創業より半世紀の料亭

3/30（月）曇り
満開となった桜並木を横目に花見通勤。午前雑用。フライング気味に同期たちとランチに出る。虎ノ門ヒルズ内にあるアジアンレストランで90分一本勝負の食べ放題、と云っても壮年の胃袋に無理は出来ず1,200円也の元は取れたとは思えず。夕刻、田端の兄弟会社で期末売り上げの打ち合わせ。そのまま東京駅前の八重洲にある料理屋で幹部社員を接待。時代から取り残されたような一画にある古色蒼然とした佇まい。老女将のキレの良い接客と吟味されたコース料理を堪能する。キンメダイの煮つけと〆のが鶏蕎麦が絶品でございました。地下鉄を乗り継いで日付が変わる頃に揚々帰宅。

ストロボ・エッジ

3/29(日)曇り時々小雨
冷戦続く。8時起床。枕元には愛犬。9時の上映開始に間に合うように近所のシネコンへ。中学生の女子グループが過半を占めるコミックス原作の邦画を鑑賞。さすがに少し肩身が狭い。以前観た『アオハライド』と同じ作者らしい。設定も同じような・・。まぁ他愛のない恋愛モノであるがティーンエイジの頃には、この他愛のなさが重要でありましょう。主演の男女優は旬の勢いがあってなかなかよろしい。何にしろ疾走する美少女というのは絵になりますな。小屋は豊島園そばにあり、終映後に洒落たレストランで健康的なランチを摂って石神井川沿道を1時間ほどのんびり散策。5分咲きの桜が美しい。ジムでエクセサイズをして帰宅。自室の閉じこもって熟睡。夜はパソコンで見逃していたドラマ鑑賞や友人とメールの応酬。

闇のうつつに我は我かは／博士と彼女のセオリー

3/28（土）晴れ
愛犬が布団に乗って覚醒。時計は10時。自転車に跨り駅前で散髪と喫茶。次いで朝昼食兼ねて中華そば。隣駅にある小さな小屋で知人が出演している芝居が本日初日。この女優のご主人と隣り合わせで2時間の観劇。文学座の女優が書き下ろし戯曲は戦中と現在を交互に描いた反戦モノ。お若いのによく勉強されている。2年前にも同様の企画ものを観たが文科省推薦のような真摯な作品でありました。ジムでエクセサイズを終えて、東武練馬のイオンシネマで今年度のオスカー（主演男優）を獲った英国映画を鑑賞。著名な物理学者の夫婦愛を描いた作品。美しいシネマトグラフィー。難病に侵されつつ名声を得てゆく主人公をエディ・レッドメインが好演。それ以上に妻役を演じたフェリシティ・ジョーンズの存在感に圧倒された。ラストのシークエンスなどは如何にも映画的で涙腺決壊。名作誕生である。帰宅してパソコンを開くと長く癌で闘病生活をしていた旧友の訃報が飛び込んできた。合掌。

劇場版 PSYCHO-PASSサイコパス

3/27(金)晴れ
有給消化月間と銘打って期末繁忙期にも拘らず優雅に休暇をとる。明け方就寝10時起床。定番の朝食を摂って、まずは清掃。日中から悪習に精を出していると頻繁に携帯へ業務連絡が入る。午後から外出。郵便局で同居人の所得証明を取得。まぁ便利になりました。地下鉄に乗って雑司ヶ谷まで出張る。このあたりの街並みは入り組んで何度来ても迷う。都下有数の墓地を通り抜けて目指すクリニックで精密検査の日程を決める。市電が横切る雰囲気のある商店街で美味くもない蕎麦をたぐる。徒歩で池袋へ移動してサンシャインシネマでアニメ映画を鑑賞。平日にもかかわらず春休みのティーンエイジャーのグループ・カップルで場内4割程度の入り。深夜TVの劇場版らしいが予備知識一切なし。時代背景や人物相関が解らないとチト辛い。既視感満載で同じ製作会社の傑作【攻殻機動隊】の劣化版という印象。ジムで遠泳を2キロ。ファミレスで遅い夕餉を孤食。咲き始めた夜桜を眺めてのんびり帰路に就く。

22時過ぎの奉公先

3/26（木）晴れ
晴天なれど風冷たき。三寒四温。蕾が膨らむ桜の開花は週末か。終日、事務所でデスクワーク。昼食と喫煙に屋外に出るとコート姿も多い往来。期日の迫った契約のために同僚とひたすらパソコンに向かう。月初の出張の段取りなんぞも行う。周囲は残業慣れした猛者ばかり。各駅停車に揺られて駅前の牛丼屋で遅い夕食。深夜の帰宅に愛犬も気づかず。

幸運の占い

3/15（水）晴れ
東京に桜の開花宣言が出た、と朝のTVニュース。願をかけた御籤が当り幸先良し。しかし皮肉なことに名古屋は最低気温3度と肌寒い。6時起床。入浴と朝食を済ませて7時には送迎バスに乗り込む。ひかりと東海道、次いで身延線に乗り換えて2時間丁度に富士宮駅に降り立つ。寒波のお蔭で霊峰富士の絶景が拝めた。全国180数か所の浅間神社の総元締め浅間大社の桜もちらほら。取引先の担当者に異動の挨拶。滞在20分。特急とこだまを乗り継いで品川到着は正午。そこから特殊ミッションを1時間。夕方には田端の兄弟会社で期末売り上げの協議。夜は新宿で毎度の定例会。序盤にトップを2回獲り後半は我慢と防戦で久々の大勝。駅前のファミレスで夜食をつついて帰宅は午前様。

鰻屋は家族経営に限る

3/24（火）晴れ
帯同者の調達したレンタカーで店舗実査。2度目であるから勝手も解る。昼食に名古屋名物ひつまぶしを奢る。古色蒼然たる店舗で老夫婦が切り盛りする隠れたる名店。3千円を切って大変リーズナブル。味付けは少し濃く焼きも強い。午後は兄弟会社と打ち合わせ。夕刻、刈谷の取引先で商談1時間。帯同者を残してホテルへ戻る。前夜と同様の安寧な夜を過ごして快適。

尾張出張

3/23(月)晴れ
起床時間を間違え終業ギリギリに奉公先へ出勤。ボケてますな。午前雑用、午後は新横浜経由で名古屋を目指す。寒が戻って尾張も冷える。早めにホテルへテックインして自慢の露天風呂とサウナで汗を流す。ゆったりしたツインのベッドで優雅に読書。環境音楽を聴きつついつの間にやら白河夜船。

暗殺教室／イントゥ・ザ・ウッズ

3/22（日）曇り
近所の沿道に並ぶ桜並木の蕾は開花直前と云った面持ちで膨らんでいる。7時起床。朝食後にインドアで眠気覚まし。次いでシネコンで邦・洋画の梯子鑑賞。かたや少年漫画が原作の荒唐無稽な学園モノ。いっぽうは著名なメルヘンを繋いでビターな味付けを加えたディズニー提供のミュージカル。体調もあったのだろうが、正直両作とも終盤で意識不明となる。一旦帰宅して午睡。夕刻、ジムでエクセサイズ、ファミレスで夕食を摂りつつ長い読書。贔屓作家・佐藤正午の超絶技巧の小説を読了。ジャンル分けは難しいが我はハードボイルドな恋愛小説として読んだ。

仁義なき戦い／仁義なき戦い 広島死闘編

3/21(土)曇り
8時起床。朝食後に池袋へ出張る。新文芸坐では引き続き菅原文太の特集中。週末から代表作の仁義～シリーズ。初回開始10時には場内満席。9割以上が中高年のおとっさん達である。70年代場末の名画座のオールナイトといえば、この演目と相場が決まっていた。何回スクリーンを見上げたことだろう。何度観てもその画面に迸る熱気に圧倒される。幸福な4時間。ジムでの遠泳を終えて駅前の定食屋で夕餉を孤食。帰宅して気になるドラマをユーチューブで1作目から順に観てゆく。便利になったもんです。

北海グルメ

3/20（金）曇り
5時起床。深夜のTV放送で60年代洋楽を漫然と見る。入浴後にバイキングの朝食。さすが食の宝庫の北海道。いくら丼やジンギスカンまで取りそろえたメニューは豪華絢爛。10時に宿を出て厚別の取引先で商談30分。これにて業務終了。拠点のメンバーと焼肉のランチ。ラムの肉が柔らかく美味い。ゆっくり空港で土産を買い、予定より1時間ほど早い便に乗り換えて17時帰京。2時間ほど残業をしてジムへ寄り2時間のエクセサイズ。深夜のファミレスで一休みして深夜帰宅。

再び札幌

3/19（木）曇り
定刻に自宅発。8時半には羽田着。ラウンジでトマトジュースとモーニングコーヒー。昼前に千歳空港着。北海道もコートが不要なほど暖かい。フードコートで人気の回転寿司で昼食。若い店員がえらく威勢が良い。筋子やニシンなんぞは珍しい。皿を重ねてお会計はお二人様で4千円強。午後からはレンタカーを調達して恵庭、琴似、発寒の店舗視察。早めに札幌に入りホテルにチェックイン。ひと風呂浴びて心身スッキリ。明るいうちから穴場の割烹で牡蠣やらハラミやら蟹やらで一献。ほろ酔いになった帯同者の目が光り、彼の誘いでススキノの30年以上続く老舗のクラブで怪しくも艶めかしいショウを楽しむ。詳細略。宿に戻って夜鳴きソバの夜食。部屋でTVニュースを見ているうちに意識不明。

ベストメンバーでの接待麻雀

3/18（水）曇り
7時起床。寝坊である。駅前のマックで昨日同様マフィンを詰め込む。午前中、社内打ち合わせ。取引額をミニマムにして再申請予定。午後はひたすら資料作り。夕刻、田端の兄弟会社へご機嫌伺い。帯同者とファミレスで一服。相方は明るいうちから生ビール。伝聞した悪い噂を愚痴るも気は晴れず。名誉棄損で訴えようかしらん。そのまま新宿へ移動して毎度の定例会。気心知れたメンバーと上がったり自模られたり。収支トントンで終了。各駅停車に揺られて悄然と帰宅。

春の人事（椿事）

3/17（火）晴れ
日中は２０℃を記録したそうで、いよいよ春の到来を感じさせる陽気となった。午後から新横浜の取引先へ期末案件発注のお願い。帰社してやれやれと思う間もなく晴天の霹靂。４月移動の内示を受ける。自分にとって大変珍しいことではあるが、退社後に新橋の居酒屋で早く酔った者、またはでかい声の者勝ちの宴席で管を巻く。同年代３０年以上の付き合いのある者同志遠慮会釈のない本音の会話。久し振りにスッキリして帰路に就く。

さいはてにて～やさしい香りと待ちながら～

3/16(月)曇り後雨
曇天の週明け。気分も晴れず。週末の出張に向けて事務仕事。同僚の仕事ぶりにイライラ。夕刻、茅場町の取引先へ出向き契約完了。そのまま地下鉄で銀座まで。丸の内TOEIにて公開3週目の邦画を鑑賞。広い劇場に観客10名前後。閑散である。奥能登の海岸沿いにある珈琲焙煎店を舞台にしたヒューマンドラマ。演出は台湾の女流監督。予告編を見ただけでは昨年公開された大女優企画主演の駄作と類似しているが、こちらの出来栄えは数倍宜しい。どうかと思うシーンや設定はあるがキチンと映画になっている。ロケーションと主演女優と子役に星献上。グラビア出身の助演女優のみミス・キャストではないか。ふたりの子連れには見えない。うまい珈琲が飲みたくなった。終映後に入ったファストフード店の薄いコーヒーが恨めしい。