斎藤秀俊の眼

科学技術分野と水難救助、あるいは社会全般に関する様々な事象を一個人の眼で吟味していきます。

ヨット部活動記録

2018年10月06日 19時38分51秒 | 斎藤秀俊の着眼
今日は、台風が九州あたりに来ている中、嵐の前の静けさの格言通り、すばらしい気象、海象の中のクルージングでした。
まずはしっかりと天気予報、天気図、アメダスデータをチェック。遅くとも午後3時までに帰港すれば問題ないとの判断で、出航しました。もちろん、航行中も各種気象海象データに目を通しながら。

波は静穏の中、南からのフェーン現象による乾いた風をうけて、佐渡方向にかなり気持ち良い速力ですすみました。
景色もセイルのはりも申し分なし。


動画はこちらこちら

本学の皆さん、ぜひ乗りに来てください。毎週土曜日が活動日です。希望者は斎藤まで問い合わせてください。今年度は11月3日に陸置作業になりおしまいになります。気に入ったらヨット部に入ってください。

来年度からは、財団事業で一般の方々の乗船体験会も行う予定です。

結局、5カイリほどきたところで、白波がめだちはじめてUターンしました。この白波は、フェーン現象の風が海面に当たって起こる現象だそうです。もう少し沖まで出られたかもしれませんが、安全第一です。

風向きが変わった瞬間に大勢が亡くなる海難事故の調査をさんざんしてきて、やはり気配で安全側に動く心構えが必要だと感じています。