今、出発の刻(たびだちのとき)

車中泊によるきままな旅
<名所旧跡を訪ねる>

奥入瀬渓流(青森県十和田市奥瀬)

2024年03月07日 | 名所・旧跡
訪問日 令和5年10月4日

奥入瀬渓流(特別名勝、天然記念物)
十和田湖東岸の子ノ口(ねのくち)から北東に、焼山までの約14 kmにわたる奥入瀬川の渓流
十和田八幡平国立公園に属する
渓流に沿って流れとほぼ同じ高さに車道と歩道がつくられている

銚子大滝
奥入瀬渓流本流にかかる随一の滝、銚子大滝は高さ7m、幅20m



十和田湖への魚の遡上を妨げ、魚止の滝とも呼ばれている
長い間、十和田湖には魚が住めないといわれてきた



奥入瀬渓流はミシュラン・グリーンガイドで二つ星に選ばれた観光名所
約14km続く渓流は絶景の連続
私は駐車スペースのある場所に車を駐め周辺を巡ったが、多くの人は歩いていた



雲井の滝
森林にかこまれた断崖から、三段になって落下するこの雲井の滝の高さは20m



この滝は、岩を少しずつ浸食しながら上流に向かって後退し、いつかは消える運命にあるという



観光客が集まっていた場所に近づくと地元の渓流画家が絵を描いていた



自然の中に絵が溶け込んでいるように感じた
筆が止まったので完成したのかと尋ねると、まだ2・3割程度で自宅に戻り完成させるという



画家が書いていた場所を撮ってみたが、絵の方が数段美しい
芸術家の感性には驚く



話しをしているうちに、画家から画商に変わる瞬間もあった(笑)



阿修羅の流れ
「奥入瀬を代表する」のが、この阿修羅の流れ
テレビや雑誌、ポスターなどでも頻繁に紹介されている



その名のとおり激しく流れる水がつくりだす景観は美しい




自然の美しさにはあまり感動しないが水の流れる音は心地よい



「行く川の流れは絶えずして、しかも、もとの水にあらず……」
流れる水は飽きずに見ることができる



最近、水の流れる音に体内が反応し尿意を催す年齢になってきた



寒沢の流れ



奥入瀬渓流巡りは今回が2回目になる
初回は20年ほど前、アルファードというミニバンを新車で購入し函館までドライブ
急に思い立って、フェリーにて大間港へ
その流れで奥入瀬渓流をドライブした
車中泊もこの時初めて経験した(想い出の地である)

撮影 令和5年10月4日

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