斎藤秀俊の眼

科学技術分野と水難救助、あるいは社会全般に関する様々な事象を一個人の眼で吟味していきます。

実務訓練シンポジウム

2012年05月23日 21時28分20秒 | 長岡技術科学大学の広報
実務訓練とは、本学の4年生のうち、大学院進学が内定した学生が、企業等に約半年間出向き、インターンしてくる制度です。企業、公団、官庁の現場で活動する人々と交わり、現場指導者の監督のもとに自らもその活動に参加することによって、「技術に対する社会の要請を知り、学問の意義を認識するとともに、自己の創造性発揮の場を模索すること」と「実践的・技術感覚を養うこと」を目的としています。 国内企業等のほか、海外企業や学術交流協定を締結している海外の大学等にも学生を派遣しており、平成23年度は、海外27機関に52名を派遣しました。

明田川教授が実務訓練委員会委員長としてとりまとめを行い、三宅教授がシンポジウム内容のコーディネートを行いました。

新原学長の挨拶の様子です。挨拶がいつもより、少し短かったようです!?


中出教務担当副学長が海外実務訓練の状況を説明しているところです。多くの国にも実務訓練で学生を派遣しています。


基調講演は、ものづくりイノベーションにおける情報技術の役割と求められる人材として、東京都立産業技術研究センター 片岡正俊 理事長から講演をいただきました。ものづくりの現場にも情報を組み入れられつつあり、東京都立産業技術研究センターの最先端の加工機器にも情報を活用したものがたくさんあるとのことでした。それを地域の企業が活用しているそうです。


パネリストには、本学のOBにお願いしました。
日本工営株式会社 中村茂氏
シャープ株式会社 福島隆司氏
株式会社NTT東日本ー神奈川 上野晋一郎氏

日頃、ICTなどにうとい私が聴いていても、なるほど、と思う内容が多く、楽しい時間でした。
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