Il film del sogno

現実逃避の夢日記

汝懊悩を秘めるなかれ

2006-12-30 03:49:00 | 日記
12/29(金)晴れ
寝坊する。寝坊ついでに不貞寝する。
ダラダラしているうちに正午になる。
あれこれ考えているうちに夕方も近い。
地下鉄で繁華街へ出る。
髪を切る。
百貨店の雑踏にもまれる。
結局買い物はせず某所で時間をつぶす。
柄にもなく生きる意義を考える。
誰の為に働いているのか。
不吉ではあるが死後の世界を夢想する。
夜道をひたすら当てもなく逍遥する。

帰宅して洗面台を掃除する。
少し気が晴れる。
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あるいは裏切りという名の犬/硫黄島からの手紙

2006-12-30 03:42:00 | 日記
12/28(木)晴れ
気分の重い朝。
昼までが長い。
来客あり。怪しきファンドによる再生計画の算段を聞く。
午後より銀座へ出る。
テアトル銀座で『あるいは裏切りという名の犬』を鑑賞。
渋いおフランス映画。かつてはお家芸だったノワールものである。
都内単館上映だからか毎回満席の盛況だとか。
高年齢層過半。
開始10分で傑作の予感。あとはテンション途切れず唸りと嘆息の2時間弱。これは痺れた。ダニエル・オートゥイユ、ジェラール・ドパルデューの二枚看板が熱演。
各処で散りばめられた伏線が上手く、各キャラも陰翳深く、サウンドトラックもよし。
遅い昼食(早い夕食)をとり、余韻をかってそのあと丸の内ピカデリーで『硫黄島からの手紙』を梯子鑑賞。
これは再見。
終映は22:00。
帰宅は何故か午前様。嗚呼。

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鉄コン筋クリート

2006-12-29 13:09:00 | 日記
12/27(水)晴れ
昨夜から一転、春のような陽気。
千葉の五井から神奈川の相模原まで横断し一日潰れる。
年末恒例の定例会中止の決定。
夜、池袋サンシャインシネマにて『鉄コン筋クリート』をレイト鑑賞。
若年層中心に5割に入り。
松本大洋の同名劇画の映像化。
原作未見。『ピンポン』の作者だそうな。
しかしこの特異なキャラと世界観は観客を選ぶな。ということはコアなファンにはたまらないということになる。
クロとシロ。叙情と狂気を孕んで疾走する二人の少年。
アニメだから出来る、またアニメでなければ出来ない快作。

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傷心の濡れ鼠

2006-12-27 05:31:00 | 日記
12/26(火)雨
終日雨、時折激しく降り続く。
ごく短い距離をタクシーで銀座まで。
ついで地下鉄を乗り継ぎ平和島まで。
夕刻、年末年始のスケジュールを打ち合わせ。
19:30 八重洲地下街の串揚げ屋で恩人と忘年会。

駅から濡れて帰る。
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雑踏と静寂

2006-12-26 00:05:00 | 日記
12/25(月)曇り
早朝より光が丘へ。
ファミレスでモーニングコーヒー。
以降、武蔵関、雑司が谷、神田と挨拶回り。
鬼子母神前昼食。神田のコーヒーショップで一休み。
郊外から都心へ。
人口密度の緩急を駅舎で列車で商店街で飲食店で感じる。

スキーのお誘いメールあり。
そんな季節である。
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掃除と炊事に明け暮れ聖夜

2006-12-25 23:53:00 | 日記
12/24(日)晴れ
早朝起床。午前、池袋へ。
靴クリーム、インコの餌を買う。
デパートの地下食料品売り場で国内産の鶏一羽ほかを購入。
帰宅して掃除の続き。
夕刻よりディナーの準備。
チキンの丸焼きを2時間かけてオーブンで焼き上げる。
メリークリスマス。

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冴えない一日

2006-12-23 23:38:00 | 日記
12/23(土)晴れ
暖かい。
昨深夜、DVDで『オープン・ユア・アイズ』を再見鑑賞中、意識不明となり朝を迎える。
再度、布団で寝直し目が覚めれば10:00を廻っていた。
キムチチャーハンを作り、食べながら廻らぬ頭を振って、さて何から始めるか思案する。
とりあえずクリーニング屋へ冬服を出しに行く。
向かいのディスカウントショップでお掃除用品一式購入。
近所の茶店でコーヒーを飲みながら新聞を読む。
帰宅して紅茶を一杯。
戸袋の不要物を捨てる。
納戸の整理をする。
箪笥・クローゼットから2年以上着ていない服を選り分ける。
物置を片付ける。
駐車場の屋根を修理する。
脚立から足を滑らせる。
そうこうするうちにもう日が暮れる。
夕餉の買出しに行く。
帰って調理を始める。
ひたすら食べる。
食器洗いの際に気になっていた鍋・ヤカンをついでに磨く。
金属タワシとクレンザーでピカピカになったそれらを眺め一服点ける。
紫煙を吐き出し、深い達成感を味わう。

冷蔵庫から生協で買った冷凍ティラミスを取り出す。
愛犬が寄ってくる。目ヤニを取ってやる。
犬は人間の5~6倍の速さで歳をとるそうな。そうかお前も中年だな。



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池袋でモツ鍋

2006-12-23 23:35:00 | 日記
12/22(金)曇り
いつもと変わらぬ週末。
午前来客あり。午後、横浜・鴨居へ。
とんぼ返りで豊島区・大塚。
夜は池袋で秘密結社のような例会・忘年会。
西口の怪しき雑居ビルの7階のモツ鍋料理屋へ参集。
2次会は日本海庄屋で日付が変わるまで歓談。
終電で帰宅。
明日から大掃除でも始めるか。

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名古屋のお好み焼き

2006-12-22 00:56:00 | 日記
12/21(木)晴れ
やや寝坊。9時過ぎの新幹線で三河安城へ。
昼前到着。駅構内のレストランでメンチカツ定食。タクシーで某自動車メーカーへ。
商談5分。帰りは名鉄で名古屋へ出る。
地下鉄に乗って終点前の駅で下車。尋ね人は不在。
幹線道路沿いを歩き、嘗て6年住んでいたマンションを見上げる。
隣の喫茶店は往時のままである。
入店して一休み。
栄に出る。ダラダラ散歩をする。観覧車に驚く。
知人を尋ね、納屋橋の高級お好み焼屋で懇親。料亭を思わせるエントランス。
生地・素材良し。美味なり。
20時お開き。のぞみで帰京。
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真昼ノ星空

2006-12-22 00:39:00 | 日記
12/20(水)晴れ
早朝よりミーティング。
昼は八重洲の地下街で鶏南蛮蕎麦とカツ丼。
腹ごなしにそのまま日本橋界隈まで歩く。
野暮用数件。
羽田で人と会い再度日本橋へ。
そのあと恵比寿へ向かう。
独楽鼠のような一日。
帰宅後、パソコンの小さな画面でGAOが配信している『真昼ノ星空』を鑑賞。公開は今年の夏?見逃していた邦画。
鈴木京香とワン・リーホン主演、香椎由宇の銀幕デビュー作。
静かなでしとやかな恋愛映画でありました。
まぁ、沖縄を舞台にすると2割方点が甘くなるのでありますが。

実姉より蜜柑のお歳暮。
深夜に御礼メール。
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冷戦続行

2006-12-20 02:45:00 | 日記
12/19(火)晴れ
昨夜から冷え込む。
早朝、橋本に到着。
モーニングコーヒーを飲む。
帯同訪問。
新宿ルミネにて昼食。
午後、申請やら来客やら。
帰宅後、病身の義妹を迎えにゆく。
殺伐たる一日。
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銀杏は雌樹になる

2006-12-19 00:42:00 | 日記
12/18(月)晴れ
明け方就寝。2時間ほどの浅い眠りから覚めると随分冷え込む。
午前定例のミーティング。
午後、府中へ出張る。甲州街道は色づいた銀杏の落葉で黄金の絨毯のようであった。そのあと銀座へ。
商談やら交渉やら。
すっかり残業癖が付いて憮然。
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王の男

2006-12-17 21:01:00 | 日記
12/17(日)晴れ
晴天、暖気あり。
明け方までダラダラ夜更かし。
10時起床。昼過ぎ池袋へ行く。
シネリーブル池袋にて『王の男』鑑賞。
4割程度の入り。
16世紀初頭の朝鮮。旅芸人チャンセンと相棒の女形コンギル。都では暴君ヨンサングンが、妓生上がりの官女と日夜遊び呆けている。2人は、芸人仲間と宮廷を皮肉った芝居を王の前で披露する・・・。
韓国では歴代動員数新記録を樹立したそうな。最下層の大道芸人が、宮廷に招かれたことから、重臣や愛妾の陰謀と策略に巻き込まれていく。いかにも男性的なカム・ウソンと【美貌】のイ・ジュンギとの対比が面白い。残忍な王の悲哀まで演じたチョン・ジニョンも上手い役者だ。
但し、観劇中、前の席の子供がぐずって集中力を欠かれて残念至極。
それと何故か大傑作【覇王別姫】と比較してしまった。
良く出来た大河ドラマでした。
夕刻戻り、昨日同様、手料理持参でお見舞い。本日のリクエストは鳥の唐揚。
摩り下ろした玉葱と隠し味の豆板醤、衣に溶き卵を使うのがミソ。
ああ料理は楽しい。厭事雑事をしばし忘れる。
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カレーコロッケ

2006-12-17 01:47:00 | 日記
12/16(土)晴れ
前日継承暖かい。今年の暖冬は決まった。
長野のスキー場が雪不足でオープンが延期されたというニュースを見た。
午前ドライブ、送り迎え。
身内が急性肝炎で緊急入院。
コロッケが食べたいと訴える。
昼過ぎ、調理を始める。
ジャガイモをつぶし、肉と野菜をいためる。奇をてらってカレー味にする。
病院に持参。
見舞い客多し。10分で辞す。
帰路、30年来通う喫茶店でコーヒー。
夥しいコミック雑誌を眺める。

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イカとクジラ

2006-12-17 01:41:00 | 日記
12/15(金)晴れ
暖かい。
恵比寿へ直行。野暮用を済ませいつもの喫茶。
午後、ひたすら雑用をこなす。
なお残業する。20:00、思いたって新宿へ出る。
武蔵野館で『イカとクジラ』を鑑賞。
1980年代後半のブルックリンが舞台。丁度20年前である。
スノッブな両親が突然の離婚。
父は元売れっ子作家だが、今はしがない大学講師。
母は「ニューヨーカー」誌でのデビューを控えた有望な新人作家。
ブンガクを生業とする両親には12歳と16歳の息子がいる。両親の離婚に戸惑う子供たちはそれぞれの形で反抗を始める。
乾いたユーモア、切ない設定、細部にこだわったシナリオがシリアスでリアル。
歪んだインテリ家族を鋭い洞察力で描いた(監督・シナリオ)のは、新進気鋭のノア・バームバック。
ジェフ・ダニエルズとローラ・リニーの夫婦というのは上手いキャスティング。

親子は一生縁が切れないが、夫婦は所詮他人。


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