
The Modernity Of Bob Brookmeyer/Bob Brookmeyer
(Clef MGC-732)
(Clef MGC-732)
ブルックマイヤーのクレフ盤は彼の初期の演奏を捉えたアルバムです。ピアノにジミー・ロールズ、バディ・クラークのベース、メル・ルイスと言うワンホーンの仕上がりでボブのバルブトロンボーンの妙技を充分に楽しめる構成です。7曲構成でサイドAは"You Took Advantage Of Me", "There Will Never Be Another You", "What Is There To Say", "He Ain't Got Rhythm"の4曲のスタンダードからなりカルテットのインプロビゼーションが楽しめます。一方、ボブは作曲、アレンジ面でも優れており、クロード・ソーンヒル、ウディ・ハーマン、マリガン等の有名バンドでそのタレントを発揮して来た事も良く知られています。サイドBはボブのオリジナル3曲構成でボブの作曲・アレンジの才能にスポットが当てられています。勿論、演奏も頑張っていてB-2の"The Bulldog Blues"ではピアノのロールズとともにの渋いブルースプレイが印象的です。このアルバムはクレフ盤で、Phil Sternのphotoがカバーに使われており'56のリリースです。

Plays Bob Brookmeyer And Some Others/Bob Brookmeyer
(Clef MGC-644)
(Clef MGC-644)
さて、クレフにはもう一枚ブルックマイヤーのアルバムがあります。このDSMカバーのアルバムでタイトルは"Plays Bob Brookmeyer And Some Others"、番号がMGC-644です。このDSMのカバーが好きで、以前から入手の機会を狙っていたのですが内容については全くunknownでした。届いてビックリ!これはMGC-732とメンバー、演奏曲も同じなんです。こちらは'55のリリース。クレフとVerveで再発するならわかるのにクレフ同士でカバーをかえて再発するとは、グランツさんどういう事???まあ、カバーが良いので許すしかないのですが・・・相変わらずこの作戦にはやられっぱなしです(笑)。
camperさんが以前アップされていたUA盤もそうですがこれまた長らく欲しい盤の一枚です。The Blues Hot And Coldも狙ってるんですけどなかなかお目にかかれません。このDSMのカバー・・ブルックマイヤーの顔似てますね(笑)クレフの作戦にはまったといっても両方ともいいジャケだし羨ましいですよ(笑)
内容同じですけど、おっしゃるようにカバーアートとしてはともに素晴らしいです。
ボブ・ブルックマイヤーのverve系はあまり国内盤が出てないですかねぇ?パシフィックジャズとVIK盤は再発されましたよね。輸入盤の中古しかないかもしれませんね。
swanさん、ゆっくり待てばそのうち出てきますよ!
たしかに・・・同じClefレーベルのまま、644番と732番での2nd?というのも時期がかなり近いですよね。一般的には、Verve時代になってからの「Clef-Seriesというロゴが入っての黒・トランペッター」というパターンでのClef再発が多いのかと思います(詳しくは知りませんが)
DSMはもちろんですが、732のカヴァー・フォトもいい味わいじゃないですか。swanさんと同じく・・・これなら2枚あっても全然OK!ですね(笑)
カバー、ビニルとも732はNM, 644はVGというところです。DSMは良いイラストですが、聴くのはもっぱら732ですね。
おっしゃるようにクレフシリーズで再発される事(トランペット)が多いですよね。これもコレクションの対象ですけどね。
再発もこうやってやられると、何とも仕方なしと言う感じです。
御指摘のように2枚あってもOKとしてます。