「むし寿し」～人体の不思議展

　今日は久々に休みで，家族で高知市内にでかけました。昨日、急に思い立って「”むし寿し”を食べたい」と67camperがママに言ったのがきっかけでした。「じゃあ」ということで昼食目的で高知市内のK寿司へ。このお店はどうやら全国通販もやっているようでパンフをもらってきました。以下のとおりの解説文がありましたので紹介します。

「すし飯をせいろに入れて、錦糸玉子やかまぼこを飾って蒸し、ほかほかに温めて食べるむし寿し。高知では，昭和初期から冬の食べ物として登場しました。当店では，昭和26年の創業時から作り続けています。黒糖を入れた特製すし酢と、刻んだ椎茸を混ぜ込んだすし飯は、独自の風味を作りだしており、高知の冬の定番の味として，多くの方々にご愛顧いただいております。」

　うちの子供達も長男以外は食べた事がなかったので，「土佐人としてこれは知ってないといかん！」ということで連れて行きました。予想通り，一番下のUちゃんも完食の図です。自分もおそらく40年以上，好きで食べ続けていますが，高知の名物，庶民の味として根強く人気があるのに以外と紹介されていないB級グルメのような気がします。食べられた方おられます？？？ 　

　そのあと高知県立美術館で開催されている「人体の不思議展」に行ってきました。生々しい人体の解剖標本をみせていただき、「ギョギョ～！」。少しエグイ感じで、食事の前に行かなくてよかったなぁと言う感じでした。献体されたご遺体で作られた標本はrealityがあり、脳にも触れるコーナーもあったりで子供達も妙に神妙になってたのが印象的でした。興味のある方はどうぞ！。行ってのお楽しみです！！！

エピックを代表する女性ボーカル

Dolores/Dolores Hawkins
(Epic LN3250, unknown reissue)

　白人女性ボーカルもたまには良いかと思い，久々に「ドロレス」を聴いてみる。なかなかオリジには出会えなくて結局，再発盤を購入しましたが、これってどこが制作したんかなぁなんて思えるようなセンターレーベルです。エピックの文字やファンもない黄色一色のレーベルで単にタイトル，曲名が入ってるだけ，制作者の名前すら書いてない。東京出張のときにディスクユニオンで出会った盤です。カバーの造りなんかは結構しっかりしているのですよ。

　さてこのドロレス・ホーキンス、ボーカルファンには良く知られたアルバムだと思います。自分はこの訳のわからない再発盤を購入するまでは，声すら聴いた事がなかったのですが，これならとうなづいてしまうようなハスキーボイス，ジャンプナンバーでの切れの良いノリ，バラードでのしっとりとした語り口，どれをとっても一級品です。加えて伴奏陣が，あれどこにもクレジットがないぞ！ピアノトリオ，ギター，トランペットもいるようですが詳細不明のスモールコンボです。これがツボをえた伴奏でいいんですよね。わからないところがまた余計魅力を付加しているような気もします。演奏曲もスタンダード揃いで好ましいです。個人的にはサイドAの"Lover Man"、サイドBの"The Man I Love", "Just Squeeze Me"が好きですね。再発盤ですが音も及第点と思います。

　ドロレス自体は5才から，ラジオで活躍した経歴があり，Gene Krupa楽団でその名を知られるようになったと言います。Krupa楽団といえばアニタ・オデイですが，彼女と前後して在籍したのでしょうかねぇ。どっちが先かわかりませんがKrupaのスカウティングの才も相当ですね！