4/29(金)晴れ
怒涛の7連休の初日である。夜更かしして明け方就寝。10:00起床。讃岐うどんのブランチを孤食して居間で寛ぐ。午後、地下鉄に乗り有楽町・マリオンの丸の内ピカデリーまで。年下の男友達が入手してくれた本日封切・初日挨拶付きの邦画を鑑賞。原作となった角田光代の同名小説は読了済み。二部構成で視点を変えた語り口や母娘の逃避行のリアルさに感心した記憶あり。主要演者と監督が登壇したイベントは型通りの挨拶だったが、身近に見る女優陣は煌びやかなオーラを放っていた。殿方は彼女らの脚線美にさぞ目尻が下がったことだろう。さて肝心の本作。まずはエピソードの取捨選択と冒頭の裁判シーンを加え、ラストを変えた脚色(シナリオ)を褒めたい。次いで役者。母性や嫉妬や屈折やら、これらをパセティックに演じて見どころ満載。中盤から早くも我が涙腺は決壊状態。映像はたった数秒のシーンに、活字では幾万語もかかる描写を負わせることが出来る。これぞ映画の力なり。小池栄子のキャラを変えたり、センスの悪い挿入歌の洋楽(反してエンドロールに流れる中島嬢の楽曲は素晴らしい)や劇団ひとりのキャスティングなど、不満がないわけではないが全体の完成度から考えれば瑕僅である。ズルズル泣きはしたが原作同様、終演後は感動と共に爽快感すら感じられた。被災地から届いた真っ赤なカーネーションを一本もらい帯同者と老舗のカレー屋で食事と合評。夜は梯子鑑賞でもと思ったが佳作の余韻を楽しみ早目の帰宅。
怒涛の7連休の初日である。夜更かしして明け方就寝。10:00起床。讃岐うどんのブランチを孤食して居間で寛ぐ。午後、地下鉄に乗り有楽町・マリオンの丸の内ピカデリーまで。年下の男友達が入手してくれた本日封切・初日挨拶付きの邦画を鑑賞。原作となった角田光代の同名小説は読了済み。二部構成で視点を変えた語り口や母娘の逃避行のリアルさに感心した記憶あり。主要演者と監督が登壇したイベントは型通りの挨拶だったが、身近に見る女優陣は煌びやかなオーラを放っていた。殿方は彼女らの脚線美にさぞ目尻が下がったことだろう。さて肝心の本作。まずはエピソードの取捨選択と冒頭の裁判シーンを加え、ラストを変えた脚色(シナリオ)を褒めたい。次いで役者。母性や嫉妬や屈折やら、これらをパセティックに演じて見どころ満載。中盤から早くも我が涙腺は決壊状態。映像はたった数秒のシーンに、活字では幾万語もかかる描写を負わせることが出来る。これぞ映画の力なり。小池栄子のキャラを変えたり、センスの悪い挿入歌の洋楽(反してエンドロールに流れる中島嬢の楽曲は素晴らしい)や劇団ひとりのキャスティングなど、不満がないわけではないが全体の完成度から考えれば瑕僅である。ズルズル泣きはしたが原作同様、終演後は感動と共に爽快感すら感じられた。被災地から届いた真っ赤なカーネーションを一本もらい帯同者と老舗のカレー屋で食事と合評。夜は梯子鑑賞でもと思ったが佳作の余韻を楽しみ早目の帰宅。