今、出発の刻(たびだちのとき)

車中泊によるきままな旅
<名所旧跡を訪ねる>

不動の滝・桜松神社(岩手県八幡平市高畑)

2024年03月11日 | 神社・仏閣
訪問日 令和5年10月5日

不動の滝
八幡平安代地区にあるのどかな桜松公園駐車場に車を駐め「不動の滝」を目指す
歩いて10分程の距離というが、雨予報ということもあり急ぎ足で向かった



高さ15mの滝
三段からなる名滝・不動の滝は「日本の滝百選」の一つに数えられている
「岩手の名水二十選」にも認定されている



滝では若いカップルに気持ちのよい挨拶をされた
女性が滝の写真を撮り、その女性を男性が撮っている



この男女と少し会話をしたが、言葉遣いを含め礼儀作法が素晴らしく、印象に残った
こちらから声をかけ、橋の上で滝を背景に二人の写真を撮ってあげた



かつて修験道僧の修行の場だった不動の滝
修験道というのは、神道と仏教が習合した山岳信仰の伝統のひとつ



不動は知恵の王である 5五大明王の中心となる尊格で、その猛々しさで怒りを救済へと変える



さて、不動の滝は一番奥にあるのだが雨予報だったこともあり優先した
その帰り道に山道にある社殿を撮っていった
分かりやすくするため、駐車場から滝に向かう順序に並び変えた

案内板
不動の滝の管理者が「桜松神社」になっている
自然界にある滝に管理者がいるとは知らなかった



鳥居
案内板によると国道入口に高さ15mの「大鳥居」があるという
この、写真の鳥居は「二の鳥居」ということになるのか
更に奥にも鳥居が見える



狛犬1
朱色の鳥居の前の狛犬
この後、狛犬が出てくるので比較するのも面白い






鳥居
朱色の鳥居は「四の鳥居」になるのか



山門



桜松神社
その昔、松の木に桜が咲いたのを見て村人が驚き、吉兆として崇めたという言い伝えにより、桜松神社と呼ばれるようになった
延享元年(1744年)の棟札あり



松の木に桜の花が咲いているのを見つけた老夫婦が渓流沿いを歩いていたところ
清流の中に瀬織津姫の美しい姿を目にしたという
老夫婦はたまたま滝に出くわし、妻は滝に瀬織津姫がいるのを感じ、夫のほうは不動明王がいるのを感じたという



奉納額には社号の「桜松神社」



祭神:瀬織津姫(せおりつひめ)
<瀬織津姫を祀る日本最北の神社>



狛犬2
拝殿前の狛犬






縁結びの木
2本の楓の幹が結ばれた木で、良縁成就にご利益があるとされる



狛犬3
既にどこに置かれていたかの記憶もない
纏わり付いている苔のような物から一番歴史を感じるのだが






狛犬4






不動堂
岩壁の窪みの中に建造されている



そして、この先に不動の滝がある



撮影 令和5年10月5日
コメント
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