Il film del sogno

現実逃避の夢日記

マッドマックス:フュリオサ

2024-05-31 20:59:00 | 映画
5/31(金)雨のち曇り
降雨の週末・月末。7:30起床。朝食後、雑用を片付けてバスで区役所に向かう。我が家に近い停留所から1時間に1本出ていることは知っていたが、この区営のバス(全区間220円)には初めて乗った。地下鉄で乗り継げば10分、但し料金320円。徒歩で2キロ半。40分程度の距離。当初は歩いて行こうと思ったが、雨天で気が変った。小さな車体は結構な混みようでお年寄りが多い。循環バスゆえに遠回りして30分弱で到着。役所の1階ホールで時間をつぶして11:00健康保険センターで前立腺がんの検査を受ける。受付で問診票を書いて300円を支払う。10分ほど待って採血をして終了。結果は3週間後に郵送しますとのこと。帰路は雨も上がったのでのんびり徒歩帰宅。午後は兄貴分との散歩と昼食を済ませ、愛車に乗って近所のシネコンで本日初日の洋画大作を鑑賞。場内中高年層中心に2割程度の入り。これほど大画面向きの題材はなかろう。前作≪怒りのデス・ロード≫から10年近く経っているのだが、その前日譚(スピンオフ?)である。監督は喜寿を超えても意気軒昂なジョージ・ミラー。圧倒的なスペクタクルと作り込まれた世界観。近未来の荒廃した大地を疾走する改造車。悪役含めキャラクターが躍動して生身のアクションが素晴らし。セロン姐さんが演じたフュリオサをアニャ・テイラー=ジョイが熱演していた。その目力含め全く違和感なし。小賢しい文明批評などせず、爭う人間の愚かさ・したたかさを虚無的に描いていた。それは今現在進行している各地の紛争に連なっている。文句なし年度ベストの一本。大満足で長い長いエンドロールを見上げた。
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あぶない刑事

2024-05-30 21:34:20 | 映画
5/30(木)晴れのち曇り
昼間は夏日。明日は雨だそうな。7:30起床。散歩、朝食、お仕事、清掃、昼食、読書など。請求関連を頼んでいる外注・取引先がサイバーウィルスに感染して、急遽当セクションが印刷物を再発行・封緘・発送することに。在宅要員に出勤命令下る。まぁロートルの小職は出勤免除となったが、同僚たちはセッセと雑務をこなしているそうな。夕方、兄貴分をトリマーに預ける。3時間後に子犬のように小ざっぱりして帰ってきた。夜はネットフリックスで1987年東映=日テレ製作、人気ドラマの劇場版を視聴する。自慢ではないが80年代後半に一世を風靡した刑事ドラマを1話も観たことはなく、その後シリーズ化された映画も1本も観たことはない。現在最新作が公開中だが、冷やかし気分である。典型的なバディモノ。コメディー色が強く、あぁバブル全盛期だったなと思わせるファッションが懐かしい。キャラは立っているがシナリオはお粗末。アクションや撮影は『おっ!』と思わせるシーンが幾つかあったのは、監督が長谷部安春でカメラが姫田真佐久だから納得。役者では小野みゆきと菅田俊に刮目。我ながら渋い。
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デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション 後章

2024-05-29 20:02:25 | 映画
5/29(水)晴れ
台風一過のような快晴。澄んだ空気と青空と白い雲は夏日の如し。定刻7:30起床。家事をして元同僚とラインで来月の催事の打ち合わせ。ネットで古いドラマなど見ているとあっという間に昼時である。兄貴分と2度目の散歩を済ませて昼食。一服してチャリで近所のシネコンまで。15:20上映開始の邦画(アニメ)は前篇を観てから2か月が経過している。なんと観客は我ひとりのマイシアター状態。さすがにこれだけ間が空くと内容がおぼろになってきているが、20分くらい経つと色々と思い出してきた。後半は前篇の伏線回収あり、ヒロインのひとりが実は≪タイムシフト≫していたと云うギミックには驚いた。ポップな女子学生の日常や恋愛を描きつつ、大枠ではアポカリプス物さらにはセカイ系と風呂敷は広がって、その展開の速さと挿入する意味深なエピソードの為に、原作に触れていない者には難解と感じるだろう。またはシンプルに、部分的にはドラえもんのパロディ、味付けとして学園コメディのパロディ、そして最終的には侵略による悲惨なエンディングも実はパロディではないかと思ったのは穿ち過ぎか。エンドロールに流れるのが≪青春謳歌≫とは人を喰っていると思ったが、歌詞をキチンと読むと美しい友情譚なのだな。
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草の響き

2024-05-28 20:28:48 | 映画
5/28(火)曇り時々雨
台風の影響で生ぬるい強風が吹き時折豪雨。寝坊して9:00起床。雨の小休止の合間に兄貴分と2度の散歩。夕方、買い物に出ると強風に出くわしてずぶ濡れとなる。夜はアマゾンプライムにて一昨年の公開時に見逃していた邦画を視聴。原作は5度の芥川賞候補になるも不遇のまま41歳で自死した佐藤泰志の短編。小説は既読。≪海炭市叙景≫から5本目となる映画化。その私小説的な作風とインディー系邦画は親和性が高いのだろう。いづれも一癖ある監督たちが佳作に仕上げている。本作も作者の体験が基になっているらしい。精神的なバランスを崩した主人公と妻が東京から函館へ移り再出発をするお話。監督は本作が遺作となった斎藤久志。役者は不倫騒ぎ以来の初主演となった東出昌大、その妻に成長株の奈緒 。原作では独身の設定なのだが、その妻の妊娠がストーリーに大きなうねりを与えていた。舞台を北海道にしたことはご当地資本で作られたからか。基本的には根暗なお話だが、ラストシーンの笑顔に一縷の希望があると思いたい。夫婦が飼っていた賢そうなワンコに☆一つ献上。
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怪物の木こり

2024-05-27 21:37:07 | 映画
5/27(月)曇り時々雨のち薄日
台風接近で不穏な天候。5:30起床。昨夜思い立って庭木の剪定をすることにしたのだが、目標があると自然に覚醒することが証明され、やや誇らしい。上下作業着に厚手の手袋を装着して脚立・ハサミ・箒・塵取りなどを準備。トータル3時間かけて植木を整え雑草を抜き大量の枝葉を大袋に詰める。サッパリした垣根を眺めシャワーを浴びて気分爽快。曇天のなか兄貴分と3度の散歩。昼にスペシャル焼きそば。夕方、パークサイドのカフェで一服。夜はネットフリックスで昨年の公開時に鑑賞をスルーした邦画を視聴。2018年の『このミステリーがすごい!』の大賞受賞作だそうだが未読。監督は多作ゆえにアタリ・ハズレがある三池崇史。ジャニーズ出身の主演男優に思い入れなし。共演に菜々緒、吉岡里帆、渋川清彦、染谷将太、中村獅童など、それなりの布陣。インテリサイコパス(弁護士・医師)と警察(ベテラン刑事・プロファイラー)の対決が主軸だが、幼児施設での脳チップ施術などという物騒な設定やエグイ死体の露悪趣味などがいかにも三池監督らしい。但しドラマ部分が少々浅く全体として残念なな出来栄え。豪華脇役陣がもったいない。

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ウマ娘 プリティーダービー 新時代の扉

2024-05-26 20:24:57 | 映画
5/26(日)晴れ時々曇り
好天続く。昨日と全く同じタイムスケジュール。定刻7:30起床。兄貴分と散歩を済ませて朝食。愛車に乗って近所のシネコンまで。10:50上映開始の邦画アニメはベースがスマホゲームらしい。当方はゲーム・TVアニメなど全く不案内で興味本位の鑑賞。ストーリーはスポコンもののテンプレートと同じ。実在した競走馬(ジャングルポケットやアグネスタキオン)の名を冠したウマ娘たちが無敵の王者を目指して切磋琢磨する。尊敬する先輩あり、強力なライバルあり、サポートする調教師あり。一般の競馬映画と違うのは、彼女たちが可愛い絵柄のコスプレ姿で激走するところだろう。場内を見廻すとオタクっぽい単身の若い衆中心に3割弱の入り。いい若いもんが擬人化された雌馬のレースを観て面白いのかしらん。生身のオナゴの尻でも追っかけんかい、と毒つきたくもなるのだが、バーチャルアイドルやボーカロイドを推す昨今の風潮と重なる。われも好奇心と柔軟性だけには自信があり、フィナーレで流れた≪うまぴょい伝説≫のフレーズ≪♪ずきゅん!どきゅん!走り出す♪≫がいまでも頭の中でリフレインして困っている。(笑) まぁ我が国は平和である。
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劇場版 おいしい給食 Road to イカメシ

2024-05-25 20:01:58 | 映画
5/25(土)晴れ
夏日の快晴続く。但し昨日と違い湿度が低く快適な一日。定刻7:30起床。兄貴分と散歩を済ませて朝食。一服してチャリで近所のシネコンまで。10:50上映開始の邦画は昨日から公開。2019年からドラマシリーズが1年おきに制作され、劇場版も本作で3本目である。過去作は全て鑑賞しており、つまりは作品・役者陣のファンなのである。タイトル通り学校給食にまつわる学園コメディ。昭和から平成に変る1980年代後半と云う時代背景がミソ。ドラマは各話に登場する懐かしき献立が郷愁を誘う。戦争を経験した世代同様に、学校給食で脱脂粉乳を飲んだことのあるか、否かで人間の厚みが違ってくると思ふ。(笑) 毎度の市川隼人の過剰演技に呵々大笑。一世一代のはまり役だろう。学芸会の演目は世相を反映して多様性とか世界平和である。ヒロインの大原優乃とのロマンスをはじめ、脇役陣との絡みも鉄板。函館に舞台を移して景観も良し。サブタイトルのイカ飯が無性に食いたくなった。大満足で小屋をあとにする。帰宅して長年愛用していたコインケースがなくなっているのに気が付く。記憶を手繰り寄せて駅前のカフェに架電。無事忘れ物落として届け出あり。中身は小銭だが思い出多き贈答品ゆえ手元に戻って嬉しい限り。夜は読書とネット麻雀。

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関心領域

2024-05-24 21:04:19 | 映画
5/24(金)晴れ
都内城西地区は30℃越えの夏日。7:30起床。散歩を済ませて朝食。休暇なれどPCを開き電話を1本して仕事終了。愛車で近所のシネコンまで。11:10上映開始の英・米・波蘭合作は本日初日。平日にもかかわらず5割程度の入り。カンヌでグランプリ、オスカー各賞ノミネートほか、海外の映画賞も多数受賞している問題作である。アウシュビッツ収容所を描いたホロコーストものであるが、切り口が斬新で観る者の想像力を掻き立てる。個人的には2015年製作のハンガリー映画『サウルの息子』以来の衝撃である。主人公ルドルフ・ヘス夫妻については少々予備知識あり。収容所に隣接する豪邸と広大で長閑なガーデニングとプールや遊具。時折挿入される灰や煙や絶叫・悲鳴との対比とコントラスト。規模の大小はあるが、いまでも世界の各地でジュノサイドは行われている。印象的なシーンをふたつほど。ヘス夫妻は暗示的な描写であるが、互いに不貞を行っている。行為の後に下半身を洗うシークエンスがある。洗っても消えない罪はある。家族にはメイド(おそらくユダヤ人)がおり、その一人が≪ソフィー≫と呼ばれていた。メリル・ストリープの代表作≪ソフィーの選択≫は、収容所の生き残りであるポーランド系ユダヤ人がヒロインだった。英国人監督ジョナサン・グレイザーのフィルモグラフィーを確認すると20年ほど前にニコール・キッドマン主演の≪記憶の棘≫に感心した記憶あり。エンタメ性はないが、多くの人々が観て感想を語り合うべき作品である。一旦帰宅して夕方、歯科で親知らずを抜歯する。これで歯痛から解放されると思うと心底気持ちが落ち着く。
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御社のコンプラ、大丈夫?

2024-05-23 21:08:22 | 書籍
5/23(木)薄曇り
終日曇天でやや蒸し暑い。7:30起床。散歩を済ませて机に向かう。9:00朝食も摂らずに架電。相手の予想外の反応(炎上)に仰天して関係各所へ連絡。正午過ぎに火消しをした協業先の担当から解決の一報。オーナーへ工事日程も知らせず、完成工事確認書も代筆してシレっとしているその無神経さ。昨今営業の質の低下が著しい。上長を通じて強い申し入れを要請する。歯痛と併せて肩こり偏頭痛までしてきた。主治医に連絡すると講演で休診であると。踏んだり蹴ったりである。夕方、パークサイドのカフェで一服。夜は色川武大の旧作を精読。阿佐田 哲也 名義の≪麻雀放浪記≫もバイブルであるが、「怪しい来客簿」を読んだ時の感銘は忘れ難き。「離婚」や「百」なども何度読み返したことか。来週は食い物についてのエッセイ集でも再読しよう。
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虐待の証明/ミス・ペク

2024-05-23 00:07:48 | 映画
5/22(水)曇り
2週間ぶりの出勤日。5:30起床。朝食後、兄貴分と散歩を済ませて出勤。7:00奉公先到着。大量の書類を処理して月次の作業を完了させる。合間に雑用を幾つか。13:00に贔屓の蕎麦屋でランチタイム。週末の席替えに備えて身辺整理。15:50定刻退社。駅前カフェで一服。同居人が居間で刺繡針を紛失したとかで一大捜索(清掃)を始めるも行方不明のまま。兄貴分が飲み込んだ可能性もあり大いに心配する。しばらく様子見か。夜はネットフリックスで2018年製作の韓国映画を視聴。ベースは実際に起きた児童虐待事件らしい。報道で知る限りでも痛ましい実例は多いことだろう。本作はその連鎖性を巧みにストーリーに取り込んで核としたところにある。毒親の鬼畜の所業には全く感情移入できず。育児放棄以前に人間性の問題だろう。ヒロイン、ハン・ジミンの熱演が光る。この手の事件が無くならないのは人間の原罪や宿痾のような因業なのかもしれない。
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絶唱

2024-05-21 21:43:11 | 映画
5/21(火)曇り時々晴れ
蒸し暑い。7:30起床。在宅であるからPC起動。ポータルに気になる案件がぶら下がっている。散歩と食事を済ませて、仕事の段取りを思案していると同僚から架電。上長の怠慢にふたりイライラするのも精神衛生上悪いので自分でサクサク作業を進める。因果な性格である。納豆冷やし蕎麦の昼食を摂って兄貴分と2度目の散歩。午後には懸案事項も作業終了となり、夕方、駅前カフェで一服。夜はアマゾンプライムで大江賢次の小説の映画化2本を梯子鑑賞。プロレタリアート文学の佳作である原作は10代の頃に読んだ記憶あり。映画化は3回されているが、58年と66年の公開。制作は両作とも日活製作、シナリオ(八住利雄)も同じ。主演は小林旭・浅丘ルリ子、舟木一夫・和泉雅子と、当時人気絶頂のフレッシュスターがキャスティングされている。舞台は戦前の昭和18年から戦後の21年まで。地方での格差恋愛、その葛藤と別れは、のちに無数の類似作に連なっている。カラー版の66年より、儚い悲恋が切々と語られるモノクロの旭・ルリ子に分配を上げたい。ちなみに3度目の映画化は75年の友和・百恵の東宝版である。これもいずれ再視聴してみたい。


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劇場版「からかい上手の高木さん」

2024-05-20 21:16:54 | 映画
5/20(月)雨のち曇り時々晴れ
5週連続の降雨の週明けらしい。散歩で一日がスタートしないと調子が狂う。10:00証券会社の営業がドル建ての保険商品の見積を持ってやってきた。1時間のセールストークを聞く。リスクは為替である。過去30年80円から250円のレンジで推移している。現在150円前後で【円安】と騒がれている。為替の予想が一番難しい。しばらく悩むか。12:00駅前歯科で部分入れ歯の補修と親知らずにできた虫歯の応急処置。鎮静剤を貰ってお会計570円也。抜くか残すか、これも懸案。簡素な昼食後、先週、胃の検査をしたクリニックへ検便提出。結果は2週間後だそうな。次いで動物病院で兄貴分の血液検査を聞く。腎臓の数値が要注意。シニア向けの食事を与えること。体重は7キロを超えぬよう。次回の健康診断は半年後。齢13(人間年齢70)であるから我と同様老境のとばぐちである。夕方、リバーサイドのカフェで一服、夜はアマゾンプライムで、先週視聴したアニメの劇場版をみる。ミドルティーンの男女の他愛ない夏休みの描写にホロリとくる。相当疲れているな我も。

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碁盤斬り

2024-05-19 21:34:20 | 映画
5/9(日)曇り時々小雨
7:30起床。ゆっくり散歩、じっくり朝食、庭掃除と洗車を済ませて近所のシネコンまで出向く。11:45上映開始の邦画は一昨日から公開。場内3割程度と出足は鈍いか。原作小説あるようだが、ネタ元は講談・落語で有名な≪柳田の堪忍袋または碁盤割≫である。名人・古今亭志ん生、志ん朝親子の十八番で馴染あり。加藤正人のシナリオ(脚色)は、古典落語の人情噺を上手く復讐譚にしていた。監督はインディー系で時代劇初メガホンの白石和彌。主演は草彅剛。脇に清原果耶、國村隼、斎藤工、小泉今日子、中川大志 という手堅い布陣。役者陣の熱演はむろんのこと江戸の街並みや美術・セット・衣装・殺陣などのスタッフワークが素晴らしい。藤沢周平の諸作の映画化も佳作は多いが、定番のお話でも役者が好演して、優れたスタッフに支えられ、キチンと演出を施せば、まだまだ時代劇は充分に面白い。親子(父娘)の鍾愛や主君へ忠義など、現代ではありえない感覚だろうが、観る者の琴線に触れると云うことは普遍性もまたあるということだろう。大満足で劇場をあとにする。帰宅して兄貴分と2度の散歩。夕方から唐突に歯痛に襲われる。鎮痛剤を飲んで夜はひたすら読書。

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六本木の老舗ライブハウスにて

2024-05-18 20:56:16 | 音楽
5/18(土)晴れ
快晴。7:30起床。散歩と朝食。雑用を済ませて正午に家を出る。地下鉄を乗り継いで六本木まで。同地を訪れるのも久し振りなので周囲を徘徊。スタバで一服して新聞精読。15:00ライブハウスで旧友(中学の同級生)の演奏を聴く。ワン・ドリンク付きで木戸銭2千円也。ビートルズからゴダイゴ、ビリー・ジョエルからレッド・ツェッペリンまで、つまり何でもありの1時間。アンコールに『マイウエイ』とジェフ・ベックの『Freeway Jam』と還暦過ぎには嬉しいナンバー。そのギター奏者は東証プライム上場の誰もが知る巨大企業のCEOであるそうな。ベース奏者である我が旧友も、半世紀近く前に高校の文化祭を聴きに行った時と変わらぬ技量であるのはご愛嬌。酸いも甘いも知り尽くして近々隠居の身となるそうだが、やはり音楽の趣味は、聴くことより演奏することの方が幾倍も楽しいだろう。17:00帯同者と新橋のガールズ・バーに繰り出す。話題はアメフトから70~80年代の洋楽など、瞬く間に2時間経過。20:00帰宅して兄貴分と夜の散歩に出る。




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ミッシング

2024-05-17 21:09:06 | 映画
5/17(金)晴れ
毎週月金は休暇なので気が楽で良し。定刻起床。散歩を済ませて9:00に予約した駅前の内科クリニックで胃の検査。問診票を出すと時間通りに検査室に案内された。鼻に麻酔薬を5分おきに3回噴霧。ドクターが登場して検査時間は2分ほど。ほどなく診察室で映像を見ながらドクターの検分を聞く。胃の中はキレイなもので、まぁ心配ないでしょう。ダブルチエックが必要なので他の医者の所見が3週間後に出るので来院するように、と云うのは肺の検査と同じ。ピロリ菌とバリウム検査について有益な情報を入手。お勉強になりました。10:00一旦帰宅して、すぐに近所のシネコンで本日初日の邦画を鑑賞。10:45上映開始回には3割弱の入り。贔屓監督にして駄作のない吉田恵輔の新作。ヒロインに出産後の初仕事になったらしい石原さとみ。題名の通り、6歳の愛娘の失踪という重いテーマを扱った社会派のドラマである。過去作の出来栄えからハードルを上げてスクリーンを見上げた。ヒロインの熱演は勿論のこと、脇役も実力派で固めて、マスコミ批判やSNSの問題にも斬り込んで意欲作ではある。ただ人物像が少々類型化してしまったのが惜しい。理不尽な神隠しのような災難に暗澹たる心持になる。ラストシーンに一縷の希望を託したのだろうか。帰宅して兄貴分と2度の散歩とカフェで一服。夜はひたすら読書。

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