神鳴り(アメジストネックレス)

難聴ゆえに家居の好きな主婦です。過去、心臓弁膜症、大腸がんの手術を受けました。趣味は短歌です

小原流生け花展~足摺岬へ

2013年03月09日 19時12分43秒 | 旅行
9日、10日と高知文化プラザかるぽーと7階で小原流高知支部35周年記念いけばな展が開催されたが、母も出展するというので墓参と兼ねて帰省した。母も今年の誕生日がくれば88歳になるので、次回があるかどうか分からないと思って・・・。

小原流の若き家元の作品。

母の作品。

 初日だったせいもあって大勢の観覧者の姿があった。

 最近は若い人を中心にフラワーアレンジメント系統が盛んになり、昔ながらの生け花界にも新しい傾向の作品が目立つ。

住宅が洋風化され床の間のある家が少なくなってきているので、伝統的な活け方だけでは対応しきれなくなっているのかもしれない。

←夫と母と母のお弟子さん達

しかし茶道と同様、華道も昔ながらの形式を守ってこそと思うところもあって、私は伝統的な生け花には頑張ってほしいと思っている。

いけばな展を見たあとは一路9日宿泊予定の足摺岬の民宿に向かったが、夫が急にジョン万次郎資料館を観たいと言い出して、少し遠回りだったが寄った。

万次郎は14歳でアメリカに渡って24歳で帰国している。大変な苦労があったことは想像に難くないが、しかし、年齢のことだけを考えると、ラッキーだったといえるのではなかろうか?

もう少し小さくてもだめだったろうし、大人になっていたら順応性が乏しくなっていたかもしれないから、外国を学ぶには丁度の年齢だったのではなかろうか。



↓夫が万次郎に扮しています。^^



足摺岬では「青岬」という民宿に泊まっているが、少し奮発して刺身の盛り合わせもお願いしておいたら、通常のメニューだけでも食べきれないほどの量があったので、食べあぐねた。たくさんの料理の、いずれもが一流の料亭も顔負けのそれであった。中でも、よほど新鮮でないと食べられないという鯖の刺身は美味しかった。



今夜は少し食べ過ぎて苦しかった。