67camper's Blog

管理人67camperの空冷VW、北米輸入住宅、キャンプ、ジャズ、自転車、アコギ、カメラ、アメカジに関するログです。

機嫌の悪い?66bug

2007-01-25 23:51:25 | Volkswagen
 最近,妙に機嫌の悪い我が家のデイリー・ドライバー66bugです。これもカフェオレ・プロジェクトのためかな?なんて気になっています。というか自分のところにやって来て6年目を迎えたので、消耗部品にガタが来ても何の不思議もないかも知れませんが・・・



 まず第一弾はエンジンフードのスプリングが固定してあるブラケットの溶接が解離してしまいフードを開けるとフードが相対的に下降しエアクリーナーに干渉するようになってしまいました。本日,スポット溶接をやり直してもらい復活です。 画像は溶接後です。



 第2弾はむし寿し~人体の不思議展の道中で起こりました。ちょっとしたデコボコ道を走っていると急にガタガタと金属音がし始めました。走行,ステアリングにはさほど問題がなかったのですがショック~サスの異常はあきらか。ヒヤヒヤしながら主治医のフラットパワーさんに見ていただくととタワー部分が吹き飛んでいたと言います。修理後の画像です。このへんのガタがさすが40年選手です。対側も点検してもらい安心仕様になりました。

 やっぱりカフェオレの仲間入りに妬けているのかも・・・こういう生き物的な感覚がVWらしいですよね。

Beautiful Tone, ホッジスのアルト

2007-01-25 06:20:36 | jazz & vocal
In A Tender Mood/Johnny Hodges
(Verve MGV-8149)


 昨日はべニー・カーターのアルバムをアップしましたが,この時代のアルトシーンではもう一人の巨匠,ジョニー・ホッジスを忘れる訳にはいきません。マサチューセッツ州,ケンブリッジの出身のホッジスはプロになって2-3年の1928年にエリントン楽団に参加したと言います。当初はソプラノサックスをプレイしていたと言いますが,やっぱり彼の持ち味はこの艶ややかなアルトサックスのbeautiful toneにあると思います。先日,デフランコをアップした際,ブログ仲間のbassclefさんから8100番台はreissueが多いとコメントを戴きましたが,本日アップのこのアルバムもノーグランの再発になります。

 パーソネルはヴァーヴ・レコード・ディスコグラフィー・プロジェクトによると7-8人によるやや大きめのコンボと行った感じですが、ライナーでは"He is accompanied here by aan orchestra, among whose are included Flip Philips(ts), Lawrence Brown(tb), Leroy Lovett(p), Ray Brown(b)."と記載されており、前記プロジェクトでは全くRay Brownの記載がなかったりで詳細は不明です。しかしながら,自分のタコ耳でもホッジスの美しいアルトだけは聞き分けられます。何と言ってもB面2曲目のテンダリーの美しいプレイが彼の真骨頂です。スローなテンポで、ゆったりと吹奏する,ホッジス。気持ちいいです。タイトル通りのTender Moodで演奏されたワンアンドオンリーな記録だと思います。他ではAラスのスィンギーな"Sweet Georgia Brown"、B面冒頭の"Duke's Blues"も好きですね。

 Alex de Paolaの屈託なく微笑む女性を使ったカバーフォトもいいですよね。VerveのT字MGMの再発盤ですが,ホッジスのアルトはいつもの音色で充分にとらえられていますよ。