劇場版ラジエーションハウス

4/30（土）晴れ

昭和の日。旗日。連休二日目。8：00起床。我が仔と散歩、ファミレスで朝食、シネコンで昨日から公開の邦画を鑑賞。観客は若年層やや多く４割程度の入り。原作コミックス未読、TVシリーズ未見。類似多い医療モノの群像劇。肝は裏方の診療放射線技師たちにフォーカスしたことだろう。予備知識なくても人物配置とキャラ設定（色恋・ライバル・コメディーリリーフ）などは実にわかりやすい。CX系の特色である軽いノリが気にはなるが、劇映画に仕立てる為の派手なエピソードやロケーションは悪くはない。主演の窪田正孝・本田翼はキャリアを重ねて成長しましたな。我が目当ては広瀬アリスだったのだが、脇役陣にも見せ場があり総花的でそれも良しか。帰宅して我が仔と長い散歩。暑くも寒くもなくベストの気候。夕方からジムでエクセサイズとサウナ。体重１㌔増、血圧上108下85。夜はひたすら読書。

ツユクサ

4/29（金）曇りのち雨
6：00起床。我が仔と散歩、ファミレスで朝食、シネコンで本日初日の邦画を鑑賞。観客は中高年層以上が過半で３０名程度と出足は鈍い。全国１００館の興行規模だが、このテーマと内容は単館向きではないか。監督が≪愛を乞うひと≫の平山秀幸、主演が≪転校生≫≪廃市≫以来の贔屓・小林聡美というのは個人的にはソソるのだが。伊豆を舞台にした心に傷を持った中年男女の恋愛譚。設定やエピソードに新味はない。ゆえに役者の技量と演出で見せるしかないと思うのだが、少々あざとく感じたのは我の斜に構えた意地悪からか。まぁ大袈裟に考えず大人のメルヘンと考えれば良いと云うことか。テーマ曲の≪あなたの心に≫を懐かしむのは還暦以上の世代だろう。中山千夏の歌声にグッと来た。昼前に２度目の散歩。午後から降雨。自室にこもって読書と音楽鑑賞。７０～８０年代ポップスを大音量で聴き流す。

望郷と海／黒パン俘虜記／収容所から来た遺書

4/28（木）晴れ
8：00起床。散歩、朝食、真面目に仕事。午後も散歩、昼食、仕事。夕方、早退？して駅前の床山へ。我が仔と同じサマーカットにする。駅前のミスドで読書と甘味摂取。夜もひたすら読書。併読している３冊はいづれも刊行時に読んでおり再読であった。初版の奥付を見ると1972年、1983年、1989年。詩人・石原吉郎の随筆、胡桃沢耕史の直木賞受賞作、辺見じゅんの大宅壮一ノンフィクション賞受賞作。題材はいづれもシベリア抑留がテーマ。思うところあり読み直したのであるが、戦争と云う事態は、人々にかくも過酷な体験をさせるのだ、と云うことを改めて再認識した。明治のキリスト教思想家・内村鑑三は、平和なときに平和論を唱えるのは容易く、戦争になってから平和論を唱えることこそ勇気が必要になると云っている。

ストレンジャー・シングス 未知の世界

4/27（水）曇り後時々晴れ出

出勤日。7：15奉公先到着。業務内容省略。昼食に讃岐うどん。微妙な値上げがあったようだが気づかず。15：50ひっそりと定刻退社。池袋から徒歩移動。駅前のファミレスで読書と甘味摂取。18：00帰宅。我が仔と長い散歩に出る。夜はネットフリックスで独占配信の連続ドラマを視聴。同僚に薦められた作品。シーズン４まで続いているようだが、まずは2016年製作の初回と２回目を視聴。失踪した子供の捜査と超自然的なホラー、SF要素、学園モノの群像劇、などなど盛り沢山。更には1980年代という時代設定と舞台がインディアナ州という田舎であることがミソであろう。これは当分楽しめそうである。

明け方の若者たち

4/26（火）曇り時々晴れのち雨
春らしい目まぐるしく変わる天候。少々蒸し暑い。7：00起床。散歩、朝食、仕事を少々。9：00カーポートの屋根材を取り付けに業者が定刻到着。これが今回の大規模修繕の最後の工事となる。10：00リフォーム会社の美人営業ウーマンが約束の時間にやってきた。確認書を交付して請求書を貰ってシャンシャンと引き渡し完了。完工記念に作った紅白の大福を振舞う。午後は雑用で駅前の銀行まで通帳印字。東京電力へ防護管の価格についてクレームの電話を入れる。埼玉県東松山市の保健所から施設に入っている義父がコロナに罹ったとの連絡あり。幸い一晩で熱も収まって現在は平熱となっているが、高齢ゆえにケアの為に入院中とのこと。大事にならずに何より。夜はアマゾンプライムで見逃していた邦画を視聴。2021年製作、監督は弱冠24歳の松本花奈。同名の原作小説あるようだが未読。 北村匠海と黒島結菜を主演に据えた青春恋愛モノ。明大前、下北沢、高円寺と舞台となった地域は嘗ての我がテリトリーである。学生から社会人となったカップルの出会いと蜜月と別れを丁寧に描いていた。これは自然な科白廻しのシナリオと繊細な演出を褒めるべきだろう。旬の役者の熱演にも大いに感心。両名売れているだけのことはありますな。余勢を駆って本編の半分の尺のスピンオフ作品≪ある夜、彼女は明け方を想う≫も視聴。誰もが同様な経験をしたことがあるであろうノスタルジックな佳作だと思ふ。

セカンド・アクト

4/25（月）晴れ
快晴、初夏の陽気ふたたび。7：30起床。我が仔と散歩。朝食後にネット会議に参加。連休の谷間はなるべく休めとのお達しあり。9：00から足場業者が撤収作業を行い、金属音が騒がしい。昼にタケノコをふんだんに使った特製焼きそば。午後の散歩はTシャツ一枚である。15：00業者の作業完了。シートの取れた陋宅は新築と見紛う威容。庭の四周を清掃して見上げれば感無量である。夕刻、馴染のカフェで一服。陽が高くなったので我が仔と黄昏時に三度目の散歩を楽しむ。夜はネットフリックスで独占配信の洋画を視聴。2018年製作のジェニファー・ロペス製作・主演作。21世紀の女性版≪摩天楼はバラ色に≫だな。如何にもスターを起用した聖林成功譚。出来過ぎ感は当然あれどエピソードの繋ぎやサブキャラの配置や人生訓をさりげなく挿入した科白の応酬など、実に上手い。細かな突っ込みを入れてはいけない。どん底から大企業のコンサルにまで上り詰めるJ.Loを拝めるだけで有難いと思わねばなるまい。まっ、そういう作品である。それにしてもあの美肌と体型維持には相当な努力と資金が必要だろう。

マリー・ミー

4/24（日）曇りのち雨
8：00起床。我が仔と散歩、ファミレスで朝食、シネコンで洋画鑑賞。観客は中高年中心に20名未満と閑散。演目は先週末から公開のジェニファー・ロペス、オーウェン・ウィルソン主演で≪ノッティングヒルの恋人≫と類似のラブストーリー。このふたり五十路を超えても若々しい。ここまで綺麗に定石を展開されると観念するしかない、という出来映え。恋多きロペス嬢の私生活を地で行くようなキャラクターに感心かんしん。そう云えば彼女をスクリーンで観るのは≪ シャル・ウィ・ダンス?≫の米国リメイク版以来ではなかろうか。ダンスのキレ良く、歌は相変わらず上手い。帰宅して出世作≪セレナ≫をネットで再視聴。四半世紀経ってもスターの輝きは衰えず。午後からは小雨がダラダラと降る続く。玄関廻りや仏壇の清掃などをする。

カモン カモン

4/23（土）晴れ
快晴続く。8：00起床。トリマーで高校球児のようなサマーカットにしてもらった我が仔と散歩。近所のファミレスで朝食と新聞精読。11：00隣町のシネコンで昨日から公開のインディー系洋画を鑑賞。中高年層の単身者中心に3割程度の入り。監督は前作から５年振りのマイク・ミルズ。寡作のフィルムメーカーだが、毎回そのシナリオには感心する。主要キャストは母親と９歳の男の子、その伯父の３名だけ。それぞれ問題を抱えているが、それは我々と同じレベルのもの。本作の肝は子どもを大人と対等に扱い、ひとりの人間として向き合っている点だろう。LA、NY、デトロイトなどを巡るロードムービーでもある。更には劇中のインタビュー番組のリアリティはドキュメンタリー作品を思わせる。意図されたモノクロの画面と饒舌な会話劇。タイトルは≪こっちへ来い≫ではなく≪前へ前へ≫なんですな。ホアキン・フェニックスの好演と子役の自然な演技が印象に残る。母親役のギャビー・ホフマンは『フィールド・オブ・ドリームス』の子役だったとは驚き。渋い佳作でありました。一旦帰宅して我が仔と２度目の長い散歩。夕刻、ジムでエクセサイズとサウナ。目標体重達成！今週はタケノコが主食であったからか。血圧上92下72とこちらも低数値。

初夏の剪定

4/22（金）晴れ

未明に雨も上がり快晴の一日。7：00起床。我が仔との散歩、朝食。申し訳程度の仕事を小一時間。連絡事項にメールの応酬。午後、二度目の散歩。気温は27℃迄あがってシャツ一枚でも汗ばむ。昼食に昨日の残り物（餃子と蕎麦）。ずっと気になっていた生垣（レッドロビン）の剪定を行う。その名の通り刈り上げたあとの新梢を真っ赤に染める習性を持っており、花言葉≪賑わい≫のように盛大に葉を拡げている。後始末を含めて1時間半の肉体労働。夕刻、カフェで甘味摂取と読書。夜は馴染の花屋で贈答用の花束を調達する。

ヤーラ

4/21（木）曇り時々晴れ後雨
8：00起床。工事業者がやって来てカーポートを支える工具を取り付けてくれた。外壁塗装のスペシャルオプション。破損していた雨樋も交換してくれて大満足。我が仔と散歩に出て朝食。10：00には電気工事業者が来て２階ベランダにエアコン３台を再設置。こちらもネジや緩衝材などを一新して上々の出来栄え。遅い昼食に餃子をつくる。頂き物のタケノコをふんだんに使って、我ながらほれぼれする完成度。餡の中身や味付けには好みもあろうが、包み３年、焼き８年。この国民的点心の最も傾注すべきは焼き加減にある。夕刻、カフェで一服して長い散歩。途中で小雨がぱらつく。夜はネットフリックスで独占配信の洋画を視聴。2021年製作のイタリア映画。実話に基づいたサスペンス（法廷）スリラー。かの国の警察組織と司法制度の違いが面白かった。中年美人女性検事が主人公で、彼女が軍隊（？）を指揮して捜査をするのである。途中から科捜研の女のようなDNA鑑定で犯人を特定。それにしてもイタリアは盗聴OKなんですな。関係者全員から生体を取れるというのもすごい。陰惨な事件でモヤモヤするシーンがなくはないが、90分と云う尺と役者の熱演で最後まで飽かずに楽しめました。

人生相談

4/20（水）曇り
6：00起床。出勤日。前日昼に我が仔と居間で転寝をした為か目が醒めて眠りに入れず。浅い眠りを１～２時間程度か。7：15奉公先到着。春の人事で異動してきた旧知の同僚何人かと久闊を叙す。２０代の頃、地方拠点で仕事の苦楽を共にして遊びもした僚友もあと何年かで定年とか。業務は単純作業にして退屈なり。昨日から新入社員が配属されたようだが、一瞥すればすぐに判る。緊張の面持ちでスーツ姿もぎこちない。15：50定刻退社。帰路、カフェで一服。18：00帰宅して我が仔と長い散歩に出る。夜は摩耗したエアコン架台の土台にゴムラバーを張る。高橋源一郎の毎日新聞で連載されている人生相談が１冊の本にまとまった。最近の書籍購入は古本専門だったが、久し振りに新刊購入。多感な頃に『さようなら、ギャングたち』（1981年）に感銘してからのファンである。4度の離婚歴と5度の結婚歴、更にはギャンブル依存症のポストモダンの作家の回答は切り口が実に面白い。

タケノコづくし

4/19（火）晴れ後曇り
7：30起床。我が仔と散歩から戻ると早速タケノコの調理に勤しむ。茹で上げて一晩寝かせたタケノコは凄まじい灰汁が出ていた。強い生命力がゆえの毒素だろう。微かな苦みも、また旬の食物ならではである。そういえば≪筍≫と云う漢字は竹冠に旬だな。まずは一番大きな１本は２合の米をかつお出汁と併せて超定番のタケノコ御飯。油揚げとエノキを薬味程度に加える。副菜として、まずはこれもド定番の土佐煮。カツオ節と干し椎茸、更には深みを出すために干しエビ投入。わかめと青菜を添えた煮びたしは極薄味の和風仕立て。明太子で和えキムチをトッピングした一品はパンチあり。マヨネーズとアボカドにレモンを加えたドレッシングで和えれば優しく濃厚な一品。薄切りの牛肉を撒いてオイスターソースで焼いて中華風。オリーブオイルとニンニクでソテーして胡椒を振ればステーキ風。牛蒡と人参の細切りと合わせてピリ辛に炒めてきんぴら。最後に大根・胡瓜・ツナと合わせて胡麻ドレッシングを和えてサラダ。全８品を作り終えた頃に土鍋の飯も炊けた。全品並べて記念写真を撮って従妹へ≪いただきま～す≫とライン送信。ほどなく≪あんたもヒマねぇ～≫と返信あり。12：30予約した歯科医で奥歯の治療。唸るドリルで削られる我が臼歯。時折神経に触れると汗が噴き出るほど痛い。小一時間の施術と型取りで心身ヘトヘト。お会計4,230円也。次回ブリッジ装着は連休後。15：00リフォーム会社の検査官が到来。足場を上下左右してダメ出しを幾つか。さすがプロの眼は違う。フィリピン人研修生が迅速かつ正確な補修で仕上がり万全。足場解体は来週とのこと。やれやれ漸くシートが取れる。

おいしい家族

4/18（月）曇りのち雨
曇天の週明け。散歩に出て朝食を摂り、仕事はネットの会議に参加してオシマイ。午後の散歩途中から雨降り。帰宅して我が仔にシャワーを浴びせる。夕方、宅急便で桑名の従妹から旬のタケノコ（大小１２本）が到来。先日、彼女の息子の就職祝いの返礼。これはエビで鯛を釣った。早速、大鍋３つに米糠と唐辛子を入れて茹でる。明日からタケノコ三昧である。夜はネットフリックスで2019年製作の邦画を視聴。監督・脚本は、ふくだももこ。主演・松本穂香、脇に板尾創路、浜野謙太、笠松将、モトーラ世理奈などインディー好みの布陣。ふくだ/松本のコンビは≪君が世界のはじまり≫（2020年）を公開時に観て感心、この過去作は見逃していた作品であった。監督自身の出自や経験が色濃く反映されているようだが、昨今の新しい家族の形態を垣間見た心地。人生はロールプレイではないかと思うときがある。男女を演じ、子供を演じ、恋人を演じ、夫婦を演じ、親を演じる。ゲイだろうと、オトナになれなかろうと、未婚だろうと、子をもうけなかろうと、それも人生だろう。式根島の景観が素晴らしく、おはぎは美味そうで、本多俊之の音楽が印象的だった。

アイデンティティー

4/17（日）曇り時々晴れ
曇天で思ったより気温も上がらず朝夕肌寒い。8：00起床、散歩、ファミレスで朝食。帰路、区長と区議の補欠選挙の投票へ。両者とも若い革新（野党）系に投票。昼前に戻り我が仔と長い散歩。休日返上で作業に来ている外装業者へビールの差し入れ。リフォーム会社の美人営業マンも経過視察にやってきた。夕方、三度目の散歩。夜はネットフリックスで2003年公開の洋画を視聴。監督 ：ジェームズ・マンゴールド、主演はジョン・キューザック、脇にレイ・リオッタ、レベッカ・デモーネイ、アルフレッド・モリナなどそれなりに豪華。話題にはなったのだろうが未見でありました。同種の作品には≪サイコ≫≪ファイト・クラブ≫≪シャッターアイランド≫などあり、題名だけでネタバレとなりそうであるが、90分で実にコンパクトにまとまって良く出来ていた。謎解きの後に更なるドンデン返しもあり徹底している。やはり映画は１にシナリオ2に役者だな。あぁ面白かったと素直に云える佳作。

名探偵コナン ハロウィンの花嫁

4/16（土）曇りのち晴れ
長雨も朝方には止んで雲の影から陽が射す。8：00起床、散歩、ファミレスで朝食、シネコンで映画鑑賞。演目は昨日から公開の邦画アニメ。コミックス・TV版ともに未読・未見。但し２５年前の劇場版第一作『時計じかけの摩天楼』は当時住んでいた名古屋で親族の小僧（漫画・TVアニメのファン）に付き合わされて一緒に鑑賞している。過酷な仕事漬けの毎日でオープニングから高鼾をかいて寝入ったことだけは憶えている。それにしても一日２５回上映というのは凄まじい。10：50の上映回も子連れ、アベック、グループなどで８割超えの入り。わが鑑賞動機は出来心である。ネットの評価によるとシリーズでも上位ランクの出来栄えらしい。本当か？キャラに思い入れがないので鑑賞眼は冷たくなるが、作画もストーリーも造りが少々雑なように思えた。３０分アニメであればまだしも劇場版と銘打って木戸銭を取るのだから、キチンと作り込んでほしい。国際組織（ロシア）や派手な爆破と意外な真犯人、と云われても説得力がない。少々落胆して帰宅。我が仔と２度目の長い散歩に出る。夕刻、ジムでエクセサイズとサウナ。体重増減なし。血圧上104下84。夜はひたすら読書。