Collaboration/Shorty Rogers & Andre Previn
(RCA LPM-1018)
(RCA LPM-1018)
アレンジャーと言うのは大きいコンボやビッグバンドではとても重要な要素なのでしょうが，これを完璧に楽しむのはなかなか難しい。そんなわけで，正直言って自分にとってはロジャースのアルバムと言うのはあまり得意ではありません。やっぱりジャムセッションのようにその場でいきなりアドリブをぶつけ合うスリリングな演奏が好きなんです。じゃあ，どうしてアップするのかってことになりますが，一緒に演奏するプレビンのピアノの明快なタッチが気になって仕方がないからなのです。また、このRCA盤に良くみられるカバーデザインの秀逸さもみのがすことが出来ませんね。
アンドレ・プレビンはアレンジャー，コンポーザーとしても有名ですが，卓越したピアノテクニックとドイツ人とフランス人の間に生まれたヨーロピアンにも拘らず乗った時のスィング感にはみるべき物があり，個人的には大好きな白人プレイヤーですね。
そして素晴らしいメンバーが招集されていることも見逃せません。メンバーはShorty Rogers(tp), Bud Shank(fl, as), Bob Cooper(oboe, ts), Jimmy Giuffre(bs), Milt Bernhart(tb), Andre Previn(p), Al Hendrickson, Jack Marshall(g), Joe Mondragon, Curtis Counce(b), Shelly Manne(ds)でギターとベースは曲によって交代します。彼らの洗練された西海岸らしい洗練されたアレンジも良いのでしょうが，ホーン陣のアンサンブルに呼応する形のプレビンのピアノには納得されることと思います。題目はオリジナルが中心と思いますので割愛いたします。
所有盤はRCAのモノラル盤，DG付きのオリジナルと思います。gatefold coverで折れ込んだ内側からビニルを出し入れする（これが出しにくいので嫌いなんですが）RCA独特の造りのカバーも洒落てます。
追記：ブログ仲間のbassclefさんから、2ndカバーの話題がコメントに記されました。自分のアップ盤のgatefold内に上記のクラクストンによるphotoが使われています。ひょっとして2nd coverってこれですかねぇ？？？
爽快な演奏が印象的でしたから、オリジナル盤を探して長い年月が経ってしまいました。
未だ入手しておりません。
ジャケットを見せられると、やっぱり欲しいです。
そこまでこだわった企画ものでしたか？
所有していて，詳しく知らないていたらくです。
ただ，プレビンの爽快なタッチは随所で楽しめるアルバムと思います。
> （これが出しにくいので嫌いなんですが）
私はこういう場合、gatefold の間にはさんでおきます。
２枚組やインパルスなんかもみんな間にはさんでしまう無精な私です（笑）
手持ちのこのレコードの場合、天ワレが入り口から10センチ程あるところからして、元のオーナーは毎回きちんと出し入れしていたのかもしれません。
ANDRE PREVIN は大好きなんですが、ついコンテンポラリー盤ばかり聴いてしまいます。
これってこんな豪華メンバーだったんですね（笑）
久しぶりに聴いてみなくちゃ！
ウェストコースト・ジャズ創生期の立役者と言われるロジャースですが苦手というか良さが未だに分かりません（笑）。アレンジはそんなにキツイとは思いませんが急速調の短い曲が多くてじっくり聴かせる曲が少ないのが原因ですかね？マリガン絡みで購入したCAPITALの「MODERN SOUNDS」も聴くのはマリガンの入っている面ばかりだしあと持っているのはLIGHT HOUSEものぐらいです。
PREVINも大して持っていませんが中ではやっぱり「MY FAIR LADY」が一番かな・・・・。
自分はロジャースのことが今ひとつ，理解できないでいるのですがこのプレヴィンは行けてます。あの明快なタッチはコンテンポラリーで証明済みですしね・・・
さてこのカバー，mono-monoさんと同じで天ワレが入り口から10センチ程自分の奴にもあります。出し入れのためにFOLD部分も90度以上に開きます。自分は透明の外袋を全部のアルバムではずしている（ブラジル盤は別）ので中に収納するしかないのですけどね。袋に入れた方が良いかも知れませんね。
NOTさんのようなコレクターでも，苦手なわけですから，やっぱり自分には無理ですね。（笑）
ジャズのガイドブックにはたまにロジャースのアトランティック盤をはじめ出ていますが，やっぱり自分のハートに訴えるのはそのカバーの秀逸さだけかも知れません。
いや～，ROGERSはハードルが高いわ・・・
mono-monoさんもお持ちのようですが、なぜか僕も持ってます（笑）タイトルは同じですが、ジャケ違いです（プレヴィンとロジャーズが譜面を見ながら打ち合わせをしている図）レコード番号がLPM-1334なので、camperさんのgatefold（1018）からはだいぶ後になって発売された2ndでしょうね。
内容は・・・これから聴いてみます（笑）（あまり印象に残ってない・・・トホホです）
ロジャース，確かに何枚か所有しているのですが，どれもあまり印象がないのです。
おそらくアレンジャー的側面を理解できないからだと思います。なぜかラッパの音色やフレージングも目立った特徴が自分の耳には訴えて来ないのです。
でもプレヴィンは別でしょう！これがなかったらアップしなかったかも？カバーはimpressiveですよね。gatefoldの中にクラクストンのこのショットが入っています。これが1334のカバーでしょうか？本文に追記で入れてみました。
妙につるんとした顔のプレヴィンが左側、少し渋みのあるロジャーズが右側で譜面を見ているモノクロ写真、２人の上部に
ROGERS&PREVIN
COLLABORATION
という文字があり、なぜかROGERSの６文字全部がピンク色、PREVIN６文字がブルー。COLLABORATIONの13文字がひとつ置きブルーとピンク色。この色文字だけが、モノクロに浮かび上がる・・・というなかなかオシャレな雰囲気のシングル・ジャケです。ちなみに僕はこの盤、ジャケ買いでした（笑）
違っていたようですね。
すみません。
こっちのphotoはクラクストンらしく，カバーにクレジットされています。彼のポートレイトとしては凡作ですけどね。