegent盤、Coral盤の2枚は本邦で再発されており、まさにアナログ天国日本の象徴ともいえる事実ですね。
前置きが長くなりましたが、国内発売されなかった2枚は全てJodyというシカゴのマイナーレーベルに録音されています。このJodyについてもよくわからないレーベルですよね。1000と1001がこのジョー・バートンというのも面白いですね。本日アップはこのJody 1000です。メンバーはJay Cave(b), Ronnie King(ds)からなるトリオです。バートンのピアノはシングルトーンとブロックコードを程よく織り交ぜた趣味の良いスタイルのピアノです。A-3のスローな"I'm Glad There Is You"やB-3の"There'll Never Be Another You"のプレイは彼のピアニスティックな才能を充分に発揮した好トラックと思います。
所有盤はJodyのモノラル・オリジナル盤です。上図はそのセンターレーベルです。もう一枚のJody盤も是非聞いてみたいものですね。
JAZZ PRETTY(REGENT),ST.LOUIS BLUES(JODAY),THE TASTY TOUCH OF JOE BURTON(ROTH)
です。
セントルイス・ブルースは67camperさんが取り上げられたサトル・サウンドにつづく「1001」です。
軽快で清流のようですね、小粋な感じですよ。
私は「1000」の方を聴いてみたいですねぇ。
それからセクシージャケのHERE I AM IN LOVE AGAIN(CORAL)もそのうち入手したいです♪
自分はセントルイス・ブルースだけ所有していません。
この辺りになると、なかなか手に入らないですね。
またじっくり探してみます。
Session : CORAL 57098
Here I am in Love Again :CORAL57175
も持ってます 変ですかね 通常のジャズフアン
でないのかも?
ジョー・ハワードに続いて今度はジョー・バートン、やっぱりdenpou3133も相当マイナーな所を聴いておられますね。
ご指摘のコーラルの2枚はかなり前になりますが国内盤が出ましたよね。自分はこの再発時に入手したと記憶しています。趣味の良いピアニストですよね。
マイナー盤は時々アップしてますが、ボーカルとインストだと長くやってると追いつきませんね(笑)。
ディスコを見ても、SJ誌のピアノ関係の本を見ても全く出てこない名前でそもそもピアニストなのかもわからなかったのでリスクもあって安めに入れたら落ちた一枚。
ピアノは朴訥な感じでソロも短め。逆にベースのD.バグリーがソロスポットをタップリもらって活躍するという幻というより珍盤に近いのでは?
これを幻というならTIMEのS.クラークと交換して欲しいものです。