斎藤秀俊の眼

科学技術分野と水難救助、あるいは社会全般に関する様々な事象を一個人の眼で吟味していきます。

クマが家の中に押し入って

2015年11月01日 16時41分57秒 | 斎藤秀俊の着眼
昔、ペンシルベニア州立大学に勤務していたころの話。
大学のある町がState College(ステートカレッジ)という町で、そこはそもそも家にカギをかけない処。
ある晩、主任教授のお宅でパーティーがあって、そのお宅に忘れ物をして帰ってしまいました。
次の日に、その先生に「忘れ物をした」と話しをしたら、「家にカギはかけてないから、勝手に取りに行ってこい」といわれて、お宅を訪れたら、たしかに鍵がかかってませんでした。

その後、その先生と話していたら「そもそも、この地域で家にカギをかけないよ」「でも、昔一時期、カギをかけるようになったときがあって、それは町にクマがでて、ある家がぐちゃぐちゃにされたときさ」と教えてくれました。
この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 新潟日報本社の芸術 | トップ | ほんとうは大丈夫なんだけれ... »
最新の画像もっと見る

斎藤秀俊の着眼」カテゴリの最新記事