Barbara Carroll/Barbara Carroll
(Blue Note BN-LA645G)
(Blue Note BN-LA645G)
女流ジャズピアニストの最高峰は秋吉さんであることは信じて疑わないですが、当時に活躍したピアニストではユタ・ヒップ、マリアン・マクパートランド、メリー・ルー・ウィリアムス、バーバラ・キャロル、ジョイス・コリンズ、ヘイゼル・スコットなどはは忘れられない存在です。中でもバーバラ・キャロルは今までにもリビングストンの10インチ、アトランティックの10インチ、RCA, Verve盤など好アルバムが目白押しで自分にとっては贔屓のプレイヤーです。本日のアップは彼女の晩年、1976年ブルーノートの録音の一枚でタイトルは人名そのままの一枚です。
メンバーはBarbara Carroll(p), Chuck Domanico(b), Colin Bailey(ds)のトリオですがVictor Feldmanがパーカッションで参加していたり、Dennis Budimir(g)を加えたセッションも聴かれます。クリアなピアノの録音は年代を感じますね。収録曲にはオリジナルもありますが、キャロルのピアノを聴くにはA-3の"I Can't Get Started", A-4の"Baubles, Bangles and Beads", B-2の"Prelude To A Kiss, B-4の"It Never Entered My Mind"のスタンダードがいいですね。極めつけはズバリ、日本ではハイ・ファイ・セットでヒットした"Feeling"のソロピアノです。小品ですが原曲の美しいメロディが生かされたソロが最高です。この曲のバージョンて他にあるかなぁ・・・?
所有盤はソリッドブルーに黒の音符盤ですが、この年代だと、これがオリジナルですよね。往年のブルーノートのようなジャケの垢抜けたセンスは希薄ですが、BN的な質実剛健な音造りは健在です。
二曲目がFeelingでこれもいいですね。
そもそもこの盤全体がいいし、モンティの代表作品といってもいいでしょう。
多分、聴いたことがないと思います。良かったらレーベル、タイトルなど教えていただければと思います。
モントルージャズフェスティバルの実況盤で、
トリオで演奏。
レーベルはいまよく覚えていないのですが、POCJと記憶してますのでパシフィックかなと思います。
以前はLPで今ではCDであると思います。
棚を確認します。(笑)
パシフィックですか!?
となると更に聴きたくなりますね。