神鳴り(アメジストネックレス)

難聴ゆえに家居の好きな主婦です。過去、心臓弁膜症、大腸がんの手術を受けました。趣味は短歌です

大腸がん完治

2014年11月05日 07時39分36秒 | 病気
昨日は定期検診日だった。かけもちで循環器科と外科をまわった。

心臓のほうは、大体ひと月に一度診ていただいているが、大腸がんの手術の予後は、一昨年、術後5年を経てからは一年に一回でいいということになっていた。

昨日は、術後7年目ということで診察していただいたが、結果、「もう完治といってもよいでしょう」というお言葉をいただいた。うれしかった!

思い起こせば、7年前の11月4日に救急車で運ばれて入院して、その10日後の11月14日に手術を受けたのだった。

救急車で運ばれたのは、腸閉塞を起こして、猛烈な腹痛を起こしていたからだった。

腹痛は、8月末、10月初めの2回起こしていたのだったが、いずれもレントゲン撮影をしていただいて、「便秘でしょう」という結果だったし、いずれも1日で治まったので、10月31日(今年と同じ金曜日だった)に起きた3回目の腹痛も、やりすごそうとした。

ところが、3回目は一日では治まらず、翌11月1日(土)も2日(日)も腹痛が続いた。

11月3日(祝)は、もう命に危険を覚えるほどになり、病院にいこうとしたが、折悪しく、文化の日で病院はお休みだった。

仕方ないので、11月4日朝まで待とうとしたが、我慢しきれず、早朝5時ごろ救急車を呼んでもらって、病院に運んでもらった。

病院の当直の先生に診ていただくと、「腸閉塞を起こしています」という。道理でひどい痛みだったわけだ。

その後、主治医になってくださった先生の説明は、「腫瘍ができています」。

「良性ですか?」と私。

「いいえ、癌です。手術で取り除かなければなりません」と先生。

「癌?」

私にとっては青天の霹靂だったが、しかし、死にそうな激痛から救ってもらえるのなら、手術でも何でもという気持ちだった。

あれから7年が経ったのだ。

昨日は、主治医だった先生に丁寧に頭を下げて病院を後にした。