斎藤秀俊の眼

科学技術分野と水難救助、あるいは社会全般に関する様々な事象を一個人の眼で吟味していきます。

釧路高専三十三間堂

2011年09月01日 23時20分47秒 | 高専訪問記
意味わかりますか?普通、高専の教員室は教員ごとに1つの部屋が割り当てられます。そしてその部屋は学科ごとに集められるので、学科の棟ごとに分散します。しかも学科の棟一つにも階層があるので、階ごとに部屋が分散します。つまり、ある先生の部屋を探すのに〇〇棟の何階という指定がないと探せないのが常識です。釧路高専では教員室が、ある棟の3階に集められています。しかもその階の廊下が100mの長さがあります。そこにほとんどの教員室が廊下の両脇に直線的に並んでいます。


そのろうかは普通の2倍くらいの幅があり、所々に洗面台があってしかも学生が所々で座ってられるようになっています。見通すように高い目線で写真を撮ってみました。

拡大

上の写真に写っている流しを逆側から撮影

違う角度から


学生が先生に質問のあるときにこの棟に来ると、部屋をまわれば複数の先生に質問ができるようになります。棟をかえたり、階段を上り下りする必要がありません。廊下が共用スペース的な役割をもつため、先生が不在のときには勉強しながら戻つてくるのを待つことも可能です。教員室が直線的にはてしなく並んでいる様をみて、三十三間堂を思いだしました。
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