Il film del sogno

現実逃避の夢日記

きさらぎ駅

2022-06-30 21:45:14 | 映画
6/30(木)晴れ
猛暑延々。6:30起床。日々起床時間が早くなるもバテ気味である。散歩を終えると日中はエアコンの効いた部屋でダラダラ、と云うのは我が仔のことで、オトナは炊事・洗濯・清掃・ついでに仕事と何かと気忙しい。11:45駅前歯科でマウスピースの経過観察。シリコン樹脂を嚙み切らんばかりの損傷が深夜の歯ぎしりの痕跡である。おぞましい。今後は歯茎のケアも致しましょうと来週の予約を入れさせられる。昼食にスペシャル焼きそば。夕方、カフェで一服してのち、暑気払いにジャパニーズホラー映画を鑑賞。18:40上映開始回には観客ヒトケタと閑散。前半はPOVによる回顧譚、後半はヒロインがトレースして≪カメラを止めるな≫的構成の作品。チープさを逆手に取った工夫が功を奏した面白味あり。スター不在の低予算作品だが、ウエルメイドで解りやすい世界観など、スタッフのアイデアと努力に好感を持った。遠州鉄道特別協賛。憑依(ゾンビ)ものやデスゲーム感も兼ね備え小技が効いた都市伝説系怪談といったところか。初主演となる恒松祐里の存在感も良し。佐藤江梨子が意外やホラー顔であることに気が付いた。こうした邦画は応援したくなる。帰宅して我が仔をトリマーから引き取る。子犬のように精悍になった相棒と夜のお散歩。


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現役管理者の強運

2022-06-30 08:14:51 | 日記
6/29(水)晴れ
7:00起床。むちゃくちゃ暑い。我が仔と散歩していると首に保冷剤を巻いているワンコがいた。これはアイディアである。TVニュースでは大型台風の来襲と同じで猛暑は天災です、不要不急の外出は控えましょう、と云っているのには笑った。家人は納戸と呼ぶ我が書斎(執務室)にはエアコンがない。朝食がてら仕事をしようと近所のファミレスへ出向く。入ってすぐに異常な室温に気が付く。4~5人いる客はメニューを団扇にして困惑顔。鼻の頭に汗をかいて料理を運んでいる店員に『空調、故障?』と聞くと『これで目一杯です』とのこと。天井を見上げるとエアコンの通風孔は閉じたまま。『あなたの為すべきことは以下の2点。①直ぐに大きな模造紙に≪空調故障中、御迷惑をおかけいたします。現在、修理依頼中。復旧目途は不明です。≫と書いて入り口に貼ること。②本部に報告して直ぐに修理業者を派遣してもらうこと。』と、云い捨てて灼熱の表に出る。午前中は一駅隣の同じチェーン店(こちらは冷房ギンギン)で優雅に仕事。午後は和室のエアコンの清掃で汗を流す。夕方、新宿で元同僚と卓を囲む。周囲は年寄りばかりなり。時間をかけて半荘3回をゆっくり打って戦績は映画一本分の損失。最年少、現役の中間管理職の後輩が独り勝ち。『諸先輩方相手に勉強させて頂きました』と、偉くなる人間はあくまで如才ない。日付が変わる頃帰宅。飛び出してきた我が仔と深夜の長い散歩に出る。
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漆喰か珪藻土か

2022-06-28 20:17:54 | 映画
6/28(火)晴れ
7:00起床。猛暑続く。本当にまだ6月か?我が仔と散歩、果実の朝食、自室が暑く仕事に全く身が入らぬ。昼にモリ蕎麦に夏野菜を煮込んで冷やした具を乗せる。発汗により失われた塩分を補給する意味で濃い目の味付けにしてみる。醤油は偉大である。午後、思い立って駅前のリフォーム会社を訪ねる。和室の襖、障子、畳を新調して、カビの生えた聚楽壁がどうにも気になる。素人がDIYで左官の真似事をして失敗しても難儀である。ここは専門家に頼もうと思ったのである。建設・マンション管理・修繕・リフォームと手広くやっている地場企業であるが、祖業は左官業であることは知っていた。2階の受付で来意を告げると眼光鋭くガッチリした体格の老人が出てきた。なんと、毎朝のように犬の散歩であって世間話をする古老であった。伝説の左官職人で家督を息子に譲った会長様であった。お互い大笑いで商談は進む。近所のよしみだ安くするよ、追って担当から連絡させます、と心強いお言葉。公園を一周してカフェで一服、帰宅すると担当者から着信アリ。直ぐに下見にきて今週中に見積します、とのこと。さてさて如何なる素材・意匠で塗り替えるか・・・
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つゆあけ

2022-06-27 19:39:51 | 日記
6/27(月)晴れ
7:00起床。真夏の日差し。我が仔と散歩に出るが、明日からはもっと早くしないと息があがる。正午のニュースで関東地方の梅雨明けを知る。例年より20日以上早いとか。まだ6月ですから。仕事は取引先の役員への祝電のみ。午後は庭の清掃を少々。小一時間草取りをしてシャワーを浴びたように全身汗まみれになった。夕方、隣町のカフェまで遠征。冷房の効いた室内で優雅に新聞を精読。帰宅して我が仔と2度目の散歩。さて、こいつをいつ床屋へ連れてゆこうかしらん。

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ベイビー・ブローカー

2022-06-26 20:51:08 | 映画
6/26(日)晴れ
梅雨が明けたのではないかと思われる快晴そして猛暑。北関東では40℃に達したところもあるそうな。7:00強い日差しで目が醒める。久しぶりにベランダに布団を干す。我が仔と散歩、ファミレスで朝食、ジムでエクセサイズ。何と先週の名古屋旅行から理想体重をキープ。血圧上105下85と正常値。13:00一旦帰宅。納戸の整理を2時間ほど。再び外出してシネコンで14:45上映開始の是枝裕和監督の新作を鑑賞。カンヌでソン・ガンホが男優賞を獲っておりましたな。場内お若い女性中心に4割程度の入りは健闘の部類。俳優・スタッフ・ロケーション全て韓国(人)。これは邦家を舞台にしても成立するお話。施設に設置されている≪赤ちゃんポスト≫から子供を連れ去るブローカーふたりと母親、それを追う女性警官コンビ。視点が定まらない、変化に乏しい、エグミが足りない、などと思う人もいるかと思ふ。それは昨今の刺激満載の韓国映画を観馴れているからで、これは紛れもなく是枝映画である。登場人物が疑似家族のようにそれぞれを支え合って螺旋状に絡まっていくシナリオが素晴らしい。少しずつ心情が変化してゆくのを役者が繊細な演技で見事に演じていた。省略と奥行きの妙。ラストはややメルヘンチックになったが、エンドロールにかぶるサウンドトラック(Jung Jae-il作曲のピアノ曲)が、わが胸中の余韻と共鳴した。帰宅して我が仔と長い2度目の散歩にでる。
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国宝 犬山城

2022-06-25 20:19:19 | 旅行
6/25(土)晴れ
尾張名古屋は朝から晴天。7:00起床。周辺1時間ほど散策してシャワーを浴びる。9:30駅前のレンタカー店舗でメンバー集合。まずは近所の喫茶店でモーニングをオーダーして観光計画を協議。せっかく車を借りたのだからと程よい距離の犬山を目指していざ出発。小一時間で到着。室町時代の天文6年(1537)に建てられ、所謂現存天守12城のひとつにして国宝指定された5城にも選ばれている。別名・白帝城。木曽川のほとりの小高い山の上に建てられた天守最上階からの眺めはまさに絶景でありました。川辺には遊覧船が緩やかに運行され、高層ビルなどない城下は緑地も多く長閑な田園風景。飲食店・土産物屋が居並ぶ城下町のレストランで遅い昼食。名古屋帰還16:00。新幹線に飛び乗って19:00前には自宅着。我が仔と長い散歩に出る。東京も暑かったようだ。
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四半世紀で街は変わるか

2022-06-25 19:48:01 | 旅行
6/24(金)晴れ時々曇り
7:00起床。藺草の匂いが家じゅうを覆って、その精神安定効果は絶大である。居間の真ん中で深呼吸を繰り返す。我が仔と散歩。正午まで真面目に仕事。午後の散歩を終えて自宅発。14:49品川発の東海道新幹線に飛び乗る。車中で駅弁を食べて新聞を精読しているうちに16:22名古屋到着。駅中心を1時間ほど散策して地下鉄東山線に乗って上社で下車。30年前に6年間住んでいた街である。新築同然だったマンションは健在。向かいのスーパーは駐車場に。バッティングセンターや病院は変わらず。通っていた喫茶店やすし屋は店舗のみ残り廃業した模様。幼かった子供と遊んだ公園のブランコに乗って少々センチメンタルな気分になった。中心部の栄に戻り19:00から宴席。かつての同僚4人と大いに盛り上がる。22:00明日もあると云うことで早めのお開き。むかし良く通った老舗サウナでひと汗流して日付の変わる頃にホテルへチエック・インして泥のように眠る。
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畳は部屋の中にある森である

2022-06-23 20:35:51 | 日記
6/23(木)曇り
終日曇天で蒸し暑い。7:00起床。我が仔と散歩。9:00前に畳屋の兄ちゃんが軽トラックでやってきた。城西地区で三代続く老舗だそうな。『新規参入がなくて良いね』と云うと、地元には8軒の同業者あり後継者不足だそうな。幼少の頃は3年に一度は畳替えをして筋骨隆々たる職人が太い針で縁を縫い付けていた。最後に薬缶から飲んだ水を≪ぷはぁ~≫と畳に吹いておりました。それは祖父の代でオシマイ。親父も機械と霧吹きで作業してました、とのこと。いまは技量よりは藺草の目利きなどが重要だそうな。襖の張替え業者同様に会社を除外して直契約しよう、そのかわり和室6畳二間分の国産高級藺草で発注するから、と持ち掛けると快諾・商談成立。夕方には持ってきますと、サクサクと畳を担いで帰って行った。ガランとした和室の続き間の床板にクリーナーをかけて水拭きで清める。四周は細かな埃が堆積していた。我が仔と2度目の散歩から帰って遅い昼食を摂っていると建具屋が襖8枚を持ってきた。さすがプロフェッショナル、文句のない出来映え。1時間後には畳屋の3代目も納品に現れ、こちらも仕上がりは完璧。熊本・八代のブランド藺草の香りは素晴らしい。フィトンチッド(樹木から放散され殺菌作用もある芳香成分)、ジヒドロアクチニジオリド(紅茶や緑茶にも含まれる芳香成分)、αーシペロン(リラクゼーションに役立つ生薬カヤツリグサ)・バニリン(バニラの香り)などを含んでいる。あぁ日本人なら畳の上で往生したい。
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尾張(B級)グルメ考

2022-06-22 20:19:48 | グルメ
6/22(水)曇り時々小雨
5:45起床。前夜不快な事件あり寝覚めが悪い。それでも出勤日ゆえ泣き出しそうな曇天の空を見上げて駅へ向かう。7:15奉公作到着。かつての同僚が今週末で退職するとのことで軽い挨拶。13:00蕎麦屋で毎度の遅めの定番昼食。午後は今週末に予定している名古屋小旅行の帯同者へ、当地の名物料理の紹介文をラインに流す。以下引用。****三英傑を輩出した尾張名古屋(中京地区)には独特の食文化あり。同地域で頻繁に使われる表現に[おねうち]がある。関東で使われる値打ちモノ、とは微妙に違うニュアンスを醸し出す。食い物に限定すれば、安くて、量があって、更には美味い(濃い)と三拍子そろっていないとイケないようである。良く云えば質素倹約、悪く云うと吝嗇(ケチ)な県民性が生んだ言葉だと思う。・・・で、あるから当地のグルメ(特にB級)は、味のシッカリしたメリハリの利いた料理が多い。さて我らが中京滞在は長くとも2泊3日、朝昼晩におやつの間食を加えても10食程度。朝からヘビーメニューは非現実的で空腹は最大の御馳走である。良く遊び腹を空かせて臨みたい。以下、どのガイドブックにも掲載されている料理に蘊蓄を傾け品評してみたい。
・ひつまぶし(ウナギ)
関東は蒸してから焼くが、中京圏は関西風に直火でこんがり。
お櫃に飯と細かく切ったかば焼きを盛る。
1.まずはそのまま 
2.ねぎやきざみ海苔、わさびなど薬味をかけて
3.最後にだし汁をかけて茶漬け風に
味は首都圏の老舗で上うな重(5千円以上)に比較すれば遜色ありだが茶碗3杯で満腹になって舌代3千円台は[おねうち]である。
名店[あつた蓬莱軒]ほか[備長]は市内に点在。
どこで食べても味と値段は似たり寄ったり。
鰻と云えば遠州浜松が有名だが、実は生産量日本一は愛知県三河一色である。
・味噌煮込みうどん(山本屋)
味噌煮込みうどんの代名詞のようになっている[山本屋]は大正時代の創業。
初体験者には腰のあるというより硬い紐皮には驚くと思う。
敷居の高い老舗らしく大した具も入っていないうどん1杯に千円と高額。
但し、その吟味された素材と奥行きのある味噌味は滋味深い。
ザッツ八丁味噌が堪能できる。
分家や同業店もあり、柔らかい麺やトッピングも選べるが、スタンダードを知りたいのなら外せませんな。
・手羽先(世界の山ちゃん、風来坊)
所謂飲み屋でのつまみで食事のメインディッシュにはならない。
味付はスパイシー。まぁ、ビールのお供、酒のアテにはベストパートナー。
名古屋コーチンは全国区の鶏ブランドであるが、高級鶏料理の老舗も幾つかある。≪宮鍵≫など、その手の名店は予約が必須なので今回は見送りか。
・あんかけスパゲッティ(ヨコイ)
名古屋B級グルメのエース格。
最近は関東でも食べられるが、名物は現地で食べたいものである。
極太面を≪油≫で揚げてトマトベースの餡に癖になる香辛料の味付けは唯一無二。普通盛りでも300gのボリュームはまさに食べ盛りの若者向き。
トッピングも個性的で初体験時には[なんじゃこれ]と思ったが、あのソースには不思議な中毒性あり。
・味噌カツ(矢場とん)
固有名詞が一般名詞化しつつある味噌カツ専門店。
そのブランド名は創設時の所在地・矢場町から。現在の≪大須≫にあたるその周辺は、中部地方の若者文化の先端を行く地域でもある。大須観音やアーケード商店街には雑多な店舗が居並び観光名所としても名高い。
・台湾ラーメン(味仙)
これも名古屋めしを代表する旨辛ブランド。創業は1960年。
現在、名古屋市内に複数店舗を展開するが、兄弟姉妹の暖簾分けで味も微妙に違う。ラーメンばかりがクローズアップされているが、青菜炒めやアサリ・シジミ・牡蠣の料理もパンチがあって美味。
・コメダ珈琲
発祥の地で味わう小倉トーストの味は格別。
コメダばかりでなく、名古屋を中心に中京地区は≪普通≫の喫茶店で供される過剰サービスは是非体験して頂きたい。モーニングサービスや茶請けの豆菓子、鉄板ナポリタンなどは土産話にはなります。
・ラーメン(寿がきや)
創業から75年、300店舗近くを展開して中京圏の若人たちのソウルフードである。その店舗でも部活帰りの学生がラーメンとソフトクリームを平らげている。あまりお上品とは云えない味付けが如何にもジャンクで名古屋的であるが、これも中毒性がある。
・きしめん
蕎麦もうどんもあるが、やはり尾張に参じたら一度は食しても良いかも。
食わせるところは幾らでもあるが、新幹線ホームの立食いが一番うまい!と云う人は意外と多い。
運営している≪住よし≫の特徴は何と云ってもキチンと取った出汁(ムロアジトとソウダカツオ)と冷凍ではあるが弾力のある麺とのコラボだろう。
・天むす
名古屋めしの代表格ではあるが、発祥は三重県津市。
それほど騒がれるほどのシロモノか?とは、思うがファンは多いようですな。
まぁ何処でも売っているのでお土産にどうぞ。冷めてもそれなりに美味い。≪千寿≫が本家のブランド。
・お土産編
坂角(エビ煎餅)、ういろう、納谷橋饅頭、守口漬(奈良漬)、などなど・・う~ん、決定打がないですねぇ。
わたくしは伊勢の名物≪赤福≫を定番にしております。(笑)***以下略


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濡れた赫い糸

2022-06-21 20:34:04 | 映画
6/21(火)曇り
7:00起床。9:00までに仕事を済ませ、我が仔と散歩。午前中は和室の柱と鴨井の漂白を行う。アマゾンで調達した≪アサヒペン 白木漂白クリーナースーパー 500ML≫は溶液と粒剤を混ぜて塗布して汚れを浮かせて漂白する仕組み。黒光りしていた部分はそれなりの効果あり。白木は自然にできた飴色の艶もまた年季が入ってよろしい。夕方、散歩がてら隣町のファミレスへ出向き甘味摂取と読書。夜はアマゾンプライムにて2005年製作の邦画を視聴。原作は元山口組顧問弁護士・山之内幸夫の書いた『実録 女師 遊廓 信太山エレジー』。監督は≪鬼火≫や≪皆月≫の望月六郎で主演は北村一樹。題名から想像した通り、昭和のロマンポルノのようなストーリーと作風。その手の諸作には散々お世話になったので好意的な鑑賞となる。脇役陣(高岡早紀、吉井怜、奥田瑛二)の熱演も特筆しておきたい。男も愚かなら女も愚か。男女の機微や腐れ縁が判らなければ面白くもなかろう。そもそも女衒、ヒモ、花街など、今では死語でありましょう。

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3人のキリスト

2022-06-20 21:06:14 | 映画
6/20(月)曇り
7:00起床。我が仔と早めの散歩。9:00までに仕事を済ませる。10:30定例のズーム会議。欠伸をかみ殺して11:30終了。12:00我が仔と2度目の散歩。曇天なれど気温も上がり蒸し暑い。遅い昼食に頂き物の淡竹(はちく)を豚肉とエノキを甘辛く煮込んみ、錦糸卵、大葉、もみ海苔、摺り胡麻をモリ蕎麦にかけて食す。美味なり。そこらの蕎麦屋で1,500円は取れると思ふ。14:00ネットで予約した襖張替え業者がやってきた。和室の襖、計8枚の張替えを依頼することにしたのだが、肝心なのはその種類。標準品は3,600円~で上はキリがない。忌憚のない質疑・問答をしているうちに仲良くなり、会社通さずに個人として請け負ってもらえないだろうかと、ダメもとで悪魔の囁きを持ちかけると、すんなり快諾。そんじゃ折角だからと見栄を張って最高級の和紙に枠の補修も頼んで結構な金額になった。金具や端数はサービスしますと大将ご満悦。建具の取れたガランとした和室は広々としている。夕刻、駅前カフェで一服。夜はネットフリックスで2017年製作(本邦未公開)の米国映画を視聴。監督は≪フライド・グリーン・トマト≫のジョン・アヴネット。主演は喜寿を超えてるリチャード・ギア。時代は1959年、イエス・キリストだと自称する3人の精神病患者と彼らを実験的に治療しようと試みた精神科医の交流を描く、実話を基にした物語。この精神科医の試みは紆余曲折・試行錯誤の末に失敗したのだが、映画は脚色によりラストにドラマチックな展開をみせる。精神病棟モノには佳作多し。本作もピーター・ディンクレイジ、ブラッドリー・ウィットフォード、ウォルトン・ゴギンズという渋いキャスティングで、その演技合戦は見物でありました。彼らの繊細な言動を見聞きすれば、狂っているのはどちらだろうと錯覚もする。
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メタモルフォーゼの縁側

2022-06-19 20:34:30 | 映画
6/19(日)晴れ
8:00起床。既に陽は高く猛暑を感じさせる。我が仔と散歩、ファミレスで朝食、ジムで遠泳とサウナ。体重増減なし。血圧上105下84と正常。一旦帰宅して我が仔と2度目の散歩。15:30近所のシネコンで邦画を鑑賞。中高年中心に4割程度の入りは健闘の部類か。原作は同名のコミックスらしいが未読。BL漫画を愛する女子高生と老女の交流。芦田愛菜と宮本信子のキャスティングはありそうで意表を突いている。ふたりともややオーバーアクトなのが気にはなったが後半には馴れた。タイトルが秀逸。それは印象的な老女の自宅(昭和の日本家屋)にある。愛菜ちゃんは、前作≪星の子≫にも感心したが、作品の選択眼(まぁ周囲のオトナでしょうが)がよろしい。劣等感に苛まれる普通の女子高生を熱演して好感がもてる。贔屓の古川琴音がしっかり爪痕を残しておりました。シナリオ・岡田惠和の手練の仕事振り。エンドロールにかぶる主演ふたりのデュエット≪これさえあれば≫には心躍った。オリジナルはブルースバンド≪T字路s≫の楽曲だが、これはベストチョイス。暖かな心持で帰路に就く。


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恋は光

2022-06-18 21:16:09 | 映画
6/18(土)曇り後雨
7:00起床。新調したマウスピースをしての初就寝。違和感はそれほどない。散歩、ファミレスで朝食、シネコンで映画鑑賞という定番のコース。10:45上映開始の邦画は昨日から公開。観客15人全員おっさんというのは驚いた。原作コミックスあるようだが未読。お話の骨格は典型的な学園(恋愛)もの。堅物の主人公は恋する人が発するオーラが見える、と云うのが新味か。開巻10分で佳作の予感。各キャラがパツンと立って、コミカルで実に切ない。ロケーション(岡山)も良し。これまで西野七瀬を良いと思ったことなどないが、これは文句なし。売り出し中の神尾楓珠、おっとりした平祐奈、儲け役の 馬場ふみか。主要4人のアンサンブルと、それを活かしたシナリオも書いた監督:小林啓一の演出力を褒めるべきだろう。調べてみると10年前の長編デビュー作≪ももいろそらを≫以来、全編公開時に劇場鑑賞している。特に≪ぼんとリンちゃん≫は年度ベストの一本。次回作が楽しみである。一旦帰宅して我が仔と散歩。夜は内装関連の手配と資金算段に頭を悩ませる。
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峠 最後のサムライ

2022-06-17 21:10:17 | 映画
6/17(金)曇り時々晴れ
7:30起床。9:00散歩と朝食。午前中は真面目に仕事。午後から自室の清掃。なぜ知らぬ間に埃は堆積するのであろう。昼食に馬に食わせるほどの野菜サラダとパン少々。夕方、隣町のシネコンまで出向き本日初日の邦画を鑑賞。17:10上映の回には中高年中心に30名程度と出足は鈍い。司馬遼太郎の同名小説は10代の頃に読了。我が父は越後・見附の産で、学校は長岡へ通った。勉強しろとは一度も云われたことはないが、この小説だけは読んでおけと渡されたのである。蛇足ながら母は桑名の生まれで、われは戊辰戦争の敗者連合の末裔なり。こじつけではなく昔から薩摩・長州の出身者とは馬が合わぬ。生意気盛りの頃に読んだ、ローカル藩士の武士道精神やら矜持など、当時はピンとこなかったが、外交優先、合理・能力主義、その先見性などなど、いま読み直すと確かに傑出した人物だったのであろう。もうひとり郷土の偉人に山本五十六がいるが、その気質は県民性か。映画は極めて原作(史実)に忠実。だが、ドラマチックな展開を期待すると肩透かしを食うと思ふ。負けるとわかっている戦に挑み、子々孫々に希望を託した弱小藩の家老の生涯はいぶし銀のようである。監督は黒沢明の高弟・小泉堯史。丁寧に作り込まれたセット・美術・衣装などに師匠ゆずりのこだわりが感じられた。19:30帰宅。我が仔と3度目の散歩に出る。
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ブラック アンド ブルー

2022-06-16 21:03:10 | 映画
6/16(木)曇り
7:00起床。9:00までに一日の仕事を済ます。散歩、朝食、昼食の仕込みで午前終了。12:30歯科医で歯ぎしり対策のマウスピースを受け取る。シリコン系とおぼしい軟弱なそれは食品トレイを思わせる。2週間使用して様子を見ましょうと主治医。診察代と併せて2,760円也。午後は襖の張替え。素人の悲しかな仕上がりがいま一つ。残りはプロに頼もうか。夕刻、駅前カフェで一服。帰宅して我が仔と3度目の散歩。夜はネットフリックスで洋画を視聴。2020年製作。主演は英国出身のナオミ・ハリス。汚職警官の殺人現場を偶然ボディカメラで撮影してしまった新米警官の主人公(ヒロイン)が、仲間からもギャングからも追われる身となるサスペンス・アクション。まぁ定番のポリスものでありますな。ヒール(悪徳警官)にフランク・グリロ。相手が強くて憎々しいほどお話は盛り上がる。出来過ぎ感あれど、米国の病巣である麻薬・汚職や人種差別・貧困など、フィクションでデフォルメされているとはいえ恐ろしい。それにしてもハリスは四十路過ぎていることに驚き。八面六臂の大活躍。これは普通に面白かった。

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