一鉄草魂  鉄道風景と乗車記 

美しい信州の風景を五感で感じながら
日本の鉄道風景を求めて・・・

花屑の踊るホームに電車着く

2023-05-06 14:45:00 | 上田電鉄



「花屑の踊るホームに電車着く」なんて一句詠んでみました。
季語・・・花屑(はなくず)散った桜の花のこと  花屑がホームで春の風に踊っているように舞い上がったり、くるくる回ったりしていた。そんな駅に電車が到着した。

撮影日 2023.04.06 11:09 舞田駅

無人駅ホームに佇む桜かな

2023-05-05 14:45:00 | 上田電鉄
「無人駅ホームに佇む桜かな」なんて一句詠んでみました。
桜を擬人化してしまいました。まるでホームで列車を待つかのごとく佇んでいるように見える桜の木。誰もいないはずなのに、賑やかに見える舞田駅。桜の駅と言われる所以だろう。

撮影日 2023.04.06 10:46 舞田~八木沢

電車ゆきいにしへ偲ぶ風車

2023-05-04 14:45:00 | 上田電鉄
「電車ゆきいにしへ偲ぶ風車」なんて一句詠んでみました。
でんしゃゆき いにしえしのぶ かざぐるま  季語・・・風車
田んぼは整地が終わって畦にはペットボトルで作った風車がいくつも立っていた。独鈷山からの風にガラガラと音をたてながら回っていた。真田の赤備えラッピングの電車が行くが、古の武者達もこの地を踏んでいたことだろう。

撮影日 2023.04.06 10:45 中野~舞田

桃の花塩田の郷行く赤備え

2023-05-03 14:45:00 | 上田電鉄
「桃の花塩田の郷行く赤備え」なんて一句詠んでみました。
もものはな しおだのさといく あかぞなえ
季語・・・桃の花  桜が咲いたと思えば、桃やリンゴも咲いてしまった今年の春。季節の移ろいが早すぎてついて行けない。桃の花が塩田平でも咲いたが、そこを「さなだどりーむ号」の赤備えラッピング車が行く。

撮影日 2023.04.06 10:45 中野~舞田

散る花や電車を待つ小一時間

2023-05-02 14:45:00 | 上田電鉄
「散る花や電車を待つ小一時間」なんて一句詠んでみました。
季語・・・散る花  アングル探しをしていると時折、強い春風が吹いている午前中だった。桜は蕾も残っているのにすでに散る桜の多いこと。もう散ってしまうのかと寂しい気持ちになったが次の電車が来るまでには小一時間もある田舎のローカル線を詠んだ。

撮影日 2023.04.06 10:32 舞田駅

浮き浮きと電車でお出かけ春休み

2023-05-01 14:45:00 | 上田電鉄


「浮き浮きと電車でお出かけ春休み」なんて一句詠んでみました。
春休みなのでしょう。平日の昼間にポシェットを下げて電車に乗り込みます。上田の街まで映画を見に行くのか、友だちとランチでもするのか。舞田駅では桜が満開でウキウキした気分にさせられます。

撮影日 2023.04.06 10:30 舞田駅

春の駅ミラーに戯る鴉かな

2023-04-30 14:45:00 | 上田電鉄
「春の駅ミラーに戯る鴉かな」なんて一句詠んでみました。
はるのえき ミラーにたわむる カラスかな
向こうの田起しした田には仲間のカラスが沢山集まり餌をつついている。しかしこのカラスだけは直ぐに戻って来て安全確認ミラーの中に映った自分の姿を突いている。カラス除けがあるのだがお構いなし・・・。そのシツコイと言ったらもう・・・。

撮影日 2023.04.06 09:58 舞田駅

パステルの駅舎と競う桜かな

2023-04-29 14:45:00 | 上田電鉄


「パステルの駅舎と競う桜かな」なんて一句詠んでみました。
明るいパステルカラーの駅舎は探してもなかなかあるものではりません。
その待合室に入ってみると線路際に咲いていた桜が駅舎に対抗するように
咲き競っていた。

撮影日 2023.04.06 09:33 八木沢駅

パステルの駅舎閑散さくら咲く

2023-04-28 14:45:00 | 上田電鉄
「パステルの駅舎閑散さくら咲く」なんて一句詠んでみました。
パステルカラーの八木沢駅に列車が滑り込もうとしている。
しかし列車を待つ人もおらず閑散とした空気が流れているが
桜は春を謳歌するように咲いている。

撮影日 2023.04.06 09:45 八木沢駅

発車して残るは桜青ベンチ

2023-04-27 14:45:00 | 上田電鉄
「発車して残るは桜青ベンチ」なんて一句詠んでみました。
季語・・・桜  列車が発車して行くと残ったのは、ホームに置かれた青いベンチと桜。
青いベンチには赤いハートが描かれているが、詠みきれなかった。

撮影日 2023.04.06 09:27 八木沢駅