67camper's Blog

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パーシー・フランスのBNデビュー盤

2007-10-29 06:43:15 | jazz & vocal
Home Cookin'/Jimmy Smith
(Blue Note BST84050)


 オルガンの話になると必ずやその第一人者はジミー・スミスでということになりますよね。ブルーノートレーベルに吹き込みが多いですが,他のアーチストのキラ星のように輝く名盤群の影に隠れて,スリーサウンズと並んで人気薄は否めません。1600、4100,4200というキリ番にこのスリーサウンズとスミスを持って来たことを考えるといかにこのレーベルがこのアーチストを重要視していたかがわかりますね。本日は,このスミスのtrio&quartetのアーシーな一枚をアップしますね。バタ臭い,いかにもアメリカらしいショップの前でレザーのショールカラーのコートを着てたたずむスミスを捉えたカバーフォトが大好きですね。

 メンバーはJimmy Smith(org), Percy France(ts), Kenny Burrell(g), Donald Bailey(ds)の4人です。聴きモノはNYC出身、ロリンズの高校時代のクラスメートでもあったフランスの参加です。この盤がフランスのBNデビューですが、オルガンとプレイするのが好きだと言うだけあってなかなかにアーシーでこのアルバムの雰囲気を決定づけていますよね。A面はマ・レイニーで有名なレイジーな"See See Rider"で幕を開けますが,A面最後の"Messin' Around"や”Gracie"のブルースでのソウルフルなプレイが印象的です。続く,バレルの"Come On Baby"のアーシーなスミスとフランスのプレイもさることながら,作曲者バレルのブルージーなプレイは相変わらずの健在ぶりで嬉しいですね。

 所有盤はNEW YORK USAアドレスのステレオ盤です。何べんみても美しいカバーでソウルを感じますよね!


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4 コメント

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今日の目覚めに♪ (サイケおやじ)
2007-10-29 07:28:05
おぉぉぉぉぉ~!
今、聴いてますよ、これっ♪
ジミー・スミスの左手&足による4ビートのウォーキングが凄いですよねっ!
ちなみに裏ジャケ解説によると、写っている店はジミー・スミスがご贔屓の食堂だそうです、ハーレムのアポロ劇場の近くらしい♪
パーシー・フランシスのテナーも、そういえばB級グルメと言っては失礼でしょうか? なんとも憎めない味のあるプレイですねぇ~~♪
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Kate Bishop (67camper)
2007-10-29 22:03:32
サイケおやじさん,コメントありがとうございます。
偶然ですね。同じ日にこのアルバムを聴いていたとは・・・

このブリリアントなフォトは、初めてこのアルバムをみた時からとても気になっていました。そうですね,裏解説の冒頭に記載されていますね。KATE O. BISHOPが店主の名前でしょうか?

スミスの中でも最も気になるカバーかも知れませんね。
個人的には4200が好きなんですけど・・・
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スミスとバレル (ebi)
2007-11-01 12:16:15
スミスはいろいろなギタリストと演っているのですがバレルの組み合わせがいつの時代もしっくり来ますね。
このアルバムではバレルがちょっとロックロールっぽいフレーズを繰り出したりと若々しい演奏を聞かせてくれますね(当時若かったから当たり前か)。

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BURRELL&SMITH (67camper)
2007-11-01 19:38:34
ebiさん,コメントありがとうございます。
このあたりはバレルファンのebiさんならではのコメントですね。BURRELL&SMITHは結構,BNで共演していますよね。
自分の一番好きな4200の確かそうでした。
バレルもスミスも最も輝いた時期の演奏ですし,素晴らしいですね。
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