TSA(連邦運輸保安局)は空港での手荷物検査の迅速化や、より危険な武器取締りへの注力を図って、小型ナイフや小さいはさみの機内持ち込みを解除するようです。911以降の厳しい規制で空港では長蛇の列ができ、最近ではこうした手荷物検査に対してTSAに関する貴重な財源を効率的に使っていないという批判も高まっています。04年の1年間に全米の手荷物検査で700万個以上の物品を没収していますが、その内、銃や爆発物、刃渡り3センチ以上のカッターやナイフは約8万1600個で、その他の大部分は危険度の低い物品でした。近年では操縦室のドアが強化され侵入者の乱入が難しくなっている他、多くの便に航空警察官が同乗しているので、政府は最も深刻な脅威に人材や時間を集中して投じるべきと考えているのです。
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