斎藤秀俊の眼

科学技術分野と水難救助、あるいは社会全般に関する様々な事象を一個人の眼で吟味していきます。

本日の講義

2011年05月30日 23時42分06秒 | 講義記録
本日の大学院講義、結晶構造特論の内容について。
きょうは、前半にてらせんを勉強しました。回転軸2,3,4,6にそれぞれ軸に沿って並進を加えると、対象物が螺旋階段を下りるようにぐるぐるまわりはじめます。たとえば3回のらせんの場合、31と32(1と2は下付)回転が右手系と左手系とにわかれます。

後半は32の結晶点群について学びました。回転軸の組み合わせと点群の関係はわかりましたか?結晶点群はある箇所に立って、ぐるっと周囲を見たときに見える景色のうち、規則性をもちえる対象要素の組み合わせです。

来週は、点群に映進を加えることでできる空間群について勉強します。

最新の画像もっと見る