斎藤秀俊の眼

科学技術分野と水難救助、あるいは社会全般に関する様々な事象を一個人の眼で吟味していきます。

午後からASET17

2010年11月11日 23時20分01秒 | 学校.学会訪問記
午後から急いで富山県黒部市に移動しました。11日から13日の予定で、ASET17、「第17回エコテクノロジーに関するアジア国際シンポジウム」
が開催されています。シンポジウムテーマは「アジアの持続可能な発展に寄与する高専の役割」で、このシンポジウムは私が監事を務めている、独立行政法人国立高等専門学校機構の主催で、 主管校は長岡工業高等専門学校,富山高等専門学校,石川工業高等専門学校、福井工業高等専門学校,舞鶴工業高等専門学校 で開催されました。ここまで読まれると、「高専ががんばっている国際会議か」とおわかりになるかと思います。もともとは富山高専がはじめた国際会議で、高専の学生たち、教員に国際感覚を身に着けてもらおうという思いで続けられています。それが17回目の開催となり、たいへん多くの参加者を集められるようになりました。私は、次の日の業務が大学でありましたので、夕方のセッションと懇親会に参加して、一泊してから長岡にもどます。国際会議ですから、韓国,中国,マレーシア,インドネシア,ベトナム,タイ,シンガポール などからも参加者がおりました。


全国に国立51校、公立3校、私立3校の高専があります。各高専に1名でもいいから、海外が大好きだ、将来は国際社会で活躍したい、という学生がいることを期待しています。こういう会議に参加すると、いやいや、1名以上はいそうだな、とうれしくなってしまいます。一学年あたり57名でもそういう学生を集められれば、本学の海外展開の原動力になるでしょうね。午前中の西水さんの講演会など、大入り満員になったはずです。誘っても理解できない学生を入学させるよりも、誘えば響きあう学生を入学させたほうがいいに決まっています。それが戦略ってものです。
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