今、出発の刻(たびだちのとき)

車中泊によるきままな旅
<名所旧跡を訪ねる>

梅福山 報恩院 専称寺(福島県いわき市平山崎字梅福山5)

2024年04月09日 | 神社・仏閣
訪問日 令和5年10月14日

梅福山 報恩院 専称寺
浄土宗の寺院
応永2年(1395年)に良就十聲(りょうしゅうじゅっしょう)が開創した寺院
東北地方を中心とした浄土宗名越派総本山的寺院であった

細い坂道を上り、カーナビの案内する駐車場らしき場所に着いた
だが、駐車スペースもなく幹から伸びた小枝が車体を擦りUターンもできない状況であった

鐘楼堂(いわき市指定文化財)
とりあえず車を置き、急いで階段を上がり記録用の写真を撮りに行くことにした
階段の途中にあったのが鐘楼堂だった



階段の途中から撮るとこのようになっている



上に上がると、かなり低い位置に、鐘を撞く棒(撞木<しゅもく>)がある



本堂(重要文化財)
寛文8年(1668年)の焼失後、寛文11年(1671年)に再建されたと伝える
入母屋造、瓦形鉄板葺き
本尊:阿弥陀如来



2011年の東日本大震災で、総門と本堂が全壊した
平成の大改修(東日本大震災災害復旧)で現在の姿に復旧した



庫裏(重要文化財)



元禄3年(1690年)の建立 寄棟造茅葺き



専称寺は東北地方における浄土宗の中心で,有数の檀林(学問所)となった寺院
本堂や庫裏の規模はその格の高さを示している






開山堂



額には「開山堂」
震災の影響がまだ残っている感じがする



歴代上人の墓所






数メートル先は崖のようになっているため、車から降り何度も何度も安全を確認してハンドルを切った
ハイルーフでワイドのロングボディの車体は小回りがきかず苦労する



撮影 令和5年10月14日

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