斎藤秀俊の眼

科学技術分野と水難救助、あるいは社会全般に関する様々な事象を一個人の眼で吟味していきます。

君の名は。

2016年12月15日 23時22分59秒 | 斎藤秀俊の着眼
だいぶ前からもりあがっているアニメ映画。
アニメだし、いい年した私が見に行くのもどうか、と遠慮しておりました。

たまたま11月中にフィリピン出張があり、その往復の全日空機の中でやっていたものですので、ついつい視聴しました。
アニメだし、まじめに見るのもなんだし、という感じで見始めたら、冒頭の絵の美しさに目が奪われ、あのテンポの速さがちょうどいい感じで、次にくるものがおおよそ推測できて、いつの間にか終わってました。

映画の半分以降は、ハンカチを片手に画面に食いついており、ときどき通り過ぎる人が「変な人」とちらっと横目。
結局、往復とも観て、そしてその次の中国出張でも往復観てしまいました。

学生はどうかというと、うちの研究室の日本人学生は、ほとんど観ていないようです。ところが中国人留学生は多くが観たといってました。「感動して涙が出たか」と聞いたら、みんなでなかったと。日本人の観た人にいろいろと聞いても、泣いた人と泣かない人(内容がチンプンカンプン)でいろいろ。

この映画って、人生の切なさがわからないと感動しないかも。要するにお子様にはちょっと早いかな。