斎藤秀俊の眼

科学技術分野と水難救助、あるいは社会全般に関する様々な事象を一個人の眼で吟味していきます。

全国コーディネート活動ネットワーク 第3回関東・甲信越地区会議

2011年01月11日 23時10分05秒 | 学校.学会訪問記
表題の会議がおこなわれました。
文部科学省、経済産業省、山口大学より来賓を迎えて、全国イノベーション推進機関ネットワークの主催で行われました。
大学などの産学連携活動を支えるコーディネーターの皆さんが集まって、日ごろの連携活動にかかわる報告をおこなっておりました。大学の研究者も、コーディネーターも、みんなが自信をもって取り組めるようにするにはどうしたらよいか、そういう難しい問題に真剣に取り組みました。

私は、最初の挨拶の中でニンジン論を披露させていただきました。大学の研究者をニンジンに例えたら、ニンジンが自分でおいしいといっているようではだめで、そのニンジンをこう料理するとやわらかくなって、甘くなるというレシピとともに社会に紹介していくようなコーディネーターの存在が必要ではないかという話をさせていただきました。また、そのためには、コーディネーター自身がニンジンを味わなければならないとも。技術は人なり。人の存在しない技術などありえません。

最新の画像もっと見る