神鳴り(アメジストネックレス)

難聴ゆえに家居の好きな主婦です。過去、心臓弁膜症、大腸がんの手術を受けました。趣味は短歌です

紀伊万葉ウォーク

2014年11月16日 10時54分21秒 | 旅行
今日は、昨日の「全国万葉フォーラムin和歌の浦」の続き、第3部 紀伊万葉ウォークだ。

集合場所の新和歌遊園のロープウェイ下より見る朝の和歌の浦。写真の上方手前に見えるのが、紀伊の「天橋立」こと片男波海岸。(註・・・この新和歌遊園というのは昔あった遊園地の名称だそう。現在は、そのときのロープウェイも綺麗さっぱり撤去されて遊園地の跡形は何もなかった)

そしてこの新和歌遊園というのは高津子山という山にあったので、後方に写っているのがその頂上であるらしい。

(ここで集合した後、一行は、この山に自生する万葉植物の説明など聞きながら山頂に向かった)

小さな小山が並んだようにみえるのが、玉津島。

  玉津島見れども飽かずいかにして包み持ち行かむ見ぬ人のため 藤原卿

歌意は、「玉津島はいくら見ても見飽きることはない。だからこの景色をどのようにして包んで都へもっていこうか。(都で留守番をしていて)見ることのできない人のために」だそう。

和歌浦天満宮。

ピラカンサがいっぱい実をつけていた。

天満宮の境内側から神社の門のほうにカメラを向けると和歌の浦が見えた。

天満宮から見る和歌の浦も素晴らしかったが、逆にここから階段を下って、今度は和歌の浦のほうから見上げる、この高津子山の中ほどに建つ天満宮の姿も、また素晴らしかった。

  あさもよし紀の天神ゆ見下ろせば水面(みなも)光れる和歌の浦見ゆ biko

  小春日の高津子山を見上ぐれば紀の天神に石蕗(つはぶき)の黄  biko