斎藤秀俊の眼

科学技術分野と水難救助、あるいは社会全般に関する様々な事象を一個人の眼で吟味していきます。

守備範囲とバランス

2016年04月04日 05時41分40秒 | 斎藤秀俊の着眼
科研の採否について、全国から悲喜こもごも。
もし残念な結果になっても初心に戻ってブレインストーミングからやってみましょう。初心を忘れると採択は遠退きます。

さて、守備範囲とバランスの話を先日書きましたが、理解できないとお叱りを沢山頂きました。さらに突っ込みコメントするとすれば、車の両輪理論が相応しいかと思います。例えば、救助者と要救助者は両方いて初めて救助という現場が作れます。車の両輪の「ここが問題という点をつく」ことが重要です。

要救助者しかいなければ災害という現場。救助者しかいなければ訓練という現場。「訓練が上手くいっている」という説明が幅を利かせても、それにあわせてもう一方の輪の問題点を解決する方法を提案しなくては、聴いている方は時間の無駄と感じます。

「わたくしは訓練専門ですから」ももちろん成り立ちますが、その守備範囲に相応しいステージでやればいいわけで、でもそこには同じ提案をする人が沢山いるということです。

ちょっと辛口ですね。
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