Shelly Manne & His Men at The Black Hawk vol.1(Contemporary S7577)
Shelly Manne & His Men at The Black Hawk vol.2(Contemporary S7578)
Shelly Manne & His Men at The Black Hawk vol.3(Contemporary S7579)
Shelly Manne & His Men at The Black Hawk vol.4(Contemporary M3580)
モダンジャズではライブ演奏の2枚組なんてのは当たり前で先日アップしたMJQのヨーロピアンコンサートやラストコンサート,マイルスのアガルタ、ブラックホーク,マイファニーバレンタインとフォア&モア、メッセンジャーズのバードランド,カフェボヘミアなどあげたらきりがないですよね。3枚組以上になると極端に少なくなり,キースジャレット,コルトレーンの日本ライブなどが代表ですよね。勿論,JATPのようなツアメンバー全員参加ものでは3枚組は当たり前ですよね。ところが4枚組となると極端に少ないのではないでしょうか?本日はドラマー,シェリー・マンのブラックホークライブ4枚セットです。メジャーアーチストならともかくこんな渋めのクインテットで4枚もリリースしたコンテンポラリ,良くやったものです。
渋めのメンバーは4枚とも全て同じでJoe Gordon(tp), Richie Kamuca(ts), Victor Feldman(p), Monty Budwig(b), Shelly Manne(ds)の五重奏団です。全14曲,10分前後の演奏が12曲,20分に近い長尺曲2曲の構成で,各自のソロを「もういいよ!」というところまで楽しめる選曲です。Summertime, Our Delight, Poincianaとつづくvol.1から各自の個性が全開です。コントロールの利いた吹奏で定評のあるゴードンとスムーズなカミュカのフロント、いい組み合わせですね。フェルドマンの良く唄うシングルトーン、ピチカートでのウォーキングがいいモンティ、マンの手堅いサポートとリズムセクションも良くスウィングしていますね。vol.2, vol.3のサイドBできかせる長尺の2曲のブルースも聴きものになっています。手堅いメンバーで4枚組という大英断を良く下したものです。マイルスのマラソンセッションという4枚セットでは契約問題で一気に収録した事が知られていますが,このシェリーマンの4枚組にもそう言った契約問題の関与があったのでしょうかねぇ???
自分はバラバラと3回に分けて入手しました。1.2.3がステレオ録音,4のみがモノラル録音です。とうして聴く事はありませんが,いずれの4枚も甲乙つけ難いできです。西海岸のマラソンライブと言うと少し言い過ぎかな?・・・。
このライブ盤・・・テナーもトランペットもいい演奏してるし、地味だけどいいバンドですよね。録音もベースの音、しっかり入っていてライブ録音としてはかなりいい感じだと思います。
あれ~、うちの4枚にsoftly~入ってたかなぁ?・・・
個人的にはsummertime, whisper not, 長尺のブルースが好みです。ゴードン,カミュカは渋い通好みのプレイヤーですよね。
このメンバーで4枚組のライブ録音は凄くないですか???
softly~は「Live!Shelly Manne & his men at the Manne-Hole(contemporary)2枚組の方でした。同じようなジャケットで混同してしまいました。
camperさん、仰るようにこの4枚シリーズは、その企画自体が凄いですね。Goldmine本によれば~vol.1~vol.4、モノラル・ステレオ共に、全て1960年発売となってますね。いい演奏だったので思い切って4枚も発売したんでしょうね。
ネットでもあまり見かけないのは・・・あまり売れなかったんでしょうか。
ドキッとして,裏面の演奏曲を確認したものです(笑)。こっちも認知症一歩手前,記憶がはっきりしてないので焦りましたよ!自分も勘違いはしょっちゅうです。
Goldmineって結構皆さん利用しているのですかねぇ?
自分も所有していますが,画像があれば更にいいのですが・・・。
私も、この4枚組みを持ってます。全部ステレオ盤のオリジナルですが、5年ぐらい掛かりましたね。確か2番目が中々入手出来なかったのです。入手方法は別々でした。店で買った分にヤオフクなど。ペットのJoe Gordonがいいですね。この盤をきっかけにゴードンの他のレコードも聴きました。彼はブルーノートやプレステイジなどには出てないマイナーなプレーヤかもしれませんね。でもケニー・ドーハムのような吹き方の聴き易いプレーヤで個人的には好きですね。
67camperさんおばんです・・
私も、この4枚組みを持ってます。全部ステレオ盤のオリジナルですが、5年ぐらい掛かりましたね。確か2番目が中々入手出来なかったのです。入手方法は別々でした。店で買った分にヤオフクなど。ペットのJoe Gordonがいいですね。この盤をきっかけにゴードンの他のレコードも聴きました。彼はブルーノートやプレステイジなどには出てないマイナーなプレーヤかもしれませんね。でもケニー・ドーハムのような吹き方の聴き易いプレーヤで個人的には好きですね。
ゴードン,カミュカのフロントならウエストコーストジャズファンなら放っておけない筈です。とくにゴードンはコントロールの利いた素直なプレイが身上で自分も好きなプレイヤーです。エマーシーやコンテンポラリのリーダー盤もいいですね。
自分は4のモノラルが最も入手が遅かったです。まとめて4枚という方は,なかなかおられないと・・・。
ぼくもこの作品、特にVol.1のSummertimeが大好きで、アナログ盤をずっと探していました。
きょう、念願かなってそのVol.1を手に入れたのですが、いわゆるSealedの状態でした。
開けてみると、どうもステレオのオリジナルか、もしくは2ndプレスあたりではないかな?という気がするのですが・・・
そういうものが未開封新品で存在するというのも稀なことですし、何しろ鑑識眼を持ち合わせていないので、果たして・・・?と悩んでいます(笑)。
拙ブログにもそれについての記事を書きました。
http://trenchmelon.blog134.fc2.com/blog-entry-154.html
写真があまり綺麗でないので判りづらいかも知れませんが、お時間ありましたら、読んでやってくださいませ。
貴ブログも拝見しましたが,オリジナルっぽいですね。恐らくそうでしょう!開封されたのは氏が初めてですから貴重ですね。自分のは再発盤なので,イエローラベルです。
良い奴が見つかって良かったですね。
また、興味ある記事がありましたらコメントお待ちしています。今後とも宜しくお願いいたします。
早速のコメント、ありがとうございます。
また、拙ブログもお読み頂き、重ねてお礼申し上げます。
掘り出しものに当たったようで、嬉しいです。こういうことがあるから、レコード探しはやめられないですね。
もちろん、内容の良さが何より大事ではありますが、その点でもこのレコードは(地味だけれど)一級品だと思います。
SHELLY MANNE 、好きだなぁ・・・
こちらこそ、今後ともよろしくお願い致します!