
The Artistry Of Freddie Hubbard/Freddie Hubbard
(Impulse A-27 reissue)
(Impulse A-27 reissue)
モンゴメリーブラザーズのパシフィック盤でジャズ界にデビューしたフレディ・ハバードはスタイルを少しずつ変えて行き、ファンキー,新主流派,ジャズロック、フュージョンと何れのスタイルにも見事にフィットする器用さも見事ですよね。 特にブルーノートに於けるメッセンジャーズ系のファンキーなプレイ,マイルスバンドのメンバーとの新主流派的なプレイが印象に強く残っています。ビッグトーンで美しい音色のプレイはスタイルを変えても健在で「ビッチェズブルー」(実は所有していませんが)以降は常にポールウィナーとして君臨したトランペッターだと思います。本日のアップは彼のキャリアから言うと比較的初期の1962年インパルスへの録音です。
メンバーはFreddie Hubbard(tp), John Gilmore(ts), Curtis Fuller(tb), Tommy Flanagan(p), Art Davis(b), Louis Hayes(ds)の3管編成のセクステットです。丁度当時,在団したと思われるジャズメッセンジャーズと同じ編成で,パワフルなファンキ-ジャズを聴かせてくれます。各面1曲目にスタンダードが取り上げられ,残り3曲はフレディのオリジナルと言う構成です。デービスのベースに導かれ始まるA-1のキャラバンからフレディの輝かしいトーンのラッパが聴かれます。B-1のサマータイムでもマイルスを意識した?抑制の効いた楽器のコントロールがすばらしいテーマを聴くだけで,グッと惹き込まれて行きますね。残りの3曲のオリジナルでもファンキーなテーマと乗りの良いソロはフレディの独壇場です。ギルモア、フラーのアーシーなプレイもききもので、ユニゾンでの分厚さも最高です。そして,これに絡むフレディの切れの鋭いトランペットとの相性抜群ですね。また、やや遠い録音ですがトミフラのリリカルなピアノもアクセントになってます。新主流派的プレイばかりがもてはやされる傾向があり,ファンキーなフレディを聴くには最高のメンバー、選曲と思われます。
所有盤はインパルスの再発,abcラベルのステレオ盤です。テンションの高い新主流派的プレイも良いですが,ファンキーなフレディも聴いてみいては・・・?何と言ってもモーガンの後のJMのトランぺッターですからね。
ここ数年フレディが好きになってぼつぼつ集めてますが、ご紹介盤も勿論好きな1枚です。同じインパルスのThe Body And The Soulもしっとりとした?フレディが聴ける好盤ですよね。サイドマンではエヴァンスのInterplayやメッセンジャーズのThree Blind Miceでのプレイが忘れられません。
ファンキーなプレイ堪能するならコレでしょうけど!
もう一枚のインパルス盤,黒いオルフェを収録したアルバムですよね。ドルフィが入ってたかなぁ???
確か,かなり以前にこの曲のクレジットに目がいき購入しました。アップ盤と同じabcインパルスの再発グリーンラベルです。おまけにカット盤です。
最近,あまり聴けてません。また聴いてみますね。
新主流派的プレイも個人的にはとても好きです。
アルテックのライブで聴いたことがあります。ベルとの距離5mぐらいだったのですが本当に生音が大きいんですよね。凄かったです。
フレディは今でもずーっと僕のアイドルです(笑)。
bsはblue spiritsですものね。そうでした,フレディ大好きなんですよね。
自分はフレディの演奏で一番好きなのは,月並みですがハンコックの2枚です。あの緊張感が堪らなく好きでねぇ・・・
でもこのファンキーな演奏も素晴らしいです。どんなスタイルにもうまくfitする器用さもさすがです。トランペットが本当に小ちゃく感じるほどがっしりしてて顔もでかかったなぁ・・・
A面は痛快ハードバップ、B面はちょっとソフトでディープな世界と上手いプログラムだと思います。
ルイス・ヘイズも冴えまくっていますし、早速、これから聴きます!
年期の入ったジャケットも、ジャズの喜びのひとつではないでしょうか。
先日のハーデンのメインストリーム同様このヘイズも乗っていますね。メンバーもよくファンキーでいいアルバムですよね。
自分の所に来た時から,こんなring wearの凄いカバーでした。盤質はOKなんですけどね・・・