神鳴り(アメジストネックレス)

難聴ゆえに家居の好きな主婦です。過去、心臓弁膜症、大腸がんの手術を受けました。趣味は短歌です

嵐山に来ました

2014年11月23日 16時43分59秒 | 日記
昼食後、夫が急に紅葉を見に行こうと言い出した。もう午後2時過ぎだった。

私は出かけるなら現在ハマっている瀬織津姫関連の宝塚の清荒神に行きたいと言ったのだが、夫は、それなら西宮の門戸厄神に行こうという。

「もう、こんな時間なのに」と思ったが、どちらかが折れないと行き先が決まらないので、夫に従った。

川西能勢口の駅で電車を待っているときに、今度は、急に京都に行こうということになった。

「え、こんな時間なのに? 門戸厄神なら、まだしも」と思ったが、従った。



↑阪急嵐山駅に到着したときは、午後4時半を過ぎたばかりで、まだそれほど暗くはなかったが、駅には電灯が灯っていた。



↑嵐山駅から少し歩いて渡月橋の方角(暗くて分かりにくいが)を見ると、こんな時間帯なのに、人が鈴なりだった。



↑渡月橋を渡る寸前に写真を撮った。橋の上は超満員で、ぞろぞろ歩いた。



↑それでも、せっかく来たから紅葉の写真も撮った。



↑朝とか昼間だったら、ずっと綺麗に撮れただろう。

以下、天竜寺で。↓


皆が争うように写真を撮る。↓


天竜寺の境内の、そこここに紅葉がある。↓


天竜寺境内にある松巌寺 ↓



  嵐山その山陰(やまかげ)の紅葉(もみぢば)はゆふべゆつくり夕闇に消ゆ biko

何語れるや

2014年11月23日 12時22分12秒 | 短歌
また、現在進行中のインターネット歌会の私の発言を引用させていただく。

前回説明したように、歌の全部を出すと作者の方が何かに発表されるとき、既出の歌ということになって問題になることがあるので、一部を伏字にさせていただく。

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33:○○の右も左もどつと笑ふ ま向ひの人何語れるや

これは、私と同じ聴覚障害の方の作られた歌ではないでしょうか?

私などは、日常茶飯に体験することです。

いみじくも、○○さんも初回コメントで書かれていますが、たとえば、
「塔」の全国大会などに参加した場合を考えていただくとよく分かる
と思うのですが、昼間の歌会の学びも勿論楽しいものですが、それ
より数倍楽しいのは夜の懇親会などでの会話ではないでしょうか?

笑いというのはその中でも最重要なもので、人と人の心を繋ぐ鍵と
なるものです。

この作者の方はその皆が心底楽しんでいる場にあって、一人だけ
孤独を噛み締めておられるのでしょう。

それを柔らかく「何語れるや?」と疑問形にされたところに哀しみが
凝縮されています。

(註)「塔」の全国大会の歌会では、一人の聴覚障害の会員の方の
    ご尽力で、要約筆記がつけてもらえるようになっています。